ナゼ今までなかったの!?足踏み式の携帯用自転車ポンプ | 自転車・MTB 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • ナゼ今までなかったの!?足踏み式の携帯用自転車ポンプ

    2019.02.09

    出先で自転車のタイヤに空気を入れるとき、苦労した経験はありませんか? 手押し式の携帯用ポンプは「最後の一押し」の抵抗が大きく、女性など非力な方では押し切れないこともあるのではないでしょうか。ひとつ、そんな苦労話の王道ともいえそうなエピソードをご紹介しましょう。

    STOMPOMP(ストンポンプ)の開発秘話

    楽しいライドの途中、とある男性がタイヤのパンクに見舞われた。仕方なく道路の端でパンク修理をし、携帯用ポンプで空気を補充する。間の悪いことに雨が降り出した。極寒と豪雨の中、彼は20分間も手押し式のポンプを押し続けなければならなかったーー。

    気の毒なことではありますが、この体験をしたのが彼だったことは、我々にとってある意味ラッキーだったといえます。聞くだに悲しいこの経験から、その男性はこの「STOMPOMP(ストンポンプ)」を開発するに至ったのです。

    効率の高いポンピング性能

    その名と見た目の通り、ストンポンプは足踏み式の携帯ポンプです。ボトルケージマウントに取り付けることができるコンパクトさですが、効率の高いポンピング性能は本体にかかる力を逃しません。

    前述の「最後の一押し」に苦労することもなく、すんなりと踏み切れる爽快感! これまでのポンプで難儀されていた方にこそ味わっていただきたい感覚です。ボートやプールに空気を入れるときの動きにも似て、なんだか楽しくさえなってきますよ。

    どうしてこれまでなかったのか不思議になるフットポンプ

    最大圧力は60PSIと、使用を想定されているタイヤの空気圧は低め。出先でマウンテンバイクの太いタイヤに空気を入れることを想像すると、このラクさは大きなアドバンテージです。65cmという長さのチューブがついているので、バルブに対して無理のない角度でヘッドをセットすることもできます。

    どうしてこれまでなかったのか不思議になるフットポンプ。アルミ削り出しのCNCパーツを多用し、重量も185gに抑えています。唯一の泣きどころは空気圧を計測するゲージがついていないことですが、個人的には別途ゲージを用意したっていいぐらいのメリットを感じています!


    STOMPUMP(ストンポンプ)
    価格:1万5000円(税別)
    重量:185g
    最大圧力:60PSI
    サイズ:W700×D700×H700mm(ポンプ展開時/H100mm)
    材質:アルミ

    脱落防止用のベルクロストラップも付属

    フレームへはボトルケージ用のダボ穴に、専用のマウントをセットして装着する。脱落防止用のベルクロストラップも付属。

    問い合わせ先:野口商会(画像提供)
    http://noguchi1904.blog109.fc2.com/blog-entry-931.html
    http://www.noguchi-shokai.co.jp/

    構成/鈴木絢子

    RELATED ARTICLES

    関連記事

    NEW ARTICLES

    『 自転車・MTB 』新着編集部記事

    シェルパ斉藤、超快適な「サイクルトレイン」で紀伊半島を行く!

    2023.02.09

    自転車のサビを落とす方法は?軽度から重度まで、パーツごとに分けて解説

    2023.01.30

    佐藤ジョアナ玲子がドナウ川下り後、次なる旅へ。自転車経験ゼロからの東南アジア横断チャリ旅

    2022.11.25

    電動バイクと自転車が1台に!夢のような二刀流バイク「glafit」の仕組み

    2022.11.19

    エシカルな自転車ライフを追求する、京都のサステナブルパーク

    2022.11.02

    豊かな山の恵みを満喫!「ジャパンエコトラック東三河 デジタルスタンプラリー」開催中

    2022.10.11