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分厚い土釜によって「はじめチョロチョロ〜」の呪縛から解放される
重いからずれない、しっかり蒸らせる
「フタがガラスの」という名称のとおり、釜の上には大きな山型のガラスが乗っている。国産耐熱ガラスのリーディングカンパニー「HARIO(ハリオ)」が作っているだけあって、分厚くて丈夫。重いから中の水が沸騰してもずれたりはずれたりすることはない。火から下ろしたあとにしっかり蒸らしてくれる。

フタを開けなくても中が見えるから安心
ガラスだけに中が見えるのも特徴で、水の減り具合を確認できるのが心強い。われわれニッポン人は子供の頃から「はじめチョロチョロ、なかパッパ、赤子泣いてもフタ取るな」という飯炊き歌(格言?)を刷り込まれているので、フタを取って中を確認するということをためらう。たしかにフタを開けると熱を逃がしてしまったり、水分を飛ばしてしまったりすることはある。しかし、火から下ろすタイミングを誤って、硬かったり焦がしたりする失敗も起こる。ガラスのフタのおかげで「フタ取るな」の禁忌を犯すことなく上手に炊くことができるのだ。

火加減不要、ピーッと鳴ったら火を止める
釜は三重県名産、土鍋で有名な萬古(ばんこ)焼。肉厚でゆっくり火が通るから「はじめチョロチョロ、なかパッパ」の火加減は必要なく、ずっと同じ火加減(中火)でかまわない。7〜10分たって水が沸騰すると、フタのつまみに内蔵されたホイッスルがヤカンのようにピーッと鳴り出す。1分鳴り続けたら消火して(火から下ろして)、15分蒸らしてできあがり。ガラスも土釜も重いというデメリットはあるけれど、おいしいご飯には変えられないのでは。炊き込みご飯にも活躍する。




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フタがガラスのご飯釜/HARIO(ハリオ)
1〜2合用:9,900円(税込み)
2〜3合用:12,100円(税込み)
小学館百貨店








