人とは違う焚き火台。カナダの大自然が産んだ“FIREWAALL+”を徹底レビュー

2020.11.22

私が書きました!
アウトドアライター
とむ
カナダ在住、キャンプやトレッキング、スノーボードが好きなアラサー男子。キャンプギアは徹底的に調べ上げて、後悔のないようにポチります。”好きな事を仕事に”をモットーにフリーランスライターとして活動中。

お隣のキャンパーさんと被らない焚き火台あります。“FIREWAALL+”

今回ご紹介させていただくのは、カナダのSPORTES.Inc(スポルテス)というメーカーから販売されている“FIREWAALL+”(ファイアーウォールプラス)という焚き火台です。

薪の側面に立ち上がる美しい炎を楽しめる、一風変わった焚き火台となっています。

メーカーのスポルテスという名前を聞いた事がないという方も、多いのではないでしょうか?

スポルテスは、カナダのモントリオールという都市で2014年に設立されたガレージブランドです。

全てのアウトドア愛好家に向け、実用的で耐久性のあるアウトドアツールの製造と販売を行なっています。

長く使うことを前提とした設計で、MADE IN CANADAへの強いこだわりを製品から感じることができます。

“FIREWAALL+”の組み立て方

FIREWAALL+の完成図。

本体は、バラバラの3つのパーツを組み立てる事で、焚き火台として使用する事ができます。

「開くだけの簡単設置」とまではいきませんが、作業に慣れると10秒ほどで組み立てる事ができます。

組み立て手順は以下のとおりです。

安全のため、軍手や手袋を装着して作業をするようにしてください。

1.焚き火台の脚になるパーツに底板を差し込みます。

焚き火台の脚に底板を差し込みます。

この時に差し込む角度が悪いと、スムーズに差し込む事ができません。

写真のように脚を立たせた状態で、底板の方を動かしながら角度を合わせると、組み立てやすくなります。

2.もう片方の脚を底板に差し込みます。

反対の脚にも同じように差し込みます。

今度は先ほどとは逆に、固定した底板に脚の方を動かして差し込むと、簡単に組み立てる事ができます。

3.完成!

焚き火台の完成です!

ここまで組み立てれば、すぐに焚き火台として使う事ができます。

使用の際は底板に 着火剤になるもの細い枝中くらいの薪 の順に積み上げていき、底板の隙間から火をつけるだけ。

薪の周りを覆い隠すものが無いため、大量の空気を取り込み、簡単に火を起こす事ができます。

“FIREWAALL+”で調理をする時は?

直径16センチのスキレットを乗せてみましたが、まだ余裕があります。

焚き火台を調理に利用する時は、付属のポジショナーと呼ばれる大きな釘のようなパーツと、付属の天板を取り付ける事で、鍋やケトルの五徳として利用する事ができます。

もちろん、食材を直接天板に乗せて、豪快に調理することもできます。

天板の高さは3段階で調節可能

下に設置するとここまで低くなります。

真ん中に設置するとこれくらい。

上に設置するとここまで高くできます。

天板の高さは、ポジショナーを差し替える事で3段階から選べるので、薪の量や必要な火力に合わせて細かく調整する事ができます。

WindBlades装着でより快適に

取り付けは爪をひっかけるだけ。

別売りですが、取り付け式の専用ウィンドスクリーンが販売されています。

これを装着する事で、風の強い日や調理のために熱を逃したく無い時など、ますます便利にファイアーウォールを使う事ができます。

設置もとてもシンプルで、天板にウィンドスクリーンの爪をひっかけるだけの簡単設計です。

片付けもあっという間!

靴用のカバンを収納ケースにしています。

片付ける時は、組み立てと逆の手順でパーツを分解し、灰などを落とした後に適当なケースに入れて完了です。

組み立てが簡単なので、もちろん片付けも簡単に済ませられます。

焚き火をしたすぐ後に撤収する場合は、焚き火台本体が非常に熱くなっていますので、ご注意ください。

また、冷ますために水などをかけてしまうと、急激な温度変化が生じてしまい、金属の変形や破損にも繋がりますのでやめましょう。

ちなみに、“FIREWAALL+”には収納袋が付属していません。

僕は通気性が良く、汚れや熱にある程度強い布製のシューズ袋に収納しています。

“FIREWAALL+”のおすすめポイント

・薪がゆっくり燃えるので、少量の薪で長く焚き火を楽しめる。
・調理に使う場合、付属品で全てがまかなえる上に、高さ調節などの汎用性が高い。
・薪の上方向ではなく、側面を駆け上がるような独特な燃え方が美しい。

特に、3つ目の炎の形は、焚き火好きのキャンパーさんにはたまらないと思います。

また、写真を見ていただくとわかるように、底板の隙間がかなり大きく設計されています。

このおかげで空気の通り道が確保され、燃焼効率の向上にも繋がっているのですが、この隙間から、小さくなった炭などが地面へ落ちてしまいます。直火OKのキャンプ場では問題無いかと思いますが、直火NGのキャンプ場で使用される場合は、不燃性の焚き火シートなどを併用されることをおすすめします。

まとめ

焼き入れによって個性が出てくるところも楽しまめす。

日本で購入する場合は、代理店より購入することができます。

日本の代理店では、別売りですが専用のキャリングポーチが販売されているようです。

僕の住んでいるカナダでは手に入らないので、とてもうらやましいです……。

基本のセットで2.5キロの重量級の焚き火台ですが、焼き入れや経年による金属の変化も合わせて楽しめる、とてもおすすめの焚き火台です。

ぜひ皆さんにも“FIREWAALL+”の美しい炎を楽しんでいただきたいと思います。

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