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アウトドアサンダルの種類
アウトドアサンダルは、用途にあったものを選ぶのがポイント。サンダルの種類と特徴をチェックしておこう。
サンダルのタイプをおさらい
- シューズ型:つま先からかかとまで保護できる
- クロッグ型:着脱しやすい
- ベルト型:フィット感を調節できる
- トング型:通気性がよく蒸れにくい
シューズ型はつま先・かかとが覆われるため保護力が高く、岩場などを移動するときに最適。
クロッグ型は、つま先・甲が覆われているサンダル。足を入れてそのまま歩ける。
ベルト型は、ベルトでフィット感を調節できるサンダル。2点・3点ベルトタイプなら足と一体化しやすい。
トング型は、鼻緒の付いたサンダル。足の甲がほぼ露出するデザインとなるため、他のサンダルよりも開放感がある。軽量で薄いものが多く、携行性に優れるのが魅力だ。
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2025年の注目モデル!一年中活躍するアウトドアサンダル5選
夏のアウトドアだけではなく、近年はソックスを合わせて履くという流行もあり、サンダルはもはや一年中活躍するアイテムに! 2025年に注目のアウトドアで重宝するサンダルを、石井スポーツ 商品部・松島直哉さんに紹介してもらった。
(BE-PAL 2025年1月号より)
KEEN(キーン) ユニークⅡ コンバーチブル
コードを編んだアッパーが特徴のユニークシリーズから生まれた新製品。かかと部分は柔らかく、ここを踏めばスリップオンのように脱ぎ履きが容易。甲を覆いつつ、通気が高いのもいい。
「かかとを留められるタイプですが、ヒールカウンターを倒せばスライドスニーカーとしての使用も可能です!」
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RIG(リグ) クーバ2.0
それぞれにフィット感を調整できるストラップが3本。かかとのストラップのホールド感もよく、アクティブな遊びほど重宝する。ソールには厚みがあり、弾力性も上々である。
かかとのストラップにはフックがつけられていて、簡単に取り外しが可能だ。
「しっかりとした3本ストラップと快適なソール構造が、長時間歩いても足への疲れを軽減してくれます。」
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Chaco(チャコ) ラピッドプロトゥーループ
表面のストラップはソール内部でつながって一本に。ひとたび調整すればほとんど緩みがなく、優れたフィット感をもたらす。この新製品はかかとのストラップをはずしやすく、脱ぎ履きしやすい。
プロのリバーガイドと協力したアドベンチャーサンダル。快適な履き心地と優れた機能性を両立。強力なグリップ力で濡れた川の岩場でも安心して履ける。
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BEDROCK SANDALS(ベッドロックサンダル) ケルン エヴォ 3Dプロ
指をかける鼻緒の部分と足首をぐるっと巻くストラップの連動で、優れたホールド感。リニューアル前よりソール部分の幅が広くなったことで足が外にはみ出ることが少なくなり、怪我をしにくい。
シリーズの中でも最もパフォーマンスの高いアドベンチャーサンダル。ヒールフックストラップ、グリップに優れたVibramR Megagripアウトソールを採用し、3Dフットベッドを備えている。
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Teva(テバ) アべントレイル
トレランができるサンダルとして開発されたユニークな存在。つま先付近からかかとに至るまでメッシュアッパーとストラップで固定される。十分な弾力性で幅が広いソールはしっかりと足を守る。
「強いフィット感でブレなく走ることができ、ほどよいクッション性はタウンユースでも快適性を保ちます。」
撮影/中村文隆
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2024年にヒットした人気アウトドアサンダル7選
2024年は、足の疲労を素早く回復する助けとなるリカバリーサンダルと足本来の機能を呼び起こすベアフットサンダルが躍進。そのほか定番となった水陸両用モデルなど、全国のアウトドアショップで人気だったアウトドアサンダルを紹介!
(BE-PAL 2025年1月号を元に加筆)
ブランド・商品 | 画像 | 販売サイト | 詳細情報 |
---|---|---|---|
価格 | |||
OOFOS(ウーフォス) OOriginal | ![]() | ¥8,580 | |
KEEN(キーン) ユニーク | ![]() | ¥15,400 | |
XEROSHOES(ゼロシューズ) ジェネシス | ![]() | ¥7,260 | |
Luna Sandals(ルナサンダル) モノ ウイングド エディション | ![]() | ¥14,300 | |
KEEN(キーン) ニューポートH2 | ![]() | ¥15,400 | |
MERRELL(メレル) ハイドロモック | ![]() | ¥7,700 | |
HOKA(ホカ) オラ リカバリー スライド 3 | ![]() | ¥9,900 | |
OOFOS(ウーフォス) OOriginal
37%もの衝撃を吸収し、身体にかかる衝撃をソール上に分散するウーフォームを採用し、足はもとより膝、腰、背中にかかる負担を低減するリカバリーサンダル。土踏まずを支え、足全体を包み込むデザインで歩きやすさも自慢。
衝撃の反発を抑え、足と関節への負担を軽減するリカバリーサンダルのパイオニア。重量は公表されていないが水に浮くほど軽い。洗濯機使用でき清潔に保てるのもありがたい。
KEEN(キーン) ユニーク
2本のコードと1枚のソールから編み上げた次世代スニーカー。アッパーは自由に動くコードなので甲高・幅広の足にもフィットして窮屈さとは無縁。もちろん蒸れない。フットベッドは弾力性のある発泡素材で長時間の歩行をサポート。
浅い溝により、滑りの原因となる水をスムーズに排出。リサイクル素材の採用、こすれても壁などに色移りしないノンマーキング加工のラバーアウトソールなど環境への負荷低減を徹底していることも見逃せない。
XEROSHOES(ゼロシューズ) ジェネシス
クッション性やサポートに頼らず、足本来の機能を活かして身体を作るゼロシューズの原点。ソールはベース2.8mmに2mmのラグが付いた4.8mm厚。薄く感じるが、履いてみると素足で地面を歩く感覚を取り戻せる。
高密度なピュアラバーソールは耐摩耗性が高く、わずか2mmのラグでもしっかりグリップ。
Luna Sandals(ルナサンダル) モノ ウイングド エディション
11mm厚のウォータープルーフ・ノンマーキング・ビブラム モアフレックスソールに4mmのラグを備えた、走るためのサンダル。ウイングデザインのストラップは履く人を選ばず、調整も楽ちん。
足の動きに合わせるので肌を傷めにくいというメリットもある。自作ワラーチをベースに開発されたが、耐久性は格段に向上している。
KEEN(キーン) ニューポートH2
つま先にラバー製バンパーを搭載し、石がゴロゴロ転がっている川底も荒れたトレイルも歩みを止めず、ガシガシ進めるハイブリッド・フットウェア。水抜けがいいのでウォーターアクティビティで活躍する。
つま先にかけて広がりをもたせているのでゆったりとした履き心地だ。天然原料による抗菌防臭加工「Eco Anti-odor」採用なのもうれしい。
MERRELL(メレル) ハイドロモック
可動式のストラップとアーチサポート形状でフィット感を高めた水陸両用シューズサンダル。高いクッション性と耐久性、軽さという相反する性質を両立させたEVAミッドソールは、温暖化の影響で増え続け水生生物の生態系に影響をおよぼす藻が由来。フィールドを守る一助になる。
HOKA(ホカ) オラ リカバリー スライド 3
雲の上を歩いているような心地よい歩行で足の疲労リカバリーを促す。前モデルの、クッション性と耐久性を両立する独自の2層構造の形状を継承しつつ、4か所のベンチレーションを搭載して通気性アップ。サトウキビ由来の素材となって環境にも配慮している。
▼参考記事
水遊びにおすすめのアウトドアサンダル3選
川や海での水遊びに適したサンダルをBE-PALがセレクト! 安全で動きやすいモデルがおすすめだ。
(BE-PAL 2024年9月号、2025年8月号より)
Columbia(コロンビア) ピークフリーク ラッシュ シャンダル
サンダルっぽい外観ながら、つま先をはじめ足全体をしっかり保護してくれるデザインが特徴。濡れた路面でもグリップする独自のアウトソールを採用。
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス) リアクティブ スニーカー
柔らかく緩衝性に優れたEVAを使用。ソールは歩きやすさ、反発性を考慮した二層構造で、スムーズな足運びができるセミロッカー構造になっている。(リンク先は別カラー)
撮影/永易量行
(BE-PAL 2025年8月号より)
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mont-bell(モンベル) キャニオンサンダル
スリットを設けたアッパーと柔らかな素材によって、足の動きにもしなやかに追随。耐久性が高いのも◎。
(BE-PAL 2024年9月号より)
▼参考記事
新作もチェック!まだまだある人気ブランドのアウトドアサンダル
BE-PAL.NETに掲載されたアイテムから、メンズ向けのおすすめアウトドアサンダルをピックアップ。新作も要チェックだ。
ブランド・商品 | 画像 | 販売サイト | 詳細情報 |
---|---|---|---|
Teva(テバ) Hurricane XLT2 | ![]() | ¥14,300 | |
BIRKENSTOCK(ビルケンシュトック) MOGAMI TERRA STEALTH 2- STRAP | ![]() | ¥14,300 | |
Columbia(コロンビア) チャドウィック クラシック | ![]() | ¥15,400 | |
MERRELL(メレル) ハイドロ スライド 2 | ![]() | ¥7,700 | |
CHUMS(チャムス)×INOV8(イノヴェイト) RECOLITE 190 UNI | ![]() | ¥18,150 | |
Teva(テバ) Hurricane XLT2
同ブランドの定番モデル「Hurricane XLT2」が、デザイナーのショーン・ウォザースプーンによって再構築されたコラボモデル。2000年代初頭のアーカイブから選ばれたミックスマッチのストラップデザインに、彼ならではのビビッドなカラーパレットを融合。クラシックな一足に、遊び心あふれる新しい表情が加わった。

レトロストラップとビビッドなカラーで再構築されたTevaの定番モデルXLT2。速乾性に優れたストラップには、Unifi社のREPREVE100%再生ポリエステルウェビングを採用し、高い耐久性を実現している。また、面ファスナー仕様でフィット感を簡単に調整でき、着脱もスムーズ。
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BIRKENSTOCK(ビルケンシュトック) MOGAMI TERRA STEALTH 2- STRAP
同ブランドのフットベッド特有のアーチ構造を保ちながらも、PU素材と水に強いオリジナル素材「Birko-Flor」を採用している。解剖学に基づいた縦横ふたつのアーチ構造で自然な歩行を導き、深いヒールカップがかかとの下に適度なクッション性を与えながら、しっかりとかかとを包み込むことが可能。

表面のテクスチャーがサンダルの中で足が滑るのを防ぎ、アウトドアシーンでのコンディションをアップさせる。つま先の構造は自然なグリップを促し、広々としたスペースによって自由に足指を動かせるようになっている。

PU素材のフットベッドはアウトソールと一体成型され、優れた柔軟性と耐久力を発揮。アウトソールの深い溝はトラクションを高めて泥はけをよくする、アウトドアにも最適な仕様となっている。またアッパーに用いられたBirko-Florは汚れても水洗いが可能。マットな印象がアウトドアシーンをシックに彩ってくれる。
▼参考記事
Columbia(コロンビア) チャドウィック クラシック
定番クロッグサンダルにアップデートモデルが仲間入り。手編み調のハンドニットアッパーと天然クレープ素材のソールサイドを組み合わせた、自然な風合いが魅力。足にやさしくフィットする立体的な形状により、素足でも快適に履くことができ、包み込まれるような心地よさを実現。

軽量かつクッション性に優れたインソールが、歩行時の負担を軽減し、長時間の使用でも快適さが続く。また、自然な風合いとクラシックな佇まいで、足にぴったりと寄り添うようなフィット感を実現。日常にもアウトドアにもなじむ、進化系の一足だ。

クラシックでオーセンティックな雰囲気を保ちつつ、現代的な感性を取り入れた「CHADWICK CLASSIC」は、キャンプやアウトドアシーンだけでなく、日常のリラックスタイムにも馴染む一足だ。
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MERRELL(メレル) ハイドロ スライド 2
定番フォーム系サンダル「ハイドロ モック」シリーズの、おしゃれにアップデートされたスライドサンダル。従来モデルのソールを厚くして、デザインを一新した。
アッパーのフォルムのデザインのコンセプトは『Water Flowing Over Rocks (岩肌を流れる水の動き)』。アウトドアにおける「現象」をアートフルに構造化したユニークなデザインが特徴となっている。 また、アッパー素材には藻類バイオマスから生成されたサステナブル素材「BLOOM?」フォームを採用。前作よりもソール厚を高めたことで、足元のボリューム感とともにクッション性も増強し、心も身体も快適な1足に仕上がっている。
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CHUMS(チャムス)×INOV8(イノヴェイト) RECOLITE 190 UNI
アウトドア・カジュアルブランド「チャムス」と、アウトドアシーンで圧倒的な支持を集める「イノヴェイト」がコラボしたアウトドアサンダル。左右で異なるアシンメトリーなカラーリングを採用するなど、遊びゴコロ溢れるリラックスサンダルとなっている。

レースの前後に履く「リラックスサンダル」として設計されたもので、片足190gと超軽量で、つま先やサイドには岩場や小石に対応した補強入り。踵にはヒールカウンターがないので、踵を踏んでラフに履くこともできる。水辺やアウトドアはもちろん、街中でも活躍してくれそうだ。

左右非対称のカラーリングが特徴。アッパーには「HANG WITH YOUR CHUMS」の刺繍、踵にはおなじみのブービーバード。そしてインソールにはCHUMSとINOV8の両ロゴ入りという特別仕様だ。
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