
近年のアウトドア業界では、有機フッ素化合物(PFAS)を使わない動きが活発で、新作のレインジャケットを見ると、PFAS不使用の防水透湿性素材を採用したものが多く並ぶ。各社の"環境に優しい"注目商品をチェック! 今回はRabをご紹介。
厳しい冬山からトレランまで対応するレインウェアが揃う「Rab」
問い合わせ先:LandR https://www.landr.life
1981年、イギリス・シェフィールドで設立。高品質で信頼性の高い素材を使用し、寒冷地の厳しい条件下でも性能を発揮できるウェアを追求。また、リサイクルポリエステルやリサイクルダウンなどを積極的に採用。防水・撥水機能を有するアイテムはすべてPFCフリーの撥水加工が施されている。
厳しい冬山環境に対応
クローマコンバージジャケット
¥91,300

バックカントリースキーやスノーボードなど、過酷な冬季環境でのアクティビティーに対応するハイエンドシェル。高い防水性と透湿性を誇る、GORE-TEX ePEをメンブレンに使用する。
素材/次世代GORE-TEX ePE ファブリクス
耐水圧/28,000mm
透湿性/RET:<13
3レイヤー
697g(M)

ストレッチ素材のパウダースカートは、ジッパー付きで着脱も可能だ。
トレランに最適な軽量型
ダウンポアー トレイル ライト
¥22,000

Pertex Shieldを使用した軽量なシェルジャケット。200gを切る軽さはトレイルランニングなどの軽快な動きを求めるアクティビティーに最適。
素材/Pertex Shield
2.5レイヤー
186.5g(M)

胸ポケットはスタッフサックとしても機能。携行性に優れている。
次世代GORE-TEX ePEファブリクス
クローマコンバージジャケットには、有機フッ素化合物を含まない新世代のGORE-TEX ePEをメンブレンに使用した、80DリサイクルGORE-TEX 3レイヤーを採用。耐水圧28,000㎜以上の高い防水性と優れた透湿性を実現している。
※構成/風間 拓 撮影/中村文隆
(BE-PAL 2025年7月号より)