日本初のIoT搭載スマートグリル「Weber Pulse」で、無敵のBBQ! | BE-PAL

日本初のIoT搭載スマートグリル「Weber Pulse」で、無敵のBBQ!

2021.07.06

Weberの代名詞は、海洋ブイから生まれたフタつきの丸いBBQグリル。1952年の創業より伝わるチャコールグリルで、ホーローコーティングされた本体とフタのおかげで抜群の保温性があり、だれもがおいしいBBQができると全世界に愛用者がいる名作だ。

近年は「チャコール」にとどまらず、着火も火力調整も簡単な「ガス」、そして室内でも安心に使える「電気」のグリルをラインアップ。そしてこの春、スマホで設定&調理を指示してくれる電気グリルの進化系、スマートBBQグリル「Weber Pulse 電気グリル」(59990円。以下、Weber Pulse)が登場したと聞き、Weber Grill Academyのブックマン健介さんにその魅力を教わってきた。

幼少期をアメリカで過ごし、アメリカで和食店に努めた後、Weberのシェフになったブックマンさんだから、アメリカのBBQ文化にも日本のBBQスタイルにも造詣が深い。

「アメリカのBBQはみんなとの会話がメインでコミュニティを広げる場。日本のBBQは食がメインという違いがあるように思います。

Weber Pulseはとても簡単に扱えて、だれもがプロ並みのBBQを焼けるのでとっても楽。うっかり会話に夢中になったり別の作業をしていたりしてもアプリが進行状況を教えてくれるので失敗がありません。調理に集中しなくてもいいので、みんなと会話を楽しむ時間が増えますよ」

調理の前に必要な「プレヒート」と「ペアリング」

使用電力1300W/100V。

これがWeber Pulse 電気グリル。サイズは60.5×54×H33cm、重量13.6kg。伝統のチャコールグリルとは異なり、電気式のWeber Q1400やガスカートリッジを取り付けるWeber Q1250に似たデザイン。サイズもWeber Q1400とよく似ている。

使用前は最高温度に設定してしっかりプレヒートしておこう。

 Weber Puleの最高温度は316℃。電気式グリルは他社からも発売されているが、これだけの高温をキープできるものはほとんどなく、ガスやチャコールと変わらない本格的なBBQができるという。
一方、最低温度は95度Cで、60度C前後の低温調理はできないが低めの温度でじっくり火を通すのはお手の物だ。

専用アプリ「Weber Connect」をダウンロードして、Weber Pulseとペアリング。アプリはiOSだけでなくAndroid用も用意されているのだが、1台のWeber Pulseと接続できるのは1台のスマホのみ。複数のスマホにアプリをいれても、同時には使えないので注意が必要だ。

Weber Pulseの温度表示は華氏(F)になっているので、アプリで摂氏(C)表示へと変更しておきたい。もちろん、華氏になじみがあるならそのままでOK

料理の進行はスマホまかせでOK

一般に肉は250度C程度で焼くといいと言われているが、Weber Pulseではアプリを使ってグリル内温度と肉の中心温度を的確に表示してくれ、ちょうどいい焼き具合・温度になったらアラームで知らせてくれる。

さらに、プロのシェフが監修したレシピ集のプログラムを選択することで、だれもが技術や知恵がなくてもプロの味を再現できる。Weber Pulseがただの電気グリルではなく、スマートBBQグリルと呼ばれるのはこのためだ。

Weber Pulseでは、プルーブと呼ばれる温度計を肉に刺したまま加熱できるため、中心温度の様子もわかる。

肉の切り方や気温などによっては、焦げたり生焼けになったりすることがあるのだが、アプリで肉の中心部の温度も管理できるため口に含んだ瞬間に「あ……」と後悔することがない。

高温でさっと焼き上げるピザも、90℃でじっくり火を通す丸鶏のグリルや骨付きラムも、アプリの指示通りに進行すれば失敗なし。温度計は1台のグリルに2つまで使えるのでムラになりやすい丸鶏の管理をしやすい。

常にレシピ通りの食材が手に入るとは限らず、肉の厚みが2cm3cmでは微妙に焼きあがるタイミングが異なるものだ。
その点はアプリで細かく設定できるようになっているので安心を。たとえばステーキの場合、肉の厚みはもちろん、好みの焼き加減を設定できるので「レアが好きだからアラームよりちょっと早めに取り出そう」などと人が調整することなく、すべては設定通りでOK

アプリの示すとおりに準備して、焼いて、取り出すだけ。トングで肉を押して、指の付け根との感触の違いを確かめながら「これでいいのか?」と首をかしげることもない。

グリルから取り出し、アルミホイルで休ませてから切るとこの通り。狙い通りに、中心がピンク色のミディアム・レアになっている。

チャコールグリルに慣れたキャンパーには少し物足りなく思えるかもしれないが、アラームで知らせてくれるためほかの料理と平行して作るようなとき、安心してWeber Pulseに完全に任せられる。使ってみるとわかるが、まるでプロはだしの助っ人料理人がひとりいるようなイメージなのだ。

煙が少ないのでベランダや室内利用も安心

チャコールBBQで煙が出るのは、肉汁がしたたり落ちて木炭にかかり、それが蒸発するため。香りがたってそれがおいしさの源となるが、住宅地ではクレームを受けやすい。Weber Pulseの場合、熱線が中央にないので肉汁が触れにくい設計で、においも煙も立ちにくくなっている。室内で使っても、カーテンや壁紙へのにおい移りが少ないので使用後のストレスがないというわけ。

フタの汚れが気になったら、コントロールパネルを取り外して洗うことができる。

焼き網に付着した汚れは、調理後にフタをしたまま高温にした後、ブラシでこする。たったこれだけできれいになるため手間がかからない。このあたりは同社の他のグリルと同じ。

底には脂を受け止めるトレイがあるので、こちらの洗浄も忘れずに。

Weber Pulseは持ち運びやすいサイズだが、消費電力は1300Wのためポータブル電源で使うのは少々厳しい。キャンピングカーで使えないこともないが、サブバッテリーに余裕がないと現実的ではないのが残念だ。

ベランダ、庭など安定して電力を確保できる場所でないと使いづらいことは弱点のように思えるが、風が強い日や寒い時期には室内でだってBBQを楽しめる。これはガスやチャコールではできないこと。

Weber Puleがあれば、だれもが日常的に手間なくおいしい料理を作れる。この夏のおうちキャンプを彩る本命ギアだ。

【問】WEBER-STEPHEN PRODUCTS JAPAN合同会社 https://www.weber.com/

私が書きました!
大森弘恵
フリーランスのライター、編集者。主なテーマはアウトドア、旅行で、ときどきキャンピングカーや料理の記事を書いています。https://twitter.com/utahiro7
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