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    2019.06.20 高橋庄太郎

    テスター
    アウトドアライター
    高橋庄太郎
    南国好きアウトドア系ライター。毎年春になると沖縄の離島に飛び、一足早い夏を楽しみながら、新しいアウトドアギアを試している。著書に『山道具 選び方、使い方』など。

    クルマで踏んでも破裂しない柔軟な素材を用いたハイドラパック「シーカー」シリーズ

    以前、僕は北アルプスを歩いていたときに、1日で4Lの水を飲んだことがある。真夏は発汗量がハンパなく、それでも足りず、小屋に到着して買ったコーラがなんとうまかったか……。

    これからの暑い季節、脱水症状を防ぐには、大型ウォーターキャリーが必要だ。キャンプ地でも何度も水を汲みに行かずに済み、なにかと便利である。

    だが大型タイプは小型よりも収納時にかさばり、重くなる。紙のように薄いフィルム状の素材のものはコンパクトに収納できるが、素材が硬くて傷みやすく、長くは使えない。なかなか良いものが見つからないのだ。

    その点、ハイドラパック「シーカー」シリーズは、合格レベル。クルマで踏んでも破裂しない柔軟な素材を用い、テストに使った3Lタイプでも重量たった87g。丸めれば手に乗るほどコンパクトだ。ほかに2Lや4Lもそろい、使い勝手がいい。

    今回はコレを持って蒸し暑い沖縄の山中を歩いたが、飲んだ量は半分ほど。だが「飲み切らずにキープしている」という安心感は、近くに自動販売機がない野外では本当に得難かった。

    なお、休憩中にはこのウォーターキャリーを枕代わりに昼寝した。そのときの冷たさと弾力性の心地よさは……。個人的には、そんな使い方もおすすめだ。

    ただでさえ丈夫なTPU(熱可塑性ウレタン)を、特殊加工でさらに強靭に

    踏みつけたりひねったりした程度ではほとんど傷まず、ハードな環境でも安心して使える。また、飲み物を入れたまま凍結させても破損はない。口径4.2cmの飲み口はカタダイン社の浄水器に対応し、組み合わせて使うことも可能だ。

    ちぎれそうなほどグルグルと強くねじっても、まったく問題なし。内容物は圧縮されるが、素材が膨らんで圧を吸収する。

    使用しないときは小さく丸めて収納できる。スタッフバッグが付属しているのが、地味にうれしい。

    全体重をかけても破損する気配は一切ない。おそらくゾウのような巨体が踏んでも破裂しないだろう。

    広口のキャップは口径4.2cm。小さな氷なら、ここから中に入れられる。また、洗浄・乾燥もしやすい。

    上部とサイド2か所にハンギングループがつけられ、バックパックなどにしっかり固定できる。

    ハイドラパック/シーカー3L:¥2,900
    問い合わせ先:ケンコー社:06(6374)2788

    サイズ:38.1×13.3㎝
    重量:87g
    素材:TPU、HDPE、ナイロン

    ※構成・撮影/高橋庄太郎

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