コールマン、日本上陸50年を振り返る「自然が人間を人間らしくする」——半世紀の歩みと、これからの使命 | 道具・ギア 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

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2026.06.23

コールマン、日本上陸50年を振り返る「自然が人間を人間らしくする」——半世紀の歩みと、これからの使命

コールマン、日本上陸50年を振り返る「自然が人間を人間らしくする」——半世紀の歩みと、これからの使命
アウトドアグッズブランドのコールマンは、1900年にアメリカで創業、1976年5月12日に日本でのブランド展開を開始しました。技術の発展とアウトドアシーンの変化に適宜呼応し、様々なアイテムを開発・販売してきたコールマンの歴史を振り返る発表会が行われました。コールマンの歴史を展示された貴重なアイテムとともにご紹介します。
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野外に出ることで、人はより人間らしくなる

1900年、アメリカで創業したコールマン。電気のない時代に家庭用ランプの販売からスタートし、第二次世界大戦後はアウトドアへと大きく舵を切りました。その転換期を牽引したのが、創業家2代目のシェルダン・コールマン・シニア。ハンティングやフィッシング、キャンプを愛した彼がのこした言葉が、今もブランドの根幹にあります。

「野外に出て自然に親しむことは、より人間らしくなるということ。私たちはもともとそこにいたのだから」(シェルダン・コールマン・シニア)

トークショーで登壇するコールマン マーケティングディレクターの根本昌幸氏(写真左)

1976年5月12日、日本でのブランド展開を開始したコールマン。1990年代前半の第一次オートキャンプブームに乗り、わずか数年で社員数は20名から100名超へと急成長。1993年からは日本オリジナルの商品を作り始めました。

しかし、バブル崩壊とともに売上は半減。その後5〜6年、苦しい時期が続いたと振り返ります。

「商品を売ることしか考えていなかった」と振り返るコールマン マーケティングディレクターの根本昌幸氏。根本氏が入社したのは、1992年。コールマンが日本で拡大する最中での入社で、売り上げ至上主義に対する反省から生まれたのが、道具の使い方を教える「キャンプカレッジ」などのイベント開催でした。テントの張り方、ストーブの扱い方——初心者が無理なくキャンプに入れる場をつくることで、アウトドアの入り口を広げていきました。

それでも気づいたのは、「いい景色を見せるだけではキャンプは広がらない」という現実です。アウトドアに「興味がある」という人は全体の8〜9割に上る一方、実際にキャンプをしているのは人口の1割ほど。この大きなギャップを埋めるために、コールマンは「キャンプの魅力とは何か」を問い直すことから始めました。

50年を経て——使命の再確認

50年の歩みを振り返ったのちに、会場を東京国立博物館裏手の日本庭園に場所を移し、歴代のコールマンアイテムから最新のものまで揃えた展示をこの日限定でお披露目されました。本発表会にて初お披露目となる50周年記念アイテムに加えて、コールマン・ジャパンの歴史を語るうえで欠かせないロングセラーアイテムと最新アイテムの比較展示も実施。

日本家屋をバックに、50周年記念モデルをお披露目。
テント「50 リミテッド クイックアップシェード DR」13,970円(税込)、
クーラーボックス「50 リミテッド テイク9」¥3,410(税込)ほか。
コールマンを代表するアイテムである「ランタン」。
50年間の歩みを伝えるボード。
歴代カタログのほんの一部。
1954年に原型となる「No632」が発売されて以来、その形をベースにしながら進化を続け、現在のクーラーボックスにつながってきました。「スチールベルトクーラー」のネーミングどおり、当時のものは保冷力を高めるために銅板とブリキが使われていました。
1960年頃に発売されたと推察される「435Bガソリンツーバーナー」。現在発売されているモデルに踏襲されている形式の元祖といえる存在。

日本上陸から50年の歴史を振り返り、コールマンが改めて確認した使命は「自然とキャンプの魅力を、一人でも多くの人に伝えること」。BEAMSとのコラボレーションやSNS漫画キャンペーンなど若い世代へのアプローチ、日本サッカー協会のキッズフェスティバルへの協力など、その輪は着実に広がっています。

コールマン日本創業50周年記念モデル https://ec.coleman.co.jp/category/JP50TH_LIMITED_EDT/

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北本 祐子さん

大阪生まれ。IT系出版社に勤務後、「女性にもITをもっと分かりやすく伝えたい!」とIT系編集・ライターとして独立したはずが、生来の好奇心の強さとフットワークの軽さから、気が付けばトレンドライターとして国内外で幅広いジャンルを取材・執筆するように。マウンテンバイクと電動アシスト自転車を所有し、都内の移動は自転車が多め。

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