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カスタムカーの祭典「東京オートサロン2026」 注目の車両を大紹介!【カスタムメーカー編】
普段使いから車中泊まで、オールラウンドで使えるマルチなモデルも多数展示

リノベされた車両でより長く愛車に乗り続ける



トヨタの関連会社であるトヨタ・コニック・プロのカスタム中古車ブランド「CORDE by(コーデバイ)」は「LAND CRUISER PRADO “NEWSCAPE”」を展示。
このモデルはアウトドアブランド「THE NORTH FACE」を手がけるゴールドウインとバイオベンチャー企業「Spiber」と開発したコラボモデル。
ランドクルーザー・プラド(150系)の中古車をベースに、長く愛用することによる環境負荷への低減を意識して製作。Spiberが開発した環境負荷の少ない次世代繊維素材「ブリュード・プロテイン™ファイバー」をシートカバーなどに採用。また、エクステリアはTHE NORTH FACEチームが担当し、ドーム型テントGeodomeのメルトグレーやマウンテンジャケットのグラファイトグレーをボディカラーに採用し全塗装。ほかにもフューエルリッドやマッドガード、オリジナルプレート、ルーフキャリアといった架装も施されています。
このモデルは中古となるベース車両価格にスタイルアップデート価格をプラスして販売。3月7日より、全国8店舗で販売される予定です。
見た目だけでなく積載性や快適性を高める


オーバーランダースタイルで国内でも人気のオーストラリアのブランド「ライノラック」。エクシズルラインでは、新型「フォレスターX-BREAK」を展示し、積載性を高めるルーフキャリアやルーフボックスに加え、リアにはサイクルキャリアも搭載して遊びでの使い勝手の高さをアピール。さらに、日よけや雨よけができ快適性がアップするサイドオーニングを装備。フロントグリルやボディサイドプロテクターなどはスバル純正で「アドベンチャーパッケージ」として販売。

ジムニーのカスタムを得意とするKLCは「Heritage Jimny Truck(ヘリテージ ジムニー トラック)」を展示。現行モデルにピックアップトラックの設定はありませんが、大胆にもボディカットを施し荷台を装着。荷台は小さめで最大積載重量は150kg。ピンクのボディカラーに加え、ラパン調のフェイスグリルやルーフラックなどにより、お洒落かつ可愛い仕立てで来場者から熱い視線を集めていました。
車中泊にすぐ出かけられるモデルも多数



桐や赤松などのリアルウッドを使った家具とベッドキットを販売するカーショップアシストのぷちキャンシリーズは、DIYで脱着できるのが魅力。今回はペットとの旅に向けて誕生した新シリーズ「ぷちキャン・ワグ」を展示。エブリイワゴンをペースに家具類やベッドに加え、車載用DC12Vクーラーも搭載。このモデルはクーラーの装着があるため、DIYでの組み付けは不可。クーラーはポータブル電源により稼働する設計で、ほかにも水まわりも装備し、人もペットも快適に過ごすことができるようになっています。


オリジナル車中泊キャンピングカーを製造するロッキー2では、ホンダのフリード・クロススターをベースにした「フリード・クロススターMV(マウンテン・ヴィレッジ)」を展示。前倒ししたセカンドシートと荷室のベッドマットで対面のリビング展開が可能。ベッドは幅1270×長さ1800mmを確保し2人就寝ができ、ルーフクーラーも装備しており夏場も快適。荷室フロアの下は大型の収納スペースになっていて、左側には電装システムやFFヒーターを集約しています。コンパクトボディで扱いやすく、日常から車中泊まで幅広く使える1台。





軽キャンピングカーを数多く手がけるオートワンのブースでは、定番モデル「給電くんポップアップルーフ」とニューモデルの「ピッコロスマイル」の2台に注目。エブリイをベースにした給電くんポップアップルーフはモデル名からもわかるとおり、ポップアップルーフを搭載することでフロアに2人、ルーフ内に2人の4人就寝ができるモデル。またルーフにはフレキシブルソーラーパネルも装備するほか、2000Wインバーターまで装備しています。
初披露されたピッコロスマイルのほうはN-VANがベース。運転席には回転式シートが備わり、足をフロアに下ろして対面でのリビングが展開可能。アーム式テーブルは使い勝手が高く、ベッド展開時のベッドサイズやヘッドクリアランスにも余裕たっぷり。2人で快適に過ごせる設計。



ハイエースやランドクルーザーのスペシャリストであるフレックスはオリジナルパーツ「67 ROKU NANA(ロクナナ)」を搭載した「HIACE Ver4×KNOT RECORDS」を出展。今年の春に発売予定のフルLED丸目キット「Re Classic NEO」は丸目の中に四角いLEDランプを内蔵し、クラシックさと今っぽさが融合されたデザイン。ほかにも、67 ROKU NANA T-Force フロントスポイラーや67 ROKU NANA Delfino Lineオーバーフェンダーを装着しオフローダー的なイメージを演出。インテリアはKNOT RECORDS x オルテガのベッドキットやシートカバーシックにより落ち着きのある雰囲気で、仕事も遊びにも使える仕様になっていました。
今年はボディキットが盛りだくさん!



エアロパーツやドレスアップパーツの人気ブランド「DAMD(ダムド)」。今年はホンダステップワゴンをベースに角目4灯のワイルドな顔つきが印象的な「RESONATOR」をはじめ、フリードベースの「ISORATOR」では80年代をほうふつとさせる懐かしい表情を提案。また、デリカミニベースの「DARI」はベース車のワイルドさを残しつつも可愛いさをプラス。これらボディキットにより、ベース車の印象を大幅にチェンジしています。



アルパインスタイルのカスタムブランド「Cal’s Motor(キャルズモーター)」からはコンセプトカー「Marina Concept(マリナ・コンセプト)」を初展示。ベース車は商用バンのプロボックス。最近ではその積載性の高さからアウトドア派のカスタムベース車としても人気のモデル。最近ではまったく見なくなった逆スラントノーズに丸目4灯ヘッドライトを採用し、1960〜70年代を感じさせるデザインが個性的。ダッヂ・チャージャーや初代ルーチェやGTO、ケンメリスカイラインに510ブルーバードなど、クラシックカーを感じさせる美しいスタイルを商用バンに落とし込んだところが斬新でした。

ラスターのカスタマイズブランドである「fusion FROM SPIEGEL」では、スズキのキャリイをベースに往年の名車「サニートラック(通称:サニトラ)」のフロントフェイスキットを装着。バンパーとヘッドライトベゼルを別体構造にしているために塗り分けもしやすく、純正同等のサイズ感で実用性も確保しています。昭和時代に見られた街の電気屋さんを想定したペイントも加わり、現行車なのにノスタルジックな雰囲気に仕上がっています。こちらのキット価格は38万5000円〜。



ボディキットでも人気の高いブランドの「BLOW」はインテリアのカスタムブランド「CRAFT PLUS」と共同出展で、「BIG MAMA RIDER(ビッグ・ママライダー)」と「JACK RIDER(ジャックライダー)」の2台を展示。ベース車はどちらもタウンエースバン。ビッグ・ママライダーのほうはフォードF1トラックがデザインモチーフ。ボテッとしたスタイルがキュートでオールドアメリカンスタイルが個性的。ジャックライダーのほうは、通称パンプキンの名で人気のフォードF100を感じさせる表情が魅力。さらに、クラフトプラスが手がけたインテリアは、ウォールパネルやカーゴパネル、ベッドマットに加え、センターコンソールやシートカバーに至るまで車両のイメージを損なわない、トータルコーディネートが施されており、古いアメリカ映画に出てきそうな仕上がり。どちらのモデルもキット・コンプリート販売をしています。


2回に分けて紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。自分の遊びやカーライフに合わせてカスタマイズしたり、パーツの取り付けなどを施せば、QOLがアップしたり見た目がよくなったりと愛着も今以上に湧いたりします。メーカーからいろいろな楽しさの提案を見ることができる自動車のカスタムショー。イベントはほかにも、インテックス大阪で開催される「大阪オートメッセ2026」が2月13~15日、ポートメッセなごやでは「名古屋オートフェスティバル2026」が3月14、15日で開催されるので、最新のカスタムカルチャーを楽しみつつ、愛車のアップデートの参考にしてみるのはいかがでしょうか。








