山用フライパンでつくる!乾物のパエリア

2020.12.20

料理家
華表由夏(とりい ゆか)
青森生まれ、東京育ち。飲食店のレシピ開発や広告のスタイリングに携わる。地図好きがこうじて世界の郷土料理を出す小さなレストラン「森小屋トリイ」を営んでいる。お店や外で、子ども向けの教えない料理教室“タベルノクラス”も開催中。

山用フライパンでつくる!乾物のパエリア

家庭料理はどんどん変化してきます。誰かに教えてもらったり、お店で食べた美味しかったものを真似してみたり。ときには工程や材料を減らして、簡単な作り方に変えてみたり。そんな風に自分流に何度か作り変えて、それぞれの家庭の味が出来ていくんでしょうね。このレシピも、元は母に習った鮭の炊き込みご飯をアレンジしたものです。

我が家は、田舎から鮭が1本まるまる届くことが多かったので、母が捌いてはいろいろな料理に変身させてくれました。
中でも特に嬉しかったのは、鮭のハラコを使ったいくらの醤油漬け。つやつやのいくらを、おさじですくって炊き立てのご飯にのせて食べるのは子どもながらに至福のときでした。身の部分も一緒に焼いて、東北の郷土料理である「はらこめし」もよく作ってくれたものです。身をたっぷり使った炊き込みご飯も大好物でした。いま丸々1本の鮭が我が家に届いたら、あんな風に捌けるか分かりませんが、なんて贅沢な贈り物だったのだろう!と価値はわかるようになりました。

そんな鮭の炊き込みご飯を干物で作ってみたら、想像より美味しい仕上がりに!さらにパエリア風にしてみたら調理時間も短くなって、いいことづくし。道の駅でも近所のスーパーでも気軽に手に入る干物。簡単なのでぜひおためしくださいね。

材料

干物 1枚
ドライトマト 10~15g
水 250cc
オリーブオイル 大さじ1
ニンニクチューブ 2cmくらい
米 1合
塩 ふたつまみ(2gくらい)
サキイカ 15g
フライドオニオン 5g
お好みで柑橘類

作り方

ドライトマトを分量の水につける。柔らかくなったらハサミでカットし、そのまま水につけておく。サキイカも長い場合はカットしておく。

干物の両面に美味しそうな焼き色をつける。ここでは中まで火を通さないでオーケー。

干物を取り出し、同じフライパンにオリーブオイル、ニンニク、米を入れて炒める。塩もこのタイミングで入れる。

米の周りが透き通ってきたら、ドライトマトを浸しておいた水を入れる。カットしたドライトマト、サキイカ、オニオンフライ、焼き色を付けた干物をのせ、中火にかける。

沸騰して、水分が減ってきたらアルミホイルなどで蓋をして弱火で10分くらい炊く。その後火を消して、10分くらい蒸らしたら完成。

お好みでレモンをきゅっと絞って召し上がれ!乾物の出汁がおいしいパエリアです。外だけでなく、おうちのキッチンでもどうぞ。

撮影/西山輝彦 https://www.plog.tokyo/blog

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