マルチツールといえば「ビクトリノックス」ははずせない。
そもそも1884年に創業者であるカール・エルズナーが、
ソルジャーナイフをスイス陸軍に納入するためのワークショップを開設し、
実用的な機能を盛り込んだナイフというアイデアに取り組んだことから始まる。
「エボウッド」シリーズは、ハンドル部分にスイスで育ったウォールナットを使用している。
ゆえに1本ずつ異なる表情を見せ、時が経つほどに味が深まり、
自分だけのナイフに育てることが楽しみな製品だ。
人間工学に基づき湾曲した「エボリューションデザイン」を採用し、操作性がアップ。
これが美しいデザインとしても映えている。 このエボウッド81は、デレモンコレクションの第一弾である。
2013年までスイス北西部ジュラ州のデレモンには、
ビクトリノックスが買収した「ウェンガー」の工場があった。
ここで生産されるシリーズがデレモンコレクション。
「ウェンガー」の特徴と、
一昨年130周年を迎えた「ビクトリノックス」の特徴をバランスよく組み合わせている。
はさみはすべてマイクロセレーション加工(細かい波刃)が施してあり、
滑りやすいナイロン糸や布地などの切断にも効果的だ。
ブレードの付け根には「VICTORINOX SWISS MADE DELÉMONT」という証が刻印される。
ビクトリノックス|エボウッド81
【スペック】
縦6.5×横2×厚さ1.2cm(収納時)、約21g。ブレードはステンレス。ハンドルは天然木(ウォールナット)。
全5機能(スモールブレード、つめやすり、つめそうじ、はさみ、キーリング)。スイス製。
※正当な理由無く刃物を携帯することは違法となります。