ダイソー「BBQ便利シート」。その実力を試してみた! | 調理器具・食器 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • 調理器具・食器

    2021.06.30

    ダイソー「BBQ便利シート」。その実力を試してみた!

    BBQコーナーで発見した謎の黒いシート

    先日、ダイソーのBBQコーナーで、見たことのない黒いシートを発見しました。

    その商品がこちらです。

    その名も、「BBQ便利シート」。サブタイトルに掲げられた「鉄板いらず!」の文字が、興味をそそります。

    使用方法を確認すると、網の上に載せるだけで、鉄板のように使用できるようです。紙のように薄いシートですが、果たして本当に鉄板の代わりになるのでしょうか。今回は3つの料理を作り、その実力を試してみました。

    料理1.目玉焼き

    まずは「しっかりと熱が伝わるのか」「焦げ付かないのか」を確認すべく、目玉焼きづくりを行ないます。

    網の上にシートを設置。シートサイズは30cm四方と結構大判です。

    シートはグラスファイバーという耐熱性不燃性で高い素材で作られており、耐熱温度も260Cと高熱に対応しています。

    見た目は布のようですが、触るとツルツルした感触です。

    卵を焼いてみました。

    熱した炭を網の下に準備し、シートを網の上にのせました。すぐに熱が伝わるようで、シートを置いてすぐでしたが、ジューと音を立てます。熱の伝わり方も問題ないようです。

    良い感じで白身が固まったので、フライ返しで持ち上げてみます。

    全く焦げ付いていません!

    フライ返しがスっと卵の下に入り、全くシートに焦げ付いていませんでした。卵の白身部分もしっかり焼け、裏面は少し香ばしく、黄身部分は半熟と、良い焼き加減で焼けました。

    料理2.チーズフォンデュからのパリパリチーズ

    次に、チーズフォンデュを作ります。今回はシートの上で直接チーズを溶かしたいので、マッシュポテトで土手を作り、その中にピザ用チーズを入れます。

    マッシュポテトの土手を準備するために、一度シートを網から外しました。火傷が心配なのでトングでシートを持ちあげましたが、すぐに熱が抜け、テーブルの上でチーズフォンデュの準備をすることができました。

    ※シートの熱の冷め具合は、環境により異なりますので、シートを移動する際はトングや耐熱グローブを利用するなど、火傷に十分気を付けてご移動ください。

    準備ができたら再び網の上に置き、過熱します。

    チーズの周りで、具材も過熱していきます。

    ピザ用チーズにもすぐに熱が伝わり、とろりと溶けました。

    パンも良い焼き加減に。

    チーズフォンデュを楽しんだ後、そのままチーズを焦がし、パリパリチーズを作ります。パリパリに焼けたチーズが焦げ付いてしまうのか実験です。

    チーズが焼けたようです。

    スルリと剥がれました!

    チーズも全くシートに焦げ付かず、パリパリチーズも簡単に剥がれました。出来上がり具合も、パリパリとしたチーズとホクホクのポテトが相性良く、上々の出来です。

    料理3.タレ付きポークステーキ

    鉄板や網でタレ付き肉を焼くと、タレがこびり付いて、洗う際が大変です。ではこのBBQシートでは、どうでしょうか?

    焦げ付きやすいタレ付きのポークステーキをしっかりと焼くことで、試してみました。

    タレがグツグツ。焦げ付くまでしっかり焼いていきます。

    ポークステーキも、問題なく焼き上がりました。

    今回はさすがに、BBQ便利シートも汚れました。お肉の脂とタレの焦げがべったりと付いています。

    汚れの落ち具合をチェック

    説明書によると、「使用後は、水または中性洗剤で洗い、乾燥させてください」と、表記されています。しっかり汚れや焦げ付きが落ちるのか、さっそく洗ってみました。

    Before。油や焦げがこびり付いています。

    After。完璧に汚れが落ちました。

    中性洗剤(食器用洗剤)で洗ってみると、面白いくらいスルリと焦げが落ちました。汚れの落ちやすさも良いですが、鉄板と比べると紙のように軽いので、お手入れも簡単です。

    結論、「BBQ便利シート」は本当に便利だった

    3つの料理を作ってみた結果、BBQ便利シートは、名前の通り、便利アイテムでした。

    網や鉄板では焦げ付きやすい食材も、このシートを使えば焦げ付かず、上手に調理ができました。もし焦げ付きなどが生じても、簡単に洗い落とすことが可能です。

    また、大変軽く、丸めることができ、コンパクトに収納できるのも嬉しいポイント。鉄板は重いですし、フライパンはかさばりますが、このシートなら手軽に持ち運ぶことができます。

    今回は四角い大型のグリルで使用しましたが、シートはハサミで簡単にカットできるので、他の形のグリルでも活用できそうです。

    110円で手に入れることができる、手軽で便利な「BBQ便利シート」を活用して、アウトドア料理の幅をさらに広げてみてはいかがでしょうか。

    私が書きました!
    ライター
    にーわ
    島の自然と人の温かさに魅了され、夫婦で移住した沖縄在住ライター。海辺や森の中でファミリーキャンプ・アウトドア、そして食べる事が趣味。よりキャンプ飯を盛り上げるべく初級バーベキューインストラクターの資格も取得。家族で楽しめるアウトドア情報をお届けします

    NEW ARTICLES

    『 調理器具・食器 』新着編集部記事

    炊く、煮る、焼く、蒸す!曲げわっぱをモチーフにしたスノーピーク「ワッパークッカー」

    2024.04.22

    HARIOのおすすめコーヒーミルを紹介!アウトドア向けモデルも

    2024.04.20

    スノーピークマグカップ5選|保温保冷に優れ軽量丈夫な名品チタンマグ

    2024.04.20

    キャンプでのコーヒー時間がリッチに!ゼブランからアウトドアで使うガラスサーバーが登場

    2024.04.12

    アウトドアの食器問題を解決!原料は紙と漆でわずか14gと軽量、かつ丈夫な新感覚漆器はいかが?

    2024.04.11

    人気のライスクッカー5選|キャンプで簡単に美味しいご飯を炊こう!

    2024.04.09

    アウトドアで至福の料理が楽しめるおすすめ調理器具11選!自然に優しいテーブルウェアも紹介

    2024.04.05

    カルディで買えちゃう!小型で便利なアウトドア用クッカーが数量限定で登場

    2024.03.31