コーティング効果アップ!野菜くずを使用した、スキレットのシーズニング法 | 調理器具・食器 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2020.11.28 さとう あい

    私が書きました!
    料理家
    さとう あい
    宮城県仙台市在住の料理家。フードコーディネーターや、学校講師など下積み時代を東京で過ごし、飲食業界に携わること20年以上。現在は料理教室の運営や飲食店へのメニュー提案などをする傍ら、レシピライター としても活動中。2児の母でもあり、子供と海や川、山などアウトドアへ出かけるのが日課。

    野菜くずを使ったスキレットのシーズニング法の利点とは

    スキレットは、おしゃれなキャンプ料理には欠かせない、キャンプグッズのひとつですよね。キャンプデビューした際には、お気に入りのスキレットを購入して、料理を作りたい!という方も多いのではないでしょうか。

    スキレットとは、厚みのある鋳鉄製のフライパンのことですが、通常ご家庭で使用するテフロン加工のフライパンと違って、使用する前に「油ならし」といわれるシーズニング作業が必要になってきます。シーズニングをすることで、調理した際の焦げ付きを防止したり、錆を防止する効果があるからです。

    しっかりシーズニングされたスキレットは、焦げ付くことなく調理ができ、スキレットならではの旨みを閉じ込めた美味しい料理を作ることができます。また、野菜くずを使用してシーズニング作業をすることで、独特の鉄臭さが除去され、さらにコーティング効果もアップするので、ぜひ一度お試しください。

    シーズニングの工程

    購入直後のスキレット

    今回のシーズニング作業としては、「錆止めを洗い流す」工程と、「油膜を張ってコーティングする」工程、そして「野菜くずを炒める」工程があります。

    購入したスキレットには、工場出荷時に錆止めなどのワックスや、油が塗られています。そのまま使用してしまうと、作った料理にも影響があるので、しっかり洗い流してから使用しましょう。

    油膜を張る工程では、水分を飛ばしたスキレットに油をなじませていきます。そして最後に、野菜くずを使ってコーティング作業をします。野菜くずを炒めることで、鋳鉄製の鍋独特のにおいを軽減してくれる効果が生まれます。

    工程1:錆止めを洗い流す

    スキレット全体をしっかり洗いましょう

    中性洗剤を使用して、両面と持ち手の部分をしっかり洗いましょう。シーズニング後のスキレットは、洗剤で洗うことは基本的にないので、このタイミングでよく洗っておくと良いでしょう。

    しっかり乾かします

    ガス台に乗せて火にかけ、しっかり水分を飛ばします。水分が残っていると、このあとの工程で油を塗ったときにはねて危険なので、注意しましょう。

    火力は強火で作業します

    火力は、スキレットの周りから火がでない程度の強火で、作業をしましょう。

    工程2:油膜を張ってコーティングする

    油はどんな種類のものでも大丈夫です

    表面の水分が乾いたら、油を塗ります。

    全体に流します

    スキレットの大きさにもよりますが、大さじ2〜3ほどの油を流し込み、全体に広げます。

    クッキングペーパーを使用します

    クッキングペーパーで、スキレットの側面にも油が行き渡るように広げます。クッキングペーパーが油分を吸ってしまったら、油を追加します。全体に油が行き渡って、鍋の色が黒っぽくなるまで何度か塗ります。途中、火力が強すぎる場合は、火力を調整しながら作業しましょう。持ち手の部分も錆びやすいので、油を塗ってなじませます。

    工程3:野菜くずを炒める

    野菜くずはこのくらいの量を参考に入れましょう

    鉄の臭いを取るためには、香味野菜がオススメです。人参や、玉ねぎの皮、野菜の芯や軸の部分など香りが強い野菜を使用しましょう。

    今回使用した野菜くずは、大根の皮、キャベツの青い部分、人参やズッキーニの皮、にんにくの皮です。

    野菜が焦げるまで炒めましょう

    野菜くずを使用し、焦げるまで炒めることで、油膜が早く形成されるので、何度も油を塗ってシーズニングする必要がなくなります。しっかり野菜が焦げて、スキレットに油がなじんだら、野菜を取り除きます。仕上げにもう一度油を全体に塗って完成です。

    艶のある綺麗な仕上がりです

    シーズニング作業が終わったスキレットは、使用するタイミングまで新聞紙に包んで保管しましょう。

    お手入れ時の注意点

    スキレットで料理をしたあとは、洗剤で洗浄することはNGです。シーズニング時に使用した油膜がはがれてしまうからです。

    また、熱々になったスキレットを急に冷たい水で洗うこともNGです。温度差で鍋が割れてしまう危険があるので、ある程度冷ましてから、洗うようにしましょう。油汚れが気になる場合は、ぬるま湯を使って洗うと良いです。

    シーズニングがはがれ、焦げ付きやすくなってきたら、再度シーズニング作業を行ないましょう。

    スキレットを使いこなしてキャンプ飯を楽しもう

    お手入れに手間がかかるイメージのスキレットですが、野菜くずを使ってシーズニング作業をすることで、驚くほど使いやすい状態に仕上がります。厚みのある鋳鉄製スキレットは、ゆっくり食材に火が入るので、ジューシーで皮目がパリッと焼け上がる肉、魚料理や、素材の味を引き出す煮込み料理にもオススメなアイテムです。ぜひシーズニングを定期的に行なって、スキレット料理を楽しんでみてください。

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