手動のミルは、ある程度重さがあったほうが挽きやすい。その点、この鋳鉄臼は文句なし。小ぶりだが、鋳鉄製(総重量なんと6kg)なぶん、しっかり挽ける。しかも、茶葉からコーヒー豆、スパイスまで。使い道は好みで選べるのだ。
使い方は簡単。投入口に挽きたいもの(乾燥物を!)を入れ、取っ手をグルグル。挽かれたものが上下臼の隙間から下皿に出てくる仕組み。2段階の粒度調整も可能だ。フタがない分、挽きながら香りも楽しめ、なんだか得した気分に。
製作は、江戸時代から鋳物の街として知られる、三重県桑名市にある桑原鋳物。熟練した職人の手による鋳物は、滑らかな質感で、さすが、メイド・イン・ジャパンの逸品です。
21,384円(税込)