乙女心をくすぐる風景とメロディが流れる山小屋 | 山・ハイキング・クライミング 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

山・ハイキング・クライミング

2015.07.17

乙女心をくすぐる風景とメロディが流れる山小屋

2014年8月号掲載の『この夏は、”女子率”の高い、山小屋へ!』特集で、大分県九重連山へ行ってきました。目的地の『法華院温泉山荘』は、日帰りできるほどアクセスがいいと、気楽に構えていましたが、途中雨に降られてしまいました。ぬかるみを歩くはめになり(日頃の運動不足もたたり)、不覚にも息切れしながらの道中。峰から望む向かいの山肌がピンク色をしていることに気づいたときの感激は、忘れられません。九重連山には、ツツジの一種「ミヤマキリシマ」が群生しており、初夏になると一斉に花を咲かせるのです。壮大な山の風景が、このときばかりはちょっぴり乙女チックに感じられました。

山小屋

山のてっぺんがピンクになっているの、分かりますか??

ミヤマキリシマに励まされながらたどり着いた法華院温泉山荘は、中高年の団体客たちでにぎわっていました。アクセスがよく温泉がある山小屋とあって、純粋に登山を楽しむというよりは、慰安旅行気分で訪れている人も多いような、和やかなムードが漂っています。そして大広間では、なぜか歌謡曲のCDがエンドレスで流れています。

驚いたのは、食事を終えて温泉に入った後、大広間でビールを飲んでいたときでした。合唱が聞こえてきたのです。見ると、十数名の男女が円になって、楽譜片手に熱心に歌謡曲を歌っているではありませんか。きちんと指揮者役までいます。これはいったい……。

NEW ARTICLES

『 山・ハイキング・クライミング 』新着編集部記事

「アイスエイジ・トレイル」の静かな森で直面したアメリカの現実

2026.10.04

今年誕生したハイキングブランド「DESCHUTES TREK DESIGN」が目指す“ちょうどいい”ギアとは?

2026.10.04

郷土料理に舌鼓。「アイスエイジ・トレイル」のために尽力するボランティアの方々に感謝

2026.10.03

あらためて「富士さん」|片山恭一の江戸登山「富士講」体験記 最終回

2026.10.02

足の痛みなどが気がかりな状況でも、今日も歩を進める「アイスエイジ・トレイル」

2026.10.02

「アイスエイジ・トレイル」近くのフレンドリーなモーテルで受けた心温まる歓待

2026.10.01

「アイスエイジ・トレイル」9日目、ここまで順調だったのに暗雲がたちこめる…

2026.09.30

夏の終わり。落ちアユの味と香りをきっかけに愛宕山から「アユの道」を歩いた

2026.09.23