自撮り棒にもなるベルボン×コールマンの 「セルフィーマルチスタンド」が、ひとり旅で大活躍 | 道具・ギア 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2025.12.13

    自撮り棒にもなるベルボン×コールマンの 「セルフィーマルチスタンド」が、ひとり旅で大活躍

    自撮り棒にもなるベルボン×コールマンの 「セルフィーマルチスタンド」が、ひとり旅で大活躍
    旅エッセイストの国井律子です。ソロキャンプやひとり旅から、家に帰って写真を見返してみたら、ほぼ食べ物だったよ、という経験は、私だけでしょうか(笑)。楽しかったはずの旅の写真に自分が写っていないと、ちょっとさみしいものです。「次こそは景色と一緒に写りたい。でも誰に頼めばいいんだろう?」そんなモヤモヤを抱えていたところ、三脚メーカーのベルボンと、アウトドアブランドのコールマンがコラボした「セルフィーマルチスタンド」を発見。私が旅ギアを選ぶ基準は、「コンパクト」「タフ」「マルチ用途」。この3つをしっかりクリアしていたので、さっそくメキシコひとり旅に持って行ったところ、予想通り頼りになるギアだったというお話です。
    Text

    三脚にもなる優秀な自撮り棒を見つけた!

    重さ182g、折りたたむと18.5cm
    重さ182g、折りたたむと185mm。小さなサコッシュに入るほど小型軽量かつスタイリッシュです。

    自撮り棒は100均のものから3,000円台のものまで多種多様ですが、私の目に留まったのは、三脚メーカー、ベルボンと、あのコールマンのコラボモデル。お値段は4,578円(楽天市場で購入)と少々張りましたが、旅に安心して連れていくなら「これしかない!」と思える納得の機能が詰まっていました。

    自撮り棒があっという間にスタンド(三脚)に変身
    自撮り棒があっという間にスタンド(三脚)に変身。

    8段式のアームを伸ばしてスタンドにすると全高約840mmに。安定感のある三脚に早変わりします。

    スマホを挟むだけ
    スマホを挟むだけの簡単さ。

    横位置でも縦位置でもくるっと回して素早く切り替え可能です。

    ヘッドは前後調整、縦横にも調整できる
    ヘッドは前後調整が約175度、縦横位置調整は約90度と45度に。

    インカメラ、アウトカメラともに、いろんな角度から撮影できます。

    旅エッセイストが「これしかない」と思った4つの理由

    1.タフなつくりと安心の安定感

    脚部は金属製のステーでしっかり補強
    脚部は金属製のステーでしっかり補強してあります。

    自撮り棒の三脚機能というのは、”おまけ”的なものも多いですが、これは三脚のプロ=ベルボンとコールマンのコラボ製品。アルミ合金ステーでしっかり補強されているので、不安定なメキシコ旧市街の石畳でもどっしり安定。旅先で倒れたり壊れたりする不安が少なく、心から信頼できました。

    安定感のある三脚部分
    安定感のある三脚部分。

    2.定点撮りに欠かせないリモコン付き

    取り外し式のBluetoothリモコン
    取り外し式のBluetoothリモコンで、離れたところからでもシャッターを切れます。

    メキシコでは、スマホを渡したらそのまま走って逃げる盗難が多いと、出発前にプロカメラマンの友人から強く注意されました。リモコンを使うことで、自分のスマホを人に預けずに撮れるのは大きな安心感です。ソロキャンプでの焚き火の定点撮りや、誰にも気兼ねなく撮りたいシーンで真価を発揮します。

    3.スマホを超えたマルチな拡張性

    コンデジにも使える
    コンデジなども使えます! 取り付けているのは自前のLUMIX/TZ99 DC-TZ99-K(カメラ本体重量280g)。

    上部には、カメラを固定するためのカメラネジ(UNC1/4)があるので、GoProのようなアクションカメラ、さらにコンパクトデジカメもOK。重量350gまで対応。スマートフォンと同時に小型カメラを使うことができるので便利です。

    そんな「スマホ用」で終わらない懐の深さに惚れました。ただしカメラの形状によっては固定できない場合もあるようなので、事前に確認してください。また、タブレットには対応していません。アクティブカメラを接続するアダプターは付属していないので、自分でご用意くださいね。

    スマホとコンデジを同時に使用
    スマホと小型デジカメを同時に使用できるので、撮影の幅が広がります。(写真提供:ハクバ写真産業 )
    自撮り棒の先端にはカメラネジ付き
    自撮り棒の先端に付いているカメラネジ。

    4.とにかく小さくて軽い!

    テオティワカン遺跡にて
    テオティワカン遺跡にて。陰にくっきり自撮りの様子が写っています(笑)。

    重さ182g、畳んだら18.5cm。ミニマル派としては、このスペックだけで「持っていく」の一択です。サッと取り出せてすぐ撮れるので、旅のテンポを崩しません。

    以上の4つのお気に入りポイントから、「少々お高くても、これは投資だ」と納得して、即購入しました。

    実際に使って撮影した旅の写真たち

    今回のメキシコは、ツアーに参加したので基本は団体行動。セッティングに時間がかかる定点撮りはせず、自撮り棒にして素早く使用しました。

    オアハカのソカロ(憲法広場)にある大祭壇前
    オアハカのソカロ(憲法広場)の大祭壇にて。

    観光客が列をなすなか、一瞬で撮影。角度を微妙に変えながらリモコンを連射して、観光客の映り込まないアングルを選んでいます。

    テオティワカン最大の建造物、太陽のピラミッド
    テオティワカン最大の建造物、太陽のピラミッド。

    広角の景色と自分を1枚に収められるのが自撮り棒の強みです。

    自生しているサボテン
    自生しているサボテン。ちなみにこれらの自撮り写真はすべてiPhoneで撮影しました。

    以前はコンデジ+GoProの2台持ちでしたが、広角撮影と動画はiPhoneで十分と気づき、以後、GoProは水中専用になりました。

    グアダルーペ寺院
    メキシコシティ市内から少し郊外へ行ったところにあるグアダルーペ寺院。

    グアダルーペ寺院は、メキシコ国内で多くの市民に敬愛されているカトリック教会のひとつだそう。

    ハニツィオ島
    映画『リメンバー・ミー』の舞台といわれるハニツィオ島。

    「気づいたら食べ物の写真ばかり…」という問題からついに卒業できました(笑)。セルフィーマルチスタンド、ひとり旅の心強い相棒です。

    ベルボン コールマン/セルフィーマルチスタンド

    • 全高:約840mm(スタンド時)、約823mm(自撮り棒時)
    • 最低高:約240mm(スタンド時)
    • 収納時:長さ約215mm、外径約30mm
    • 重さ:約182g
    • 対応スマートフォンサイズ:幅56~80mm、厚み10mm以内
    • カラー:ブラック、ホワイト
    • 価格:オープン
    • ホームページ:https://www.velbon.com/products/detail/1102200003-58-00-00

    国井律子

    旅エッセイスト

    国内外の旅を綴るエッセイを中心に、日常の延長にある“ちょっと特別な旅”も提案。ソロ登山、2人の男児の母として家族とのキャンピングカー旅、自由で自分らしい旅の形を発信中!

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