リノベーションモデルからカスタムキットまで!ソト遊びグルマの可能性を追求した注目車15選!【東京オートサロン2026】 | キャンピングカー・車中泊 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

キャンピングカー・車中泊

2026.01.19

リノベーションモデルからカスタムキットまで!ソト遊びグルマの可能性を追求した注目車15選!【東京オートサロン2026】

リノベーションモデルからカスタムキットまで!ソト遊びグルマの可能性を追求した注目車15選!【東京オートサロン2026】
前回に引き続き、389社が出展した「今回も東京オートサロン2026」の856台展示されたクルマの中から、カスタムメーカーが提案する「外遊びのクルマ」をピックアップして紹介しようと思います。
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カスタムカーの祭典「東京オートサロン2026」 注目の車両を大紹介!【カスタムメーカー編】

普段使いから車中泊まで、オールラウンドで使えるマルチなモデルも多数展示

リノベされた車両でより長く愛車に乗り続ける

LAND CRUISER PRADO “NEWSCAPE”。グラファイトグレーのボディカラーにレッドの差し色がポイント。
LAND CRUISER PRADO “NEWSCAPE”。メルトグレーにイエローのワンポイントが特徴。
シートを貼り替えたのと同等のクオリティが特徴のシートカバーはSpiberの次世代繊維を採用。

トヨタの関連会社であるトヨタ・コニック・プロのカスタム中古車ブランド「CORDE by(コーデバイ)」は「LAND CRUISER PRADO “NEWSCAPE”」を展示。

このモデルはアウトドアブランド「THE NORTH FACE」を手がけるゴールドウインとバイオベンチャー企業「Spiber」と開発したコラボモデル。

ランドクルーザー・プラド(150系)の中古車をベースに、長く愛用することによる環境負荷への低減を意識して製作。Spiberが開発した環境負荷の少ない次世代繊維素材「ブリュード・プロテイン™ファイバー」をシートカバーなどに採用。また、エクステリアはTHE NORTH FACEチームが担当し、ドーム型テントGeodomeのメルトグレーやマウンテンジャケットのグラファイトグレーをボディカラーに採用し全塗装。ほかにもフューエルリッドやマッドガード、オリジナルプレート、ルーフキャリアといった架装も施されています。

このモデルは中古となるベース車両価格にスタイルアップデート価格をプラスして販売。3月7日より、全国8店舗で販売される予定です。

見た目だけでなく積載性や快適性を高める

フォレスターX-BREAK
ルーフではなくリアゲート側に設置できるサイクルキャリアは積み下ろしも楽々。

オーバーランダースタイルで国内でも人気のオーストラリアのブランド「ライノラック」。エクシズルラインでは、新型「フォレスターX-BREAK」を展示し、積載性を高めるルーフキャリアやルーフボックスに加え、リアにはサイクルキャリアも搭載して遊びでの使い勝手の高さをアピール。さらに、日よけや雨よけができ快適性がアップするサイドオーニングを装備。フロントグリルやボディサイドプロテクターなどはスバル純正で「アドベンチャーパッケージ」として販売。

Heritage Jimny Truck

ジムニーのカスタムを得意とするKLCは「Heritage Jimny Truck(ヘリテージ ジムニー トラック)」を展示。現行モデルにピックアップトラックの設定はありませんが、大胆にもボディカットを施し荷台を装着。荷台は小さめで最大積載重量は150kg。ピンクのボディカラーに加え、ラパン調のフェイスグリルやルーフラックなどにより、お洒落かつ可愛い仕立てで来場者から熱い視線を集めていました。

車中泊にすぐ出かけられるモデルも多数

ぷちキャン・ワグ
ペットとの旅を想定し、空調や水まわりの装備を充実させている。
荷室右側上部に車載クーラーとウォータージャグ&シンクを装備。

桐や赤松などのリアルウッドを使った家具とベッドキットを販売するカーショップアシストのぷちキャンシリーズは、DIYで脱着できるのが魅力。今回はペットとの旅に向けて誕生した新シリーズ「ぷちキャン・ワグ」を展示。エブリイワゴンをペースに家具類やベッドに加え、車載用DC12Vクーラーも搭載。このモデルはクーラーの装着があるため、DIYでの組み付けは不可。クーラーはポータブル電源により稼働する設計で、ほかにも水まわりも装備し、人もペットも快適に過ごすことができるようになっています。

フリード・クロススターMV
最新のルーフクーラーを装備。足をフロアに下ろして対面でくつろげる。

オリジナル車中泊キャンピングカーを製造するロッキー2では、ホンダのフリード・クロススターをベースにした「フリード・クロススターMV(マウンテン・ヴィレッジ)」を展示。前倒ししたセカンドシートと荷室のベッドマットで対面のリビング展開が可能。ベッドは幅1270×長さ1800mmを確保し2人就寝ができ、ルーフクーラーも装備しており夏場も快適。荷室フロアの下は大型の収納スペースになっていて、左側には電装システムやFFヒーターを集約しています。コンパクトボディで扱いやすく、日常から車中泊まで幅広く使える1台。

給電くんポップアップルーフ
左キャビネット内に電子レンジ、右キャビネットに跳ね上げ式のシンクを搭載。
ウインドウに引っかけて使える車載クーラーはオプションで用意。室外機が窓の外側にあり熱気もこもらない。
ピッコロスマイル
フロントシートに回転機構が付いているため、車内長にゆとりがあるのがポイント。

軽キャンピングカーを数多く手がけるオートワンのブースでは、定番モデル「給電くんポップアップルーフ」とニューモデルの「ピッコロスマイル」の2台に注目。エブリイをベースにした給電くんポップアップルーフはモデル名からもわかるとおり、ポップアップルーフを搭載することでフロアに2人、ルーフ内に2人の4人就寝ができるモデル。またルーフにはフレキシブルソーラーパネルも装備するほか、2000Wインバーターまで装備しています。

初披露されたピッコロスマイルのほうはN-VANがベース。運転席には回転式シートが備わり、足をフロアに下ろして対面でのリビングが展開可能。アーム式テーブルは使い勝手が高く、ベッド展開時のベッドサイズやヘッドクリアランスにも余裕たっぷり。2人で快適に過ごせる設計。

HIACE Ver4×KNOT RECORDS
KNOT RECORDSのベッドキットに加え、バックドアとスライドドアには網戸も装備。
丸目キットは四角のLEDを内蔵し、クラシカルモダンな表情に変身。

ハイエースやランドクルーザーのスペシャリストであるフレックスはオリジナルパーツ「67 ROKU NANA(ロクナナ)」を搭載した「HIACE Ver4×KNOT RECORDS」を出展。今年の春に発売予定のフルLED丸目キット「Re Classic NEO」は丸目の中に四角いLEDランプを内蔵し、クラシックさと今っぽさが融合されたデザイン。ほかにも、67 ROKU NANA T-Force フロントスポイラーや67 ROKU NANA Delfino Lineオーバーフェンダーを装着しオフローダー的なイメージを演出。インテリアはKNOT RECORDS x オルテガのベッドキットやシートカバーシックにより落ち着きのある雰囲気で、仕事も遊びにも使える仕様になっていました。

今年はボディキットが盛りだくさん!

ステップワゴン用のボディキット「RESONATOR」。
フリードとは思えない表情が魅力の「ISORATOR」
デリカミニがより愛らしい表情になる「DARI」。

エアロパーツやドレスアップパーツの人気ブランド「DAMD(ダムド)」。今年はホンダステップワゴンをベースに角目4灯のワイルドな顔つきが印象的な「RESONATOR」をはじめ、フリードベースの「ISORATOR」では80年代をほうふつとさせる懐かしい表情を提案。また、デリカミニベースの「DARI」はベース車のワイルドさを残しつつも可愛いさをプラス。これらボディキットにより、ベース車の印象を大幅にチェンジしています。

Marina Concept
リア側もウッドにメッキモール、丸型テールランプでクラシカルな雰囲気。
往年クラシックカーを思わせるフロントフェイス。

アルパインスタイルのカスタムブランド「Cal’s Motor(キャルズモーター)」からはコンセプトカー「Marina Concept(マリナ・コンセプト)」を初展示。ベース車は商用バンのプロボックス。最近ではその積載性の高さからアウトドア派のカスタムベース車としても人気のモデル。最近ではまったく見なくなった逆スラントノーズに丸目4灯ヘッドライトを採用し、1960〜70年代を感じさせるデザインが個性的。ダッヂ・チャージャーや初代ルーチェやGTO、ケンメリスカイラインに510ブルーバードなど、クラシックカーを感じさせる美しいスタイルを商用バンに落とし込んだところが斬新でした。

サニートラックの愛らしい表情を引き継ぐ、特徴的なフロントフェイスキット。

ラスターのカスタマイズブランドである「fusion FROM SPIEGEL」では、スズキのキャリイをベースに往年の名車「サニートラック(通称:サニトラ)」のフロントフェイスキットを装着。バンパーとヘッドライトベゼルを別体構造にしているために塗り分けもしやすく、純正同等のサイズ感で実用性も確保しています。昭和時代に見られた街の電気屋さんを想定したペイントも加わり、現行車なのにノスタルジックな雰囲気に仕上がっています。こちらのキット価格は38万5000円〜。

BIG MAMA RIDER
天井やシートの張り替えはクラフトプラスが手がけている。
FRPで製作されたキッチンキャビネット。中には給排水タンクを内蔵。

ボディキットでも人気の高いブランドの「BLOW」はインテリアのカスタムブランド「CRAFT PLUS」と共同出展で、「BIG MAMA RIDER(ビッグ・ママライダー)」と「JACK RIDER(ジャックライダー)」の2台を展示。ベース車はどちらもタウンエースバン。ビッグ・ママライダーのほうはフォードF1トラックがデザインモチーフ。ボテッとしたスタイルがキュートでオールドアメリカンスタイルが個性的。ジャックライダーのほうは、通称パンプキンの名で人気のフォードF100を感じさせる表情が魅力。さらに、クラフトプラスが手がけたインテリアは、ウォールパネルやカーゴパネル、ベッドマットに加え、センターコンソールやシートカバーに至るまで車両のイメージを損なわない、トータルコーディネートが施されており、古いアメリカ映画に出てきそうな仕上がり。どちらのモデルもキット・コンプリート販売をしています。

JACK RIDER
セカンドシートと荷室のベッドマットでリビングやベッド展開が可能。ウッドを用いた温かみある空間。

2回に分けて紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。自分の遊びやカーライフに合わせてカスタマイズしたり、パーツの取り付けなどを施せば、QOLがアップしたり見た目がよくなったりと愛着も今以上に湧いたりします。メーカーからいろいろな楽しさの提案を見ることができる自動車のカスタムショー。イベントはほかにも、インテックス大阪で開催される「大阪オートメッセ2026」が2月13~15日、ポートメッセなごやでは「名古屋オートフェスティバル2026」が3月14、15日で開催されるので、最新のカスタムカルチャーを楽しみつつ、愛車のアップデートの参考にしてみるのはいかがでしょうか。

伴 隆之さん

編集者・ライター

大学卒業後、自動車専門誌の編集者として勤務し、その後独立。1999年から2年ほどカリフォルニアに住んでいたこともあり、アウトドアと旅が趣味。ニュージーランドでのキャンピングカー旅が特に好きで南北計4回ほど走破。現在は旅やキャンピングカーを中心にアウトドアやオートバイなどの誌面や動画を製作。愛車は1967年式イノチェンティ・ランブレッタと日産エルグランドをベースに自身で製作した車中泊カー。他誌にて全国のRVパークを巡り、その魅力を紹介中。

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