- Text
三脚にもなる優秀な自撮り棒を見つけた!

自撮り棒は100均のものから3,000円台のものまで多種多様ですが、私の目に留まったのは、三脚メーカー、ベルボンと、あのコールマンのコラボモデル。お値段は4,578円(楽天市場で購入)と少々張りましたが、旅に安心して連れていくなら「これしかない!」と思える納得の機能が詰まっていました。

8段式のアームを伸ばしてスタンドにすると全高約840mmに。安定感のある三脚に早変わりします。

横位置でも縦位置でもくるっと回して素早く切り替え可能です。

インカメラ、アウトカメラともに、いろんな角度から撮影できます。
旅エッセイストが「これしかない」と思った4つの理由
1.タフなつくりと安心の安定感

自撮り棒の三脚機能というのは、”おまけ”的なものも多いですが、これは三脚のプロ=ベルボンとコールマンのコラボ製品。アルミ合金ステーでしっかり補強されているので、不安定なメキシコ旧市街の石畳でもどっしり安定。旅先で倒れたり壊れたりする不安が少なく、心から信頼できました。

2.定点撮りに欠かせないリモコン付き

メキシコでは、スマホを渡したらそのまま走って逃げる盗難が多いと、出発前にプロカメラマンの友人から強く注意されました。リモコンを使うことで、自分のスマホを人に預けずに撮れるのは大きな安心感です。ソロキャンプでの焚き火の定点撮りや、誰にも気兼ねなく撮りたいシーンで真価を発揮します。
3.スマホを超えたマルチな拡張性

上部には、カメラを固定するためのカメラネジ(UNC1/4)があるので、GoProのようなアクションカメラ、さらにコンパクトデジカメもOK。重量350gまで対応。スマートフォンと同時に小型カメラを使うことができるので便利です。
そんな「スマホ用」で終わらない懐の深さに惚れました。ただしカメラの形状によっては固定できない場合もあるようなので、事前に確認してください。また、タブレットには対応していません。アクティブカメラを接続するアダプターは付属していないので、自分でご用意くださいね。


4.とにかく小さくて軽い!

重さ182g、畳んだら18.5cm。ミニマル派としては、このスペックだけで「持っていく」の一択です。サッと取り出せてすぐ撮れるので、旅のテンポを崩しません。
以上の4つのお気に入りポイントから、「少々お高くても、これは投資だ」と納得して、即購入しました。
実際に使って撮影した旅の写真たち
今回のメキシコは、ツアーに参加したので基本は団体行動。セッティングに時間がかかる定点撮りはせず、自撮り棒にして素早く使用しました。

観光客が列をなすなか、一瞬で撮影。角度を微妙に変えながらリモコンを連射して、観光客の映り込まないアングルを選んでいます。

広角の景色と自分を1枚に収められるのが自撮り棒の強みです。

以前はコンデジ+GoProの2台持ちでしたが、広角撮影と動画はiPhoneで十分と気づき、以後、GoProは水中専用になりました。

グアダルーペ寺院は、メキシコ国内で多くの市民に敬愛されているカトリック教会のひとつだそう。

「気づいたら食べ物の写真ばかり…」という問題からついに卒業できました(笑)。セルフィーマルチスタンド、ひとり旅の心強い相棒です。
ベルボン コールマン/セルフィーマルチスタンド
- 全高:約840mm(スタンド時)、約823mm(自撮り棒時)
- 最低高:約240mm(スタンド時)
- 収納時:長さ約215mm、外径約30mm
- 重さ:約182g
- 対応スマートフォンサイズ:幅56~80mm、厚み10mm以内
- カラー:ブラック、ホワイト
- 価格:オープン
- ホームページ:https://www.velbon.com/products/detail/1102200003-58-00-00







