アウトドア用の道具は、屋外での使用を前提に作られているので、ほとんどのものが耐久性に優れています。特にキャンパーの中で定番とされている道具は、つくりがシンプルなので壊れることなく、長い間使用することができます。
故障することなく長い間使用ができれば、財布にも環境にも優しいですよね?
今回は、私自身が長い間愛用している、シンプルな道具を3点ご紹介いたします。
自宅でもキャンプでも使えて、長く愛用できる道具をお探しの方は是非ご一読くださいね。
1.ポーレックス コーヒーミル・Ⅱ
1点目はポーレックスのコーヒーミルです。スパイスミルなどの商品を、メイドインジャパンにこだわって生産しているジャパンポーレックス社の看板商品です。
今回ご紹介するのは旧型になります。現在販売されているのはポーレックス コーヒーミル・Ⅱです。新型は基本的なデザインに変更はありませんが、旧型よりも滑らかな挽き心地で、同じ回転数で約1.3倍の豆を挽くことができます。
刃がセラミック製で劣化が少ない
ポーレックスコーヒーミルの一番の特徴は刃がセラミック(陶器)製なところです。金属製の歯に比べて錆びることがないので、長い間使いつづけることができます。
実際に私自身、キャンプや登山、自宅のキッチンでも10年以上使い続けていますが、未だに不具合が1度も見られていませんよ。
使い方
小型で携帯性に優れた無駄のないデザインです。ハンドルは取り外しが可能で、使わないときはコンパクトに収納ができます。
上部の蓋をはずしてコーヒー豆を入れます。1度に約30g(3杯ぶんほど)の豆を挽くことができます。
本体は中央で2分割でき、挽いた豆は下のパーツに溜まります。
上部パーツの裏側にはダイヤルがあり、締めれば細引き、緩めれば粗挽きになります。
一般的な家庭用のコーヒーミルよりも、挽き具合の調整が簡単なので自宅でも愛用しています。
2.バウルー ホットサンドメーカー ダブル
レトロなデザインとその使い勝手の良さから、愛用者の多いバウルーのホットサンドメーカーです。40年以上も前からほとんどデザインを変更することなく販売されています。
1台あれば、キャンプでも自宅でも簡単にホットサンドが作れますよ。朝食や子どものおやつ作りに大活躍です!
シンプルな作りで壊れない
バウルーのホットサンドメーカーはアルミ合金2枚のパーツからできているシンプルな道具です。手持ちの部分が樹脂なので、バーナーや焚火の火で樹脂の部分を焦がさないように注意すれば、壊れることなく、長い間使用できますよ。
我が家では使用頻度が高く、自宅の朝食を作るのにもよく使っています。使い始めて6年たった今も壊れる気配がありませんね。
使い方ははさんで焼くだけ
使い方は簡単!
ホットサンドメーカーの中に具材をサンドした2枚のパンを入れます。
パンと具材を入れたホットサンドメーカーを、弱火~中火にしたバーナーの上に乗せ片面を1~2分ほど焼きます。裏返して裏面も1~2分ほど焼いてください。
アルミ製で熱伝導が良く焦げやすいので、慣れるまでは、焼いている最中に中身を確認すれば失敗が少ないですよ。
バウルーの愛用者のことをバウラーと呼ぶほど、認知度の高い道具です。バウラーの人たちがさまざまなレシピを紹介しているので、色々なホットサンドにトライできますよ。
3.Stanleyクラッシック真空ボトル2QT(1.89L)
アウトドア用の水筒と言えばStanley(以下スタンレー)の水筒が頭にうかぶ方も多いのではないでしょうか?中でもこのクラッシック真空ボトルはスタンレーの顔ともいえる商品です。
高い耐久性
スタンレーのクラッシックシリーズの商品はどれも「LIFETIME WARRANTY」(生涯保障)です。
その言葉通り、耐久性は折り紙付き!アメリカ軍にも採用されている信頼性の高い商品です。
クラッシック真空ボトルの外側は頑丈なステンレス製。サビ止め加工が施されているので、サビによる腐食を防ぎます。底部はステンレスが2重になっているので、落下時の衝撃に対して非常に強いつくりになっています。
高い保温性
真空ボトルの元祖であるスタンレーのクラッシック真空ボトル。保温/保冷効果も抜群です。沸騰したお湯を入れた場合、約80度C以上のお湯を6時間キープ。約60度C以上のお湯を24時間キープできます。朝に温かい飲み物を入れて外に出かけても、夜まで飲み物を温かく楽しむことができますね。
冷たい物を入れた場合の保冷効果は4度C以下を6時間キープ。9度C以下を24時間キープします。
シンプルで扱いやすいつくり
クラッシック真空ボトルの注ぎ口は広いので、氷がかんたんに入ります。コップと中栓、本体のシンプルな作りなので掃除もらくらくです。
1.89Lの大容量なので、キャンプはもちろんのこと、花見や運動会などの行事にも大活躍!家族4人分の飲み物を持ち運ぶことができます。
我が家ではお湯を沸かしすぎた場合に、余ったお湯を入れてポットの代わりに使用しています。
さいごに
キャンパーに人気があり、長く愛用できる道具を3点紹介いたしました。どれもシンプルで飽きがこない道具です。キャンプはもちろんのこと、自宅でも便利ですよ!是非チェックしてみてくださいね。