市民とともにつくる約1万㎡の環境体験型フィールドから、暮らしと先端技術を体験する施設、さらにはパレードやライブまで。「自然」「環境」「未来」を楽しみながら体感できる「GREEN×EXPO」の注目ポイントを、発表会の様子とともに紹介しよう。
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横浜市出展のキーワードは「つなぐ」

2027年の横浜を舞台に開催される「GREEN×EXPO 2027」。開幕半年前となった9月29日、横浜市から新たに発表されたのが、横浜市出展の2つの名称だ。
ひとつは建物空間を活用した「つなぐ横浜館」。もうひとつが、フィールドを活用した「つなぐ横浜フィールド」だ。横浜市出展のコンセプト「世界の明日を、みんなでひらく。」のもと、人と人、暮らしと技術、そして現在と未来を「つなぐ」場を目指す。
発表会で平原敏英横浜市副市長は、市民や企業とともにつくる博覧会であることを強調。食品残渣の堆肥化・エネルギー化や、CO2をコンクリートなどに取り込み活用する脱炭素技術など、未来の循環型社会や暮らしを体感できる展示の準備も進められているという。
「つなぐ横浜館」の敷地面積は約3,000㎡。館内は「ライフスタイル・ゾーン」と「フューチャー・ゾーン」という大きく2つのエリアで構成される。ライフスタイル・ゾーンのテーマは「暮らしを明日へつなぐ」。何を選ぶのか、どう使うのか、もったいないものをどうするのか。そんな普段の暮らしの中にある小さな選択が未来につながっていることを、見るだけではなく、触れたり体験したりしながら感じられる空間になる予定だ。
一方のフューチャー・ゾーンは「技術を未来へつなぐ」がテーマ。企業の先進技術やアイデアを通して、都市、暮らし、海、空などの未来を考える。発表会では34組の企業が参加することも明らかにされた。
環境問題と聞くと、ちょっと難しく感じてしまう人もいるかもしれない。しかし、ここで目指しているのは「これなら自分の暮らしでもできそう」と思える体験。アウトドアで自然と触れ合うことが好きな人にとっても、自分の生活と環境との関係をあらためて考えるきっかけになりそうだ。
約1万㎡! 市民とつくる巨大な「環境体験型フィールド」

そしてとくに注目したいのが屋外の「つなぐ横浜フィールド」。その広さは約1万㎡。市民とともにつくる「会場最大級の環境体験型フィールド」として、ウェルカム・ゾーン、アクション・ゾーン、フューチャー・ゾーンの3エリアが展開される。
市内で育てられた植物などを生かして来場者を迎えるウェルカム・ゾーンをはじめ、アクション・ゾーンではワークショップや既存樹木、身近な生き物との触れ合いなどを通じ、生物多様性や資源循環について楽しみながら学んでいく。さらにフューチャー・ゾーンでは、企業や愛護会などの環境活動団体とともに、環境負荷を抑えたフィールドづくりに挑戦するという。「環境について勉強する」のではなく、森や植物、生き物に触れて遊んでいたら、いつの間にか環境との付き合い方が見えてくる。そんな場所になれば、親子で訪れるのも面白そうだ。
192日間におよぶ会期のなかで、横浜市が象徴的な7日間として位置付けるイベントも発表された。その名も「YOKOHAMA GREEN CHALLENGE WEEK」。2027年5月26日から6月1日まで、GREEN×EXPO会場で開催される。
キーワードは「チャレンジ」。サーキュラー(循環)をテーマに、リユース素材などを生かした衣装やフロートが登場するPARADE、サステナブルな未来を象徴するBUTTERFLY、音楽を通じて未来への思いをつなぐLIVE、そして持続可能な暮らしのヒントを体験できるPARKという4つの企画が予定されている。PARKでは食や体験型ワークショップ、物販なども展開予定だ。
さらに2027年7月21日〜29日には、横浜18区の市民が主役となる「ヨコハマ イチハチ コレクション」を開催。食や音楽、ダンス、伝統芸能などを通して、各区ならではの文化と魅力を発信していく。
開幕まであと半年。その全貌が少しずつ見え始めた「GREEN×EXPO 2027」は、自然好き、外遊び好きにとっても気になるイベントになりそうだ。




