燃やし方から後始末まで、ビギナーが知るべき焚き火の基礎知識 | 焚き火のコツ 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2021.01.03

    燃やし方から後始末まで、ビギナーが知るべき焚き火の基礎知識

    アウトドアでの焚き火は楽しい。だがあらかじめ知っておいたほうがいいことも多く、一歩間違えれば事故を招く恐れも。慣れていない人はまず場所えらびから火おこし、そして後始末の方法などの知識をしっかり頭に入れておこう。今回は自然派ライター・和田義弥さんのナビゲートによる、知っておくべき焚き火の知識に関する記事を紹介したい。

    浜辺や河原、山、森などで焚き火をするのはOKか?

    こういった注意喚起の看板は珍しくない。

    まず重要なのは、焚き火をしていい場所かどうかの確認。焚き火OKのキャンプ場では思う存分楽しめるが、テントから3~4m離れた場所のほうがいい。風がなくても火の粉は舞うので、テントに穴が開くリスクを防ぐためだ。一方都市部エリアの場合、キャンプ場以外で焚き火ができるのは浜辺や河原あたりに限られるだろう。しかし場所によっては浜辺や河原でも焚き火が禁止されているケースは少なくないので要注意。では山や森の場合はどうだろう?さらに国立公園や県立公園で国や県が管理する公共の土地は、焚き火をしていいのか?確認するべきことは多い。

    焚き火をしていい場所、焚き火ができる場所とは

    https://www.bepal.net/know-how/campfire/117968

     

    薪の選びかたと撒き割り、組み方と燃やし方のコツ

    左は針葉樹のスギ、右は広葉樹のサクラ

    場所が決まったら、今度は焚き火を楽しむための薪えらびを。田舎暮らしをしている人なら近くの山や森や河原で倒木や流木を拾ってくればいいが、都会暮らしのキャンプ初心者は、ホームセンターやキャンプ場などで販売されている焚き火用の薪を購入するのがおすすめだ。だが販の薪は樹種によって価格が異なり、一般的に針葉樹に比べて広葉樹のほうが高価だ。一体どちらが得なのか、薪の選び方のコツも知っておいたほうがいい。薪が手に入ったら、次は撒き割りの方法と長持ちさせる組み方も覚えておこう。

    焚き火を楽しむための薪の選び方、組み方、燃やし方

    https://www.bepal.net/know-how/campfire/111887

     

    完全消化が鉄則?キャンプで就寝前におこなうべきこと

    熾火になったら、薪を寄せて熱を集中させてやると燃え尽きるのも早い。

    キャンプで焚き火を楽しむ際、少々面倒なのが寝るときの後片付けだ。アウトドア料理で満腹になり、時にはお酒も飲んでいる。日中の心地よい疲労感でまぶたが重くなってきたタイミングで後片付けをするのは気が重いと感じる人は多いだろう。しかしそれを怠って寝てしまうと、たちまちお腹をすかせた野生動物の餌食に。あまった食材やゴミ類はすべてクルマの中に入れるのが鉄則だ。そして焚き火は熾火になってしまえば、基本そのままにしておいても夜の間に自然消化する。だが、そうはいかないケースもあるので注意したい。

    キャンプで寝るとき、焚き火はどうするか?

    https://www.bepal.net/know-how/campfire/124195

     

    できるだけ跡が残らない、上手な焚き火の後始末

    焚き火の跡は残らないようにするのがスマートだ。

    キャンプ場や人が多く集まる河原での焚き火は、できるだけ跡が残らないよう後始末をしよう。とはいえ完全燃焼させて灰になれば、土になじませて完了するので難しくはない。しかし必要以上に薪をくべて、無駄に大きな火を起こすと後始末は厄介になる。どうしても燃やし切らなければ、水をかけて強制終了するしかない。だがその際も注意するべきポイントがある。キャンプ場では燃え残った薪が出たら、そこのルールに従って処分しよう。

    キャンプで焚き火をきれいに後始末する方法とは?

    https://www.bepal.net/know-how/campfire/117981

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