「キャデラック・エスカレード」迫力&ゆったり感は世界一!これぞ王道のBIGアメリカンSUV | 試乗記 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

試乗記

2016.07.01

「キャデラック・エスカレード」迫力&ゆったり感は世界一!これぞ王道のBIGアメリカンSUV

キャデラックの最上級SUV「エスカレード」

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現行モデルは第4世代。外観のデザインなどをリフレッシュした後期型が正規輸入されている

エンジンの排気量を小さくして、燃費効率を高めたダウンサイジングは世界的なトレンド。
クルマのサイズ自体、長さや高さを抑えたコンパクトRVが増えてきている。かつて圧倒的なデカさと迫力で世界をリードしたアメリカ車も然り。日本車と見まがうような扱いやすいSUVが続々と登場しているのだ。
ただし、それは日本を含めた海外マーケットでの話。アメリカ本国では相変わらずドデカいSUVが君臨している。そのひとつが老舗の高級車ブランド、キャデラックのエスカレードで、GM(ゼネラル・モーターズ)・ジャパンが正規輸入している。
全長5・2m、全幅2mの巨体をいっそう強調するイカついスタイリングは、LED内蔵のクリスタルレンズ式ヘッドライトやクロームメッキをあしらったグリルでゴージャス感にあふれる。ハンドルは左仕様のみ。車幅があるので狭い道での運転には気を使うが、同乗者は実に快適だ。
ふかふかのレザーシートにはマッサージ機能まで付いていて、遊び疲れた体を癒してくれる。

大排気量V8エンジンはクルージングに最適

センターコンソールの幅が広く、左右のシートが離れている。専用チューニングを施されたBOSE製のオーディオシステムも内蔵

センターコンソールの幅が広く、左右のシートが離れている。専用チューニングを施されたBOSE製のオーディオシステムも内蔵

乗り心地もゆったり系で、実におおらか。道が広く、都市部を除けば信号が少ないアメリカでは、こうした乗り味が好まれる。
もちろんアクセルを深く踏み込めば、怒涛の加速が味わえる。なにしろエンジンはダウンサイジングとは対極にある6・2リッターのV8なのだ。燃費が気になるところだが(カタログ値は非公表)、高速道路をクルージングしているかぎりはごく低回転で走れるので、想像するほど悪くなかったりする(高速限定で6~7km/L目安)。
なお、満タン給油に備えて財布の中身を多めに用意しておこう。なにしろこのエスカレード、レギュラーガソリン可ではあるものの(メーカーの推奨は無鉛プレミアム)、タンク容量は98Lもある。空に近い状態なら、ガソリン代はおよそ1万円!

 

実は悪路にも強い本格派のSUV

電動開閉式のリアゲートは国産車でも増えてきたが、こちらは3列目の収納も電動。運転席からスイッチひとつでたためる

電動開閉式のリアゲートは国産車でも増えてきたが、こちらは3列目の収納も電動。運転席からスイッチひとつでたためる

アメリカンサイズだけにラゲッジも広い。2、3列目シートをたたむと真っ平らな空間となり、2列目中央の隙間を荷物やクッションで埋めれば、大人ふたりが縦になって休める。
アメリカではもっぱら富裕層が通勤に使うことが多いようで、日本でもオフロードに分け入っていくような使い方は想像しにくい。それでもシャシーは古典的なフレーム付きなので牽引にも耐え、駆動方式は2WDと4WDを選べるセラクタブル方式。
整備されたキャンプ場への往復など朝飯前だし、未舗装の山道も無理なく走れる。むしろ心配なのは巨体ゆえの取り回し。
細い道に迷い込んだときなど切り返しに苦労すること確実なので、行き当たりばったりのドライブは禁物だ。

【キャデラック・エスカレード】
全長×全幅×全高:5195×2065×1910㎜
車両重量:2650kg
最低地上高:215㎜
エンジン/排気量:V型8気筒OHV/6153cc
最高出力/最大トルク:426ps/623Nm
トランスミッション:6AT
駆動方式:4WD
価格:¥11,564,815~

問い合わせ先:GMジャパン・カスタマーセンター ☎0120-711-276

構成/櫻井香

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