おぎのやの「峠の釜めし」の器を再利用!キャンプと家で白米を炊いてみた | BE-PAL

おぎのやの「峠の釜めし」の器を再利用!キャンプと家で白米を炊いてみた

2020.04.20

道の駅でも販売される釜飯屋さんの器

おぎのやは、昭和18年(1943年)に創業した老舗の弁当屋さんで、群馬県の横川駅で駅弁を販売していたことがスタートとされている。現在は、益子焼きで作られた器に、椎茸や栗、鶏肉、香の物といった色とりどりの食材を詰め込んだ釜飯が全国的にも有名である。

実は、釜めしが入っているこの器は持ち帰りができ、なおかつ再利用が可能であることをご存知だろうか。今回は、これを使って家やキャンプで実際に使ってみたので紹介する。

わざわざ再利用できるように設計!?

おぎのや「峠の釜めし」¥1,100(税込)※中に釜めしが入ったもの

峠の釜めしの器は、1合ほどのお米が炊けるように設計されたコンパクトなサイズ。器とフタがセットになっており、フタと器の側面には「横川駅 おぎのや」という刻印がされている。

同製品は昭和32年(1957年)に、4代目社長が考案したもので、横川駅で販売していたことをパッケージデザインとして今もそのまま残している。

試しに炊いたので煤汚れはあるが、実用できるものとして商標登録がされている。

益子焼は江戸時代末期から栃木県益子町で考案された焼き物で、砂気が強くて粘性が少なく、肉厚であることから土鍋や器のほか、鉢や水瓶など幅広いものに使われている。火にかけて炊く釜めしとも相性抜群というわけだ。

ツルッとした光沢がある器の内側。

内側を見ると光沢がありコーディングをしているように見える。おそらく購入時の釜めしが内側に張り付かないように工夫されていると考えられるが、再利用時に「割れるのが心配」という人は、あらかじめ研ぎ汁による目止めをしておいたほうがいいだろう。

この器を使って実際にキャンプで炊いてみた

コールマンのガソリンツーバーナーを使って炊いている様子。

それではここで、先日のキャンプでこの器を使って白米を炊いてみたので、その様子を紹介しよう。

お米を研ぐところまでは炊飯器で行うのと同じ。研ぎ終わったらお米を器の中に入れ、お米の表面につく位置から親指の先の第1関節が水面にくるくらいまで水を入れ、強火で炊く。できれば水を入れてから1530分ほど置いておくと、お米に水分がしっかり入ってふっくらと仕上がるのだそうだ。

一度吹き出すと結構の量が外に出る!

ある程度炊くと、10分くらいで吹きこぼれが起きるので、フタを少しずらして弱火にする。吹きこぼれがなくなったら、しばらくこの状態で火にかけ、水分がなくなるまで火をかけ続ける。

バーナーから完全に話して冷ます。

水分がある程度なくなったら、火を止めて15分程度寝かせておく。この蒸らす行程を踏むことで、お米の芯までしっかり水分がわたりやわらかくなるとのこと。ただし、蒸らしの時間が長すぎるとお米が水分を全部吸って反対にパサっとした仕上がりになるのでご注意を。

ツヤがありキレイに仕上がった!

蒸らし作業が終わったら完成! 子供の頃に飯ごう炊飯をしたことがある人ならわかるが、中の汁の吹きこぼれが始まってから水分がなくなるまでが早いので、適度な水分を残して、蒸らすことが大事。火に当てる時間が長すぎると白米の底が焦げてしまう。お焦げも楽しみたい人は、何度か試してお好みの炊き方を見つけてもらいたい。

家のこんろのほうが安定して炊ける

五徳が合うか事前にチェックを。合わない場合は網などを敷いて行うとベスト。

家のこんろでももちろん炊ける。キャンプだと、バーナーやこんろが風や気温に左右されやすく、仕上がりまでの時間が長くなったりムラができたりするが、家ではそのようなことがないため、きれいに仕上がりやすい。作り方は上記と同じなので、休日や在宅ワークなどで家にいることが多い人は、ぜひ挑戦してもらいたい。

なお、今回の炊き方は公式ページを参考にしたため、ほかに効率的にできる方法、より美味しくできる方法もあるかもしれない。もしおすすめの方法があれば、公式ページでアイデアを募集しているので送ってみよう。

たまには手間をかけてごはんを作ってみては?

筆者は今回炊いたお米でカレーライスをいただき、楽しい時間を過ごした。たまたま寄った横川サービスエリアのお土産が、再利用可能でかつ美味しい白米を炊けたことに感動。

こちらの釜では、白米だけでなく炊き込みご飯なども作れるとのことで、ぜひこの釜を見つけたら、手間をかけて炊いてみてはいかがだろうか。

おぎのや ご飯の炊き方のページはこちら
https://www.oginoya.co.jp/tougenokamameshi/recipe.html

おぎのやの公式ページはこちら
https://www.oginoya.co.jp/index.html

文・構成/小川迪裕

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