100均の道具だけで燻製作ってみた!ダイソーVSセリア
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • 調理器具・食器

    2020.09.10

    100均の道具だけで燻製作ってみた!ダイソーVSセリア

    燻製したチーズ、ソーセージ

    ここ何年かで、100均グッズが充実して、日常で活用する機会が増えましたよね。私も、100円ショップに行くたび、いろいろとチェックしています。

    最近、燻製作りにハマっている私が見つけたのは、100均のスモークチップ。ダイソーにもセリアにも、スモークチップが売っていました!

    そこで今回は、「ダイソー縛り」「セリア縛り」で揃えた道具で、燻製を作ってみたいと思います!

    道具を揃える

    ダイソー・セリアで、燻製を作るための道具を揃えました。

    ダイソーで揃えた道具

    雪平鍋 フタ 焼網 スモークチップ×2(ナラ・クルミ) 五徳 固形燃料25g バット アルミホイル ライター 皿 割り箸 網ストッパー(使いませんでした) ミニテーブル

    燻製に使えそうな道具が、充実していますね。

    • 雪平鍋
    • フタ
    • 焼網
    • スモークチップ×2(ナラ・クルミ)
    • 五徳
    • 固形燃料25g
    • バット
    • アルミホイル
    • ライター
    • 割り箸
    • 網ストッパー(使いませんでした)
    • ミニテーブル

    網ストッパーは使わなかったので、計13点。雪平鍋が200円商品、それ以外は100円商品。合計1,540円(税込)で揃いました。

    セリアで揃えた道具

    アルミ鍋 フタ クックネット(網) スモークチップ 五徳 固形燃料20g 固形燃料を入れるプレート バット アルミホイル ライター 皿 割り箸 網ストッパー ミニテーブル

    セリアの道具も充実しています。

    • アルミ鍋
    • フタ
    • クックネット(網)
    • スモークチップ
    • 五徳
    • 固形燃料20g
    • 固形燃料を入れるプレート
    • バット
    • アルミホイル
    • ライター
    • 割り箸
    • 網ストッパー
    • ミニテーブル

    合計14点、1,540円(税込)で揃いました。

    燻製器を作る!

    それではまず、燻製器を作ってみます。

    ダイソー縛り編

    焼き網と鍋

    食材をのせる、程よい大きさの網がない・・・。

    燻製器本体は雪平鍋に決定。次に、食材をのせる網を探しましたが、程よい大きさの網が見つからず、大きい焼き網を加工することにしました。(たまたま行った店舗に売ってなかっただけなのでしょうか?)その他の道具は順調に調達。

    焼き網をペンチで切る

    焼き網を加工していきます。

    ワイヤーカッターやハサミなどで、網を切ってサイズを小さくします。

    鍋のサイズに合わせて網を切る

    鍋に合わせながら、ひたすら切っていく。

    サイズを合わせたら、周りをアルミホイルで包む。

    鍋の中に網を設置

    努力の結晶。

    手作り感がハンパないですが、ハマればいいのです!アルミホイルによって程よく固定されましたので、網クリップは使用しませんでした。

    セリア縛り編

    鍋焼きうどんに使うようなアルミ鍋、燻製チップ、五徳

    鍋焼きうどんに使うような、アルミ鍋を使います。

    私の行ったセリアでは、雪平鍋のような鍋が見つからなかったので、アルミ鍋を使用。食材をのせる網は、程よい大きさの物が見つかりました。しかし、いざアルミ鍋にのせてみると、微妙にサイズが合わなくてズレてしまいます。

    そこで、網ストッパーを活用しました。

    アルミの深型の皿にバーベキュー網のストッパーを活用して網を置く

    バーベキュー網のストッパーを活用。

    網ストッパー(バーベキューのコンロと網を固定するストッパー)を、網に取り付けてみます。4つ取り付けると、網に脚ができました。これで、網が固定されます。

    ダイソーとセリアの五徳を比較

    燻製器をのせる五徳が必要です。ダイソーにもセリアにも売っていました。

    パッケージの比較。左:ダイソー、右:セリア。

    左:ダイソー、右:セリア。

    形が似ているので、比較してみました。

    五徳の比較。左:セリア、右ダイソー。

    左:セリア、右ダイソー。

    3枚のプレートを組み立てて使うのは両方とも同じ。サイズもほぼ同じですが・・・。

    ダイソーの五徳

    ダイソーの五徳

    連結部分に注目。

    セリアの五徳。

    セリアの五徳。

    ダイソーは連結部分が2段階に調節できます。空気穴の位置も違いました。セリアの方はプレートの下側面、ダイソーは上部に。

    燻製を作ってみよう!

    それでは実際に「ダイソー縛り」「セリア縛り」の道具で燻製を作っていきます。

    燻製する食材

    ウインナー・魚肉ソーセージ・チーズ。

    ウインナー・魚肉ソーセージ・チーズ。

    両方とも同じ食材を燻製していきます。(食材は100均商品ではありません。)

    スモークチップを入れる

    アルミホイルをしいて、スモークチップを入れた状態

    アルミホイルをしいて、スモークチップを入れます。(大さじ2ぐらい)

    セリアのスモークチップは、数種類のチップがミックスされたもの。(ナラ・ブナ・カシ・カエデ・クヌギ・クルミ)ダイソーの方は、ナラとクルミをミックスしてみました。

    固形燃料設置

    五徳に固形燃料をセットする。左:セリア、右ダイソー。

    左:セリア、右ダイソー。

    セリアもダイソーも、固形燃料の在庫が少なく(爆発的に売れているそう)、グラム数が違う商品になってしまいました。セリアは20gの固形燃料、ダイソーは25gの固形燃料を使います。グラム数が違うと仕上がりに違いが出るのか?楽しみですね。

    食材をのせて燻煙!

    五徳の上に鍋を置き、焼き網の上にチーズやソーセージをのせる

    両方とも、ミニテーブルに熱対策のためのバットをのせ、その上に五徳と固形燃料をのせました。五徳を間違えてさかさまに使っちゃいました(汗)。

    食材をのせたら、フタをして着火します。

    煙が出てこない・・・。

    アルミホイルを置いて固形燃料を底上げする

    アルミホイルで底上げしました。

    ここで、問題発生!煙が全然出てこない・・・。10分経過、セリアの固形燃料がなくなったので、1個追加します。しかし、それでも煙が出てこない・・・。15分経過、ダイソーの固形燃料がなくなったので、1個追加。まだ煙が出てこない・・・。

    煙が出てこないと、燻煙されませんね。ちょっと焦ってきました。固形燃料と鍋の距離が遠いのでしょうか?両方とも、アルミホイルで底上げしてみます。この時点で20分経過、セリアの固形燃料を追加。すると、セリアのアルミ鍋の方から煙が出始めました。

    燻製完成!

    スマートフォンのタイマーで計測。30分08の表示、スモークの完成

    セリアの方は、約30分後に完成。

    セリアの方は、煙が出てから10分で完成したことになります。使った固形燃料は20g×3個。

    ダイソーのスモークは色がついていない

    ダイソーの方は、色がついていません。

    ダイソーの方からは、煙が出ていませんでした。鍋の熱伝導の違いでしょうか?今回使ったアルミホイルが、厚めのタイプで熱の通りが悪いのか?スモークチップの下にしいていたアルミホイルを外して、固形燃料を追加してみました。

    スマートフォンのタイマーで42分09。スモークに色がついている

    煙が出はじめて10分ほどで完成しました。

    ダイソーの方は固形燃料25g×2個半使用しました。

    今回、煙が出るまで時間がかってしまい、燻製が出来上がるまでに、「セリア縛り」は約30分、「ダイソー縛り」で約42分かかりました。最初から煙が出れば、両方とも10分程度、固形燃料1個で燻製が作れます。

    すぐ煙を出すには、固形燃料を底上げして鍋に近づけること。雪平鍋に厚いアルミホイルをしくと、熱伝導が悪くなることもわかりました。(薄いアルミホイルがおすすめです)

    買いに行った店舗や時期により、商品の在庫が異なります。一概にどちらが良いかは甲乙つけがたいのですが、どちらも100均商品だけで、燻製が作れるということがわかりました。

    100均の道具だけで燻製ができた!

    完成したスモーク

    「ダイソー縛り」「セリア縛り」で作った薫製。どちらも、しっかり燻製の香りがついて、美味しかったです。

    鍋と固形燃料の違いからか、セリアのアルミ鍋で作った方は、ジューシーに仕上がり、ダイソーの雪平鍋の方は、水分が抜けてドライな食感でした。

    身近な道具で作れるので、ぜひ試してみてください。

     

    私が書きました!
    フリーライター
    happeaceflower
    北海道在住。キャンプや釣りなどの、アウトドアに関する記事を中心に執筆しているフリーライター。趣味のキャンプや釣りの他に、車中泊をしながら、道の駅のスタンプラリーも制覇。オールシーズン外遊びを楽しむアウトドア女子。

    NEW ARTICLES

    『 調理器具・食器 』新着編集部記事

    キャンプ飯を飯盒でもっと楽しく!形状別におすすめ11選を紹介

    2024.12.06

    煮る・焼く・蒸すなどの調理に対応!鍋にもお皿にもなる直火OKの「HEGE」って?

    2024.11.30

    キャンプ用の鍋の選び方は?鍋の種類やおすすめの商品6個を紹介

    2024.11.22

    ボタンひとつで抽出OK!アウトドア用の全自動エスプレッソメーカーがLOGOSから出たっ

    2024.11.19

    メスティンの使い方とは?下準備・炊飯・お手入れ方法を徹底解説

    2024.11.17

    自宅で使える燻製器おすすめ5選|室内で簡単に燻製ができる!IH対応モデルも紹介

    2024.11.12

    炊飯、茹でる、揚げる、煮るが全部できる!ロゴスの「LOGOS フィールダーケトル1500」は一生モノだ

    2024.11.12

    ジェットボイルのおすすめの選び方は?全6モデルと周辺アイテムも紹介

    2024.11.11