遂にチャンネル登録数30万超え。「さばいどる かほなん」の人気コンテンツを紹介
全国ネットのテレビ出演も増え、ついにチャンネル登録数が30万を超えた人気YouTuber『さばいどる かほなん』。今回は、さばいどるチャンネルでも人気コンテンツの「かほなんの道具くらべ」を紹介する。テーマは、「素材の異なるクッカーの自動炊飯くらべ」。
異なる金属でできたクッカーの実力を自動炊飯でチェック!
アルミニウム、ステンレス、チタニウム、スチールのクッカーを用意。同じ条件で、自動炊飯をして、その炊き具合を比較した。
●比較した4種類のクッカー
①スチール(スキレット)
②チタニウム
③ステンレス
④アルミニウム
かほなん史上初めてご飯を炊くクッカーも登場
「これまで、いろいろなクッカーを使って自動炊飯をしてきましたが、スキレットでご飯を炊くのは初めてなんで、楽しみです」
かほなんは、同一条件にするため、ロゴスのポケットストーブと、ダイソーの固形燃料をそれぞれ4個用意した。使用する米は、無洗米。1合を220mlの水で炊いた。
固形燃料に火をつけ、クッカーを載せて、炊飯中に蓋が浮いてしまいそうなクッカーに、石を載せて重しをすれば準備OK。最後に4個のクッカーを囲うように風よけの段ボール箱を被せた。
火をつけたらほったらかせる自動炊飯でテスト
「気温にもよりますが、固形燃料1個で、だいたい20~30分燃焼します。火が消えるまで、放っておける自動炊飯は、その時間にほかのことをできるので、キャンプでも便利に使えますよ。ひとまず、火が消えるまで待ちましょう」
すべての火が消えるまで、ときおり段ボールを持ち上げて確認するかほなん。
「ステンレスクッカーあたりから、ちょっと焦げたような臭いがしています。もうちょっとですね。あと少し待ちましょう」
火が完全に消えてから約15分、美味しくいただくために蒸らし時間を取るのがかほなん流。クッカーのテストとはいえ、少しでも美味しくするため、あせらず、しっかり蒸らすのだ。
まずは初トライのスチール製クッカーから
「最初は、初挑戦のスキレット(スチール)。わ~メッチャきれい!白すぎて、うまく写らないかな?底も焦げはありません。茶色くもなっていないかな。表面がピチピチで、中はホクホク。ひとつひとつの粒もきれいに炊けました。では味は…。あれ、なんか味が残っているような気がする?あっ、これ、シーズニング(サビないように油を塗って保管)をした油の臭いがついちゃってますね。でも気にならないレベル。ダッチオーブンでご飯を炊いた時より美味しいかな」
YouTube用のカメラを前に、炊き上がりをレポートするかほなん。スチール製のスキレットは、かなり評価が高いようだ。
チタニウム、ステンレスの炊き具合はいかに?
「チタニウムは、どうかな?ちょっと茶色いかな。底に近い部分は、ガリガリに焦げていて”炭”って感じです。味も、全体に焦げっぽくなっています。でも、焦げていない部分は、柔らかく炊けていますね」
「じゃあ、次はステンレスクッカーを見てみましょう。ちょっと表面のご飯をよけてみると、底の方が真っ黒こげになっています。ステンレスは熱伝導率が高いから、自動炊飯には向かないかも?でも、ご飯自体は、柔らかく炊けています。ただ、焦げた臭いが全体に移っちゃっているので、もうひとつかな。ヤキイモを食べているみたい!?」
人気のメスティンの実力はいかに?
「最後は、アルミニウム製のメスティン。見た目も美味しそう!めっちゃいい感じ。真っ白に炊けてますね。ほっくほくでつやつやした炊きあがりです。ちょっと底のほうを見ても焦げていないし。これは完璧です。料亭の味って言ったらいい過ぎかな?」
自分の用途に合ったクッカーを探してみよう
では、総評を。
「アルミニウムとスチールは5点。チタニウムとステンレスは2点。煮物をしたり、早く湯を沸かしたり、重量が軽かったり、それぞれの素材にはいい点もあります。今回は、自動炊飯をしたのでこんな結果でしたが、皆様もいろいろと試して、用途に合ったお気に入りのクッカーを見つけてくださいね」
どのような場面で、どんなクッカーが快適に使えるか? 無人島暮らしで使うための道具を日々研究するかほなん。次回は、どんな道具が登場するのか、今から楽しみだ。
構成/山本修二
↓↓↓当日の様子を収録したムービーが「さばいどるチャンネル」で公開されました! ぜひ、ご覧ください。