
CONTENTS
ダッフルバッグの魅力
ダッフルバッグは昔から、衣類や細々とした身の回りの物を収納する「カーゴバッグ」としてオートキャンプに便利だったが、今は、背負える、肩にかける、手で提げると3ウェイで使えるモデルも増え、アウトドアトリップなどに用いる人が増えている。
ダッフルバッグのいいところは、ガバッと開いてさっと荷物を出し入れできること。タフで便利、フィールドでも頼しい。
▼参考記事
フェールラーベン|カンケン ウィークエンダー
Fjallraven(フェールラーベン) カンケン ウィークエンダー
「カンケン」の中で最大容量のダッフルバッグ。荷物にあわせて手持ち、肩がけにできる3ウェイ仕様。PCスリーブ、厚手のモノが無理なく入るフロントコンパートメントなど旅行にうれしい機能で週末旅行をサポートする。
●サイズ:W44×D20×H30cm
●重量:650g
●容量:30L
重いときは肩にかけたり背負ったりもできる3ウェイ仕様。丈夫なビニロン素材とファスナー付きフロントポケット、ウェビングハンドルといったカンケンらしさに、パッド入りPCスリーブや内側に広げて2気室風にも使えるフロントコンパートメントなど週末旅行にうれしい機能を装備している。
▼関連記事
マタドール|セグ45ダッフルバッグ
Matador(マタドール) セグ45ダッフルバッグ
ミニマルなデザインのなかで、徹底的に整理整頓を突き詰めたまったく新しいソリューション。セグメント化されたジッパーポケットからバッグの全容量にアクセスでき、荷物を種類別、日別、アクティビティー別に整理できる。自重1.1kgと軽く、バックパックにもなるのでアクティブな旅行にも最適だ。
●サイズ:26×55.88×23.39cm
●重量:1.13kg
●容量:45L
一見すると普通の中型ダッフルバッグなのだが、上部の開口部に5本のYKKジッパーが備わっていて、その中がそれぞれパーティションで仕切られた小部屋になっている。まるでパッキングキューブがそのままダッフルバッグになったような仕組みなのだ。これにより荷物を用途別や日付別にセグメントし、効率的に収納できるのである。
それだけではない。このポケットは最大で45Lの容量があるが、ここへの収納量を減らせば、下部の荷室を通常のダッフルのように使えるから、キャンプ用品やトレッキングブーツなどの大型ギアも格納が可能なのだ。
さらに素晴らしいのは底面のリッドを開けるとショルダーハーネスが現われ、バックパックに変身すること。これで移動時の機動力がグッと高まる。ユーザーのアイデアと使い方によってさまざまに変化する、まさに新時代のアドベンチャートラベルバッグなのである。

内部構造はこうなっている。上部ポケットは5室合計で最大容量が45L(6L+9L+15L+9L+6L)あり、このようにすべての荷物を区分けして使うこともできる。

上部ポケットへの収納量を抑えて通常のダッフルバッグのように使うこともできる。サイドにメッシュポケット、背面にパッド入りのPCスリットを備え、収納力は抜群。

収納式のショルダーハーネスとウェストストラップを使って背負うこともできる。不整地や長距離歩行もこれでオッケー。ワンバッグトラベルの究極スタイルといえる。
撮影/中村文隆
▼参考記事
ブルーアイス|DOKO 50L
Blue Ice(ブルーアイス) DOKO 50L
登山遠征用に開発された背負えるダッフルバッグ。防水ラミネートナイロン生地を使っているので降雨時も安心。
●重量:800g

背負えるから持ち運びも楽々。ソフトでシンプルなショルダーストラップにより、体に心地よくフィットする。
撮影/森本真哉
▼参考記事
コトパクシ|ALLPA DUO 50L DUFFEL
Cotopaxi(コトパクシ) ALLPA DUO 50L DUFFEL
バッグパックとしても使える2Way仕様で、荷物が多いときに重宝する。70Lサイズも展開。コトパクシはB Corporation認定企業として、収益の1%を貧困への取り組みや地域開発サポートに還元。また可能な限りリサイクル素材を使用することに注力し、生産者の生活を向上させることを使命としている。
▼参考記事
ミステリーランチ|ミッションスタッフル60
MYSTERY RANCH(ミステリーランチ) ミッションスタッフル60
肩にかけたり、手で持ったりする以外に、バックパックのように背負えるダッフルバッグ。フロントは大きく開き、荷物の出し入れも簡単だ。(画像右)
●容量:58L
撮影/中村文隆
▼参考記事
ザ・ノース・フェイス|BCダッフル M
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス) BCダッフル M
ギアチェーン付きショルダーハーネスが標準装備され、多くの遠征隊にも愛用されているモデル。付属の収納用メッシュバッグは、単体でも分別収納に活用できる。ほかに容量31、50、95、132、150Lモデルもある。(画像は旧カラー)
●サイズ:W64.5×直径35.5cm
●容量:65L
撮影/永易量行
▼参考記事
スーリー|キャズム90L
Thule(スーリー) キャズム90L
頑丈で防水性も高いターポリン素材を使ったダッフルバッグ。開口部の片方は側面まで回り込んでいて、大きく開くのでパッキングがとにかくスムーズ。蓋と本体側面の内側にメッシュのポケットがあり、小物の整理もしやすい。タフに使えるのでキャンプにも便利だ。
●サイズ:74×42×33.5cm
●総重量:2.0kg
●容量:90L
頑丈で悪天候にも強いダッフルバッグ。90L以外にも、40L、70L、130Lと4サイズで展開。使用しない時には取り外しができるショルダーストラップでバックパックとして使うこともできる。
▼関連記事
パタゴニア|ブラックホール・ダッフル 100L
patagonia(パタゴニア) ブラックホール・ダッフル 100L
“ブラックホール”というネーミングは、何もかも飲み込むような収納力が由来。開口部のU字型ジッパーフラップによって、メインコンパートメントへのアクセスが容易となってるのも特徴だ。本体と裏地とウェビングにはリサイクル素材および、耐候性のある業界初のリサイクルTPUフィルムラミネートを使用。40L、55L、70Lサイズも展開。
「ブラックホール・ダッフル」は1991年に誕生。当時は「ブラックホール・バッグ」という名称だったが、その後20年間で形や素材のアップデートが行われ、2011年春に表地がTPUコーティングされた「ブラックホール・ダッフル」へと進化した。
ブラックホール製品の特長である耐久性もそのままありながら、環境への影響を削減。デザインもスッキリとしたマットな仕上がりを実現した。
▼参考記事