薪を上手に効率よく燃やすコツ、着火材に適している生ゴミはどれ!?

2020.12.12

知ってそうで知らないアウトドア・Q&A
【生ゴミの着火材】編

薪を上手に効率よく燃やすためには、事前の準備が重要。薪の組み方、薪の種類や特性など、知識を蓄積することも大事な準備の一つだ。そこでまずは、薪に火をつけるために用いる「着火材」から学んでみたい。

Question

次のうち、着火材に適している生ゴミはどれ?

(1)アボカドの皮 (2)ミカンの皮 (3)レモンの皮 (4)ピーナッツの殻 (5)栗の殻 (6)キウイの皮 (7)サツマイモの皮 (8)トウモロコシの芯 (9)米ぬか (10)ショウガの皮

※すべて生ゴミを乾燥させたもの。

Answer

  • 着火剤にオススメのベスト3はこちら!

1位:米ぬか

玄米を精米した後に出る米ぬかは、火力も持続力も、総合的にバランスよく燃える。古くなって使い道のないぬかは捨てずに保管しておきたい。

2位:アボカドの皮

驚異の着火力で他を圧倒。すぐに消えてしまう枯葉などの着火材に比べて持続力も優秀。皮はカリカリになるまで乾燥させるのがコツ。

3位:ミカンの皮

油分を多く含んだミカンなどの柑橘類の皮は、焚き火マニアに人気の着火材。消えそうな焚き火に放り込むと一気に火力がアップする。

※以下、4位:レモンの皮。5位:ピーナッツの殻。6位:トウモロコシの芯。他は油分が少なく着火効果が弱い。

着火材とは

着火材は、薪に火をつけるために用いる燃えやすい材料のこと(「焚きつけ」ともいう)。マッチやライターなどの小さな炎で着火しにくい木材(薪)や炭などを燃やすために使う助燃材だ。市販のケミカル系着火剤もあるが、枯葉や小枝などの自然素材も、その特性を理解していれば十分に着火できる。

着火材に向く素材の条件は、「油分を多く含んでいるもの」「柔らかく乾燥しているもの」。

例えば、普段捨てている野菜の皮や果物の皮の中には、枯葉や樹皮以上に火力が強くなるものがある。着目すべきは素材に含まれた油分。多ければ当然、火つきも上々。油分を含んだ生ゴミを捨てずに乾燥させて保管しておくと、キャンプの焚きつけ材として役に立つ。

 

着火や火力アップに向く素材には、スギの葉、スギの樹皮、麻紐、ススキ、マツボックリ、竹、タブノキの葉などがある。他にもシラカバの皮など、樹脂を多く含み、火力が強く長持ちする素材が適している。

衣服のポケットの中に溜まる綿ぼこりなどのゴミも集めておくと立派な着火材になる。

初心者でも簡単にできる焚きつけ方法

1:焚き付けの準備。着火材を焚き火台の中央に乗せて、その上に小枝を乗せる(ここでは衣類ゴミを使用)。

2:1の上に落ち葉など燃えやすい材料を散らし、さらに写真のように焚き火台2辺に太薪をV字に積む。

3:焚きつけ用の材料を囲むように、細枝を円錐形に並べる。この際、点火しやすいよう火口を設けるのがコツ。

4:マッチやライターなどで着火する。

焚きつけ材の収集は、必ず倒木や落ち葉から取る。立ち木の樹皮を剥ぐことは絶対にやらないこと。焚き火マナーを守って楽しみたい。

取材・文/松浦裕子

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