“グローバル・ファットバイク・デー”に試乗した最新”極太タイヤ自転車”が最高~! | 自転車・MTB 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2020.12.13

    “グローバル・ファットバイク・デー”に試乗した最新”極太タイヤ自転車”が最高~!

    私が書きました!
    超重量級FATライター
    セガボン
    1974年生まれ。体重1xxkg。42歳を過ぎてから健康のために始めた自転車にどっぷりハマり、現在では4台のスポーツバイクを所有。自転車の台数は年々増えていくが、体重の方はなかなか減らない毎日を過ごしてます。愛車はサルサ・サイクルズのマクラクとサーリーの1x1。最近、YouTubeで「FATちゃんねる」を開始しました。

    “グローバル・ファットバイク・デー”を知ってますか?

    “グローバル・ファットバイク・デー”で盛り上がりました!

    いきなり「グローバル・ファットバイク・デー」と言われても、ほとんどの人が「?」となることでございましょう。ファットバイクというのは、タイヤ幅がだいたい3.7インチ以上の極太タイヤを装着したスポーツ自転車のこと。タイヤが太いマウンテンバイクといえば、分かりやすいでしょうか?そして、毎年12月の第1日曜は、世界中のファットバイク愛好家たちが「ファットバイク最高~!」とばかりに盛り上がる「グローバル・ファットバイク・デー」なのでございます。

    起源はSNSから?

    いつ頃から始まったのかは定かではありませんが、どうやら海外のファットバイクを扱うWEBメディアが仕掛けて、SNSで広まったようです。そんな2020年のグローバル・ファットバイク・デー(以下、GFBD)は12月6日でございました。

    セガボンもGFBDしました!

    勿論ワタクシ、セガボンもファットバイク乗りですので、何をして盛り上がろうかと考えていたところ、「秋ヶ瀬の森バイクロア10」というイベントでファットバイクの試乗ができると耳にしました。しかもそのイベント会場は、自宅から自転車で行ける距離じゃあ~りませんか?GFBDの当日はピーカンで良い天気!居てもたってもいられず、ファットバイク仲間と一緒にイベント会場へと足を運んだのでございますよ!

    今年のGBFDに集まった仲間が所有するファトバイクたち。個性があって見ているだけで楽しいです。

    ファットバイクを始めて量産した「SURLY(サーリー)」

    今回は、SURLY、SALSAなどを扱う輸入代理店=モトクロスインターナショナルの内部桂太さん(向かって左)に色々とお世話になりました。

    さて、今回お邪魔したのはSURLY(サーリー)やSALSA(サルサ)を輸入している「モトクロスインターナショナル」さんの試乗会です。実は、ファットバイクを世界で一番最初に量産したのがSURLYで、機械的なサスペンションに頼らず、雪上やトレイルでも楽しく走ることができる自転車を作ろう!とリムやタイヤを太くした「ファットバイク」が生まれたそうです。そんなSURLYのファットバイクをGFBDに試乗できるだなんて、ワタクシ幸せ者でございます!

    超~極太タイヤのICE CREAM TRUCK

    まず試乗させてもらったの、はSURLYのICE CREAM TRUCK(アイスクリームトラック)というファットバイク。SURLYの自転車は名前が面白いのが特徴でございますね。SURLYと言えば世界でもっとも売れているクロモリ(鉄)フレームの専門メーカーです。アルミフレームに比べると重いけれど、壊れにくいし何より鉄のしなやかさで乗っていて身体が疲れにくいのです。

    ハンドリングもキレキレ

    そして、このICE CREAM TRUCKの特徴は、うしろに曲がったシートチューブ(フレームのサドル下のパイプ)。このシートチューブのデザインのおかげで、後輪の位置が前寄りになり、ハンドリングが非常に軽くてキレキレなのでございます。

    見よ!この大迫力の極太タイヤを!

    タイヤ幅なんと4.8インチ。どんな悪路も太いタイヤでスイスイスイ~♪

    そしてICTは、SURLYの自転車の中でも一番太い4.8インチ(約12cm)という極太タイヤを標準装備しているのです。この太いタイヤのおかげで、雪上だろうと砂浜だろうと砂利道だろうと、楽しく走れてしまうのです。空気圧を調整(かなり低くします)すれば、ちょっとした機械的なサスペンションの代わりにもなりますので、まさに最強のファットバイクといっても過言ではありません。

    “乗っているだけで笑顔になる”。それがファットバイク

    友人のタカボンさんも、ボワンボワンの乗り心地に思わず顔がほころぶ。

    鉄のフレームに12cmの極太タイヤ、どう見たって重くて大変!なんて思ったそこの貴方、騙されたと思って乗ってみて下さい。そのペダルの軽さに驚き、ホワンホワンとした乗り心地に思わず笑顔になってしまうことでしょう。とくに今回試乗したICTは、乗り心地も、荒れた路面での走りも、とっても良いので、ワタクシもおススメのファットバイクでございますよ!

    太~くて長~いSALSA CYCLES(サルサ・サイクルズ)のカーゴバイク!

    ただでさえ目立つのに、車体が長くてさらに目立ちます!(笑)

    そして、次に試乗したこのファットバイク。あれあれ?なんだかバランスがおかしくないですか?そうです、これぞSALSA CYCLESの「BLACKBOROW(ブラックボロウ)」というカーゴバイクです。カーゴバイクというのは荷物を運搬することができる自転車のことで、このBLACKBOROWのように、うしろが長い自転車を「ロングテールバイク」と呼ぶのです。

    たくさんの荷物を運ぶことができちゃうファットバイク

    フレームのうしろ部分を、ビヨ~ンと長くすることにより、たくさんの荷物を積めるように作られています。

    旅用バッグを4個も装着できる

    ご覧の通り、このBLACKBOROWは、パニアバッグを4個も装着できて、なおかつトップチューブ(フレーム上部)やフロントフォーク(前輪を支えるフレーム)にもボトルや小型ラックを装着できるように、多数のネジ穴があり、たくさんの荷物を運搬することができるんですね。キャンプ道具も薪も一緒に運べるほど。

    走りが軽いフレーム

    BLACKBOROWのフレームは、アルミ製、しかもフロントフォークはカーボン製なので、ファットバイクなんですけど非常に軽い仕上がりです。うしろが長いことを忘れてしまうほど、素直なハンドリングです。これ、マジで欲しくなっちゃいます!

    これぞ究極のファットバイク!

    フレームバッグや小型ラックを取り付ければ、さらにたくさんの荷物を効率よく積むことができます。

    長い車体でたくさんの荷物を積み、太いタイヤでどんな道でも走ってしまう。キャンプはモチロン、林道を走ったり、釣りに行ったり、しかも、クルマと違って排気ガスも出ないし、電気も使わない!素晴らしいエコなバイク!!これぞ究極のファットバイクではないでしょうか~っ!?(興奮しております、笑)

    SALSAのキャップとシャツを着てこの試乗会に挑んだタカボンさん。気合入ってます!

    いかがだったでしょうか?皆さんにファットバイクの魅力が少しでも伝われば嬉しいですね。ちなみに自分はもう1台ファットバイクが欲しくなってしまい、家の中の空きスペースを探しています(笑)。

    【取材協力】

    モトクロスインターナショナル
    http://ride2rock.jp/
    バイクロア
    https://bikelore.jp/

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