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    2020.06.07

    迷ったときには大きなサイズ!ソロキャンプでも4人用テントを選ぶ理由

    私が書きました!
    クロスフィッター
    角谷剛
    野田知佑氏の著作に影響を受けてアウトドアに目覚める。ひとり旅キャンプをこよなく愛し、自転車や徒歩やカヌーなど自力での移動が得意。クロスフィット、陸上長距離、野球と異なるスポーツのコーチを務めるかたわら、多くのスポーツ・アウトドア関連のウェブサイトに寄稿するライターでもある。

    テントの○○人用ってどのような意味?

    これからキャンプを始めてみようと思い立ったとき、アウトドアショップで最初に戸惑うのはテントの大きさではないでしょうか。1人用のものから7~8人用のものまで、テントには様々なサイズがあります。

    店内にテントが張ってあれば、それを見て大体のイメージをつかむことはできます。本当ならテントの中に入って寝転んでみることができれば一番良いのですが、実際にそれができるお店はそれほど多くはないでしょう。大抵の場合は商品のパッケージに書いてある縦、横、高さのサイズの数字と○○人用という言葉から、実際に張ったときの大きさを想像するしかありません。

    私はテントの○○人用とは普通の体格の大人が物理的に寝転ぶことができるギリギリの人数のことだと考えています。もし4人用テントに大人が4人入ったとしたら、ほとんど身動きができなくなるでしょう。エレベーターの定員人数や、乗車率100%の電車などを想像してもらってもよいかと思います。

    8人用テント

    大きめのテントがおススメのわけ

    私は2人用、4人用、8人用と、3つの異なるサイズのテントを持っています。そしてキャンプをするときには、それぞれのサイズで定められた半分以下の人数で使うことにしています。キャンパーが2人以下なら4人用テント、3、4人なら8人用テント、5人以上いるときはテントを2つに分けます。

    2人用テントはよくツーリング用とも呼ばれる細長いものですが、最近はめったに使用することはありません。折り畳むと非常にコンパクトで、設営も簡単で、重量もわずか数キロと、持ち運びには大変便利なのですが、中はその分とても狭くなります。なにしろこのテントに1人で寝転んだら、もう後はほとんどスペースが残りません。もしあれに2人で寝ようと思ったら、多分抱き合って寝なければいけないだろうなと想像します。しかし、サイクリング旅行や登山など荷物を1グラムでも軽くしたいときには仕方がありませんので、このテントを持っていきます。

    2人用テントの内部。これで2人は厳しい。

    キャンプとは非日常を楽しむものです。あまり普段の生活のような快適さを求めるべきではないのかもしれません。しかし、1,2泊だけならまだしも、キャンプ生活が長くなればなるほど、ある程度のスペースは精神衛生上必要です。どんなにキャンプを楽しんでいても、テント泊とは目に見えないストレスもまた溜まってくるものです。

    悪天候に見舞われる確率も確実に高くなります。雨に降りこまれて、テントから出ることができない日が続くことだってあります。そのようなときは、荷物が濡れないようにすべてテントの中に置くことにもなりますので、寝袋以外に何も入らないのでは困ります。

    このような旅行をするときはテントを小さくするのもやむを得ない

    そのようなわけですので、私は1人でキャンプをするソロキャンプのときでも、事情が許す限りは4人用テントを使います。私が使っているもので、床は大体2メートル四方ぐらい、高さは1.5メートルぐらいです。立って歩くことはできませんが、なんとか人間らしさを保つだけの広さがあります。テントの中で着替えることもできますし、折り畳みイスに座って本を読むことも、退屈なら腕立て伏せをすることだってできます。

    4人用テントの前で。これぐらいのスペースがあるとストレスはない

    広ければ広いほど快適なのでしょうが、8人用テントなどは1人で設営や撤収をするのは無理があります。最低でも2人、できれば4,5人は人手が欲しいところです。

    8人用テントの設営

    キャンプ場に着いたら、まずは1人でテントを張る。帰るときはテントを畳む。風の強い日などは割とやっかいなものです。しかし1人キャンプをするなら、それを避けることはできません。他人に頼らなくてもよい範囲で最大の広さを与えてくれるのが、私にとっては4人用テントなのです。

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