
手がけたのは、ブッシュクラフト界のカリスマとして知られるデイブ・カンタベリーが率いるブランド「パスファインダー(PATHFINDER)」。無骨で実用的なアイテムには定評があり、今回の新作もその例に漏れない仕上がりだ。
焚き火調理や野営に心惹かれるアウトドアファンなら、チェックしておきたいギアとなっている。
ブッシュクラフトの現場で磨かれた、本気の道具たち
焚き火調理や野営スタイルのキャンプに憧れるなら、知っておきたいのが「パスファインダー」というブランド。
ブッシュクラフト界のレジェンド、デイブ・カンタベリーが主宰する米国の「パスファインダースクール」で実際に採用されているブッシュクラフト用ギアのブランドだ。
道具はすべて、ブッシュクラフトに欠かせない「5C(Cutting Tool・Combustion Device・Cover・Container・Cordage)」という基本要素に基づいて設計されているから、とにかく実用的でタフ。焚き火や調理といったリアルなシーンでしっかり活躍してくれる「本物志向」のギアばかりだ。
焚き火好きの心をくすぐる、実力派ギア2選
そんなパスファインダーから、今回は2つの注目アイテムが登場。
ひとつは、焚き火とも相性バッチリのステンレス製「ブッシュポット」。もうひとつは、扱いやすさと鉄の風合いを両立した「カーボンスキレット」。
どちらも、自然の中での“本気キャンプ”を支えてくれる頼れるギアだ。
1、タフな環境でも頼れる、実力派!ステンレス製ブッシュポット

焚き火での調理や、野営スタイルのキャンプを楽しむなら、やっぱりほしくなるのが「ブッシュポット」。今回登場した新作は、頑丈な304ステンレススチール製。ガシガシ使えて、ハードなフィールドでも頼れる存在だ。
サイズは2種類。ソロやデュオで使いやすい950mlと、少人数グループにも対応する1900ml。スープや炊飯はもちろん、水を煮沸したり、雪を溶かしたり、シーンに応じて幅広く使える万能クッカーだ。

ハンドルは、グローブをしたままでも持ちやすいワイド仕様。使わないときはペタンとたためてスッキリ収納できる「バットウィング型」だから、持ち運びにも便利。トライポッドなどに吊るせるベイルハンドル付きで、焚き火調理との相性もいい。
フタには注ぎ口とDリング付きの持ち手がついていて、パスタの湯切りもラクラク。

細かいところまで気が利いてるから、使ってみるとその実力を実感できるはず。
焚き火派のキャンパーなら、ひとつは持っておきたい「本気仕様」なので、ギア好きには見逃せないはず。
950ML ブッシュポット

価格:6,710円(税込)
素材:304 ステンレススチール
容量:約950ml
サイズ:Φ約10.8cm (底面外径)、H約12cm (フタ頂点を含む)
重量:約342g
1900ML ブッシュポット

価格:7,700円(税込)
素材:304 ステンレススチール
容量:約1900ml
サイズ:Φ約13.7cm (底面外径)、H約14cm (フタ頂点を含む)
重量:約396g
2、「ちょうどいい」を叶える、カーボンスチール製スキレット

「鉄のフライパンは憧れるけど、重さと手入れがネックで」という人にぴったりなのが、このカーボンスチール製のスキレット。
パッと見は鋳鉄のような無骨なルックス。でも実際は、薄手で軽量、扱いやすさバツグン。しかも、表面には「ケースハードン加工」が施されていて、面倒なシーズニングは不要。買ってすぐに使えるのもありがたいポイントだ。

熱がじんわり入り、焦げつきにくく、傷つきにくい。焚き火やバーナーでも、ストレスなく本格調理を楽しめる。
サイズは直径約20cm。ソロキャンプはもちろん、ちょっとしたグループ調理にも使いやすい絶妙なサイズ感。

ハンドルは折りたためる設計だから、収納時は驚くほどコンパクト。荷物をミニマルにしたいキャンパーはもちろん、キッチンのスペースが限られている単身者の家でも大活躍してくれそう。
カーボン スキレット

価格:7,920 円(税込)
素材:ケースハードン (表面硬化処理) 加工カーボンスチール
サイズ:Φ約20cm、D約5cm
重量:約567g
WEBページ
自然と向き合う、夏の準備
自然の中で火を起こし、料理を作る。そんなシンプルな営みを、もっと自由に、もっと楽しくしてくれる「パスファインダー」の道具たち。頼れるギアと一緒なら、アウトドアがもっと身近になるはず。
この夏、自然の中へ一歩踏み出してみよう。きっと、記憶に残る時間が待っている。