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バックパッカー&紀行作家 シェルパ斉藤の新刊『ニッポン10大トレイル』

2019.06.06

バックパッカー&紀行作家のシェルパ斉藤です。『ニッポン10大トレイル』という新刊を出しました。

これまで僕が歩いてきたトレイルの中から、「このトレイルは世界に誇れる」と自信をもってオススメできるベスト10を紹介した本です。A5サイズのオールカラー255ページ、本体¥1,500+税。紀行文としても、写真集としても、ガイドブックとしても楽しめる1冊にまとめました。

僕は年に1度のペースで海外のロングトレイルを歩いていますが、海外に出かけるたびに「ニッポンのトレイルだって負けてない」と実感します。

主要登山道はルートが整備されていて迷いにくいし、山小屋などの設備も充実。気持ちよくテントを張れる場所もあちこちにあって、安心して一夜を過ごすことができます(治安がいいし、野獣もいません)。

四季折々の自然が豊かで森が美しく、沢があって飲料水も道中で確保できてしまう。場所によっては、温泉があって入浴も可能。北海道から沖縄まで気候風土が異なるニッポンは、バックパッカーズ・パラダイスなんです。

こんな絶景の山岳地帯もあるし、

あの山の向こうへ、どこまでも歩いて行こうと思わせる優しい山並みだってある。

山だけじゃありません。優しくて利便性のいい里山もあちこちにあって、

海岸や島にもトレイルがあります。

さらに古道もあって、寺社を巡る歴史の道だってあります。

僕が『ニッポン10大トレイル』を選出するうえで重視したのは、交通の便。

自分が海外のトレイルを歩くときに最も気になるのは、出発点までどうやって行くかであり、歩き終えたらどうやって帰るか、です。

自家用車やタクシーで行かなくてはならないような手間とお金がかかるトレイルは排除し、外国人の旅人でも公共交通機関を利用してトレイルイン、トレイルアウトできることを優先しました。さらにその地域ならではの特色が出ているトレイルであること、テント泊も宿泊もできる場所が道中にあることも条件に加えて、北海道から屋久島までの10本のトレイルを選んで『ニッポン10大トレイル』としました。

じつはこの本、シェルパ斉藤の著作としては2冊目の本になります。

これまで30冊以上の本を出してきましたが、デビュー作の『213万歩の旅』以外はすべて本名の斉藤政喜/著になっています。『シェルパ斉藤の行きあたりばっ旅』シリーズなどのように、タイトルに『シェルパ斉藤の〜』がつくケースはあっても、著者名は斉藤政喜で通してきました。

そもそも、シェルパ斉藤という名はビーパル編集部がつけた名前なんです。

平成元年のことです。エベレストベースキャンプまで自転車で走る旅から帰国した僕は東京から大阪まで全長1343kmの東海自然歩道を歩く連載をしないかと、ビーパル編集部に声をかけてもらいました。

ヒマラヤ帰りだし、荷物を背負って山道を歩くわけだから山岳ガイドの代名詞である『シェルパ斉藤でどうだ』と編集者に提案されました。

最初は抵抗感がありましたけど、覚えやすいインパクトある名前だし、読者を歩く旅に導くガイドになれたらいいと思い、その名を受け入れて、東海自然歩道の連載が始まりました。そして連載終了後にシェルパ斉藤として『213万歩の旅』を出しました。

そして次の連載『行きあたりばっ旅』を単行本にするとき「これは歩く旅の本ではないから…」と、シェルパ斉藤ではなく、本名を著作にすることを思い立ちました。

編集者につけられた名前、に対する抵抗感があったのかもしれません。それ以降はそのパターンが定着してしまい、他の出版社で本を出す場合もタイトルは『シェルパ斉藤の〜』にして著者名は斉藤政喜で統一してきました。

でも平成の時代が終わり、新しい時代に入ったいまこそ原点に戻って、読者を「歩く」旅に導きたい、という思いから『213万歩の旅』以来であるシェルパ斉藤著作の本にすることにしました。

本書を参考に、ニッポンのすばらしきトレイルを歩いてもらいたい。誰にでもできるけど、その人にしか体験できないドラマがトレイルであなたを待っています。

最後にインフォメーションを。

本書の出版を記念した焚き火バーを6月15日にわがカフェ『チームシェルパ』で開催します。

入場は無料で、テント泊もできます。八ヶ岳山麓で焚き火を囲んで一緒に楽しみましょう。僕のトークショー以外に音楽のライブも開演しますよ。

https://team-sherpa.wixsite.com/sherpa

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