手ぶらでも、道具持参でも! 自由度の高い過ごし方ができる「HYTTER LODGE&CABINS」【後編】 | 日本の旅 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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  • 手ぶらでも、道具持参でも! 自由度の高い過ごし方ができる「HYTTER LODGE&CABINS」【後編】

    2018.08.12 旅音

    長野・蓼科湖畔にオープンしたばかりの「HYTTER LODGE&CABINS(ヒュッター・ロッジ&キャビンズ)」にやってきた私たち。前編では、かつて温泉旅館だった建物をリノベーションした宿泊施設について触れたが、後編は予約制のディナー、アウトドアグリルの紹介からスタート。シルクスクリーンアーティスト、神山隆二氏がペイントを手がけた小屋が、周囲の緑の中でひときわ鮮やかに見えた。

    HYTTERでは、2日前に予約すればスペシャルな夕食をいただくことができる(1日20席限定)。17時の集合時間に合わせて会場に向かうと、テーブルセッティング済みで、炭火はあとは焼くだけの状態でスタンバイOKになっていた。まずはバーで好きなドリンクをオーダーしてから、ほかの参加者と乾杯をする。

    前菜のサラダとパンが並べられたそばから、八ヶ岳産の新鮮野菜に、ゴロリと大きな塊肉など、次々と食材が運ばれてきた。アウトドアグリルマスターと呼ばれる専任スタッフが、網の上にちょっとだけ食材を乗せる。そして、「あとは皆さんでやってみてください!」

    誰からともなく、グリル係、カット係、食事に専念する係と分かれ、和気あいあいとしたムードで思い思いに楽しむ。

    サーロインステーキのトッピングは、パイナップルと紫タマネギ、きゅうり、そしてパクチーとライムでさっぱりした味わいに。彩りが美しく、もちろん味も言うことなしで、取り分けて、写真を撮って、食べて、と皆手を動かすのに忙しい。

    まだまだ食べ終わる気配のない私たちをよそに、芝生ではキャンプファイヤーの準備が着々と進んでいた。好きなものをさっさと食べて満足した子どもたちは、お手伝いを買って出る。その楽しそうな様子を見ながら飲むワインの、なんとおいしいことよ! エリア内は見通しがきくから、我が子がどこにいるかがひと目でわかる。迷子になる心配がない分、本当にリラックスできてありがたい。

    満腹になり、火の周りに移動する大人もちらほら。空がピンク色に染まり、徐々に暗くなっていく。星も出てきた。

    食後の片付けが不要、というのもアウトドアグリルのうれしいところ。
    LODGE内にある源泉かけ流しの温泉へ行って汗を流し、バーで軽く一杯飲んでから、部屋に戻る。

    ぐっすり眠り、翌朝はすっきり目覚めた。寝袋だと寝起きに肩や背中にコリを感じることが多いのだが、今回はそれが皆無だった。とくに、マットの厚さと固さが絶妙で、寝ているとき体がすごく楽だったように思う。
    軽く周辺を散歩したのち、芝生の上でヨガをする。先生のやわらかな声と、虫や鳥の泣き声に耳を澄ませながら、日頃の運動不足を痛感しながら、1時間半かけてゆっくりほぐしていく。

    いよいよお待ちかねの朝食だ。昨夜、バーだったカウンターには、新鮮野菜のサラダやスムージー、パンなどが並ぶ。
    ダイニングスペースの壁の絵は、アパレルブランドとのコラボレーションでも注目を集めているアーティスト、花井祐介氏によるもの。八ヶ岳の山並みを描いた作品をバックに、贅沢なモーニングタイムを満喫する。

    チェックアウトのあと、オプションのノルディックウォーキングのアクティビティに参加。基本的な歩き方を練習したら、蓼科湖一周1.3kmを実際に歩いてみる。ノルディックウォーキングに最適な、ゴムチップの敷かれた遊歩道を黙々と進む。普段よりかなり早足で歩くのに、不思議と足に疲労感はない。代わりに、二の腕がパンパンに。この筋トレ感がすごい。

    「HYTTER LODGE&CABINS」のコンセプトは、「遊び方が発明される場所」。手ぶらで来ても、お気に入りの道具を持参してもOKという懐の広さがいい。キャンプだと人数が多いほうが圧倒的に楽だが、ここなら2~3人でも気軽にアウトドアの醍醐味を味わえる。三世代でのプチ旅行や、ママ友と子どもたちだけでお泊まり、というときにもよさそうだ。
    「次、訪れるなら、2泊はしたいよね」と話しながら、蓼科を後にした。

    HYTTER LODGE&CABINS
    長野県茅野市北山8606-7
    https://hytter.jp/

    ◎文=旅音(たびおと)
    カメラマン(林澄里)、ライター(林加奈子)のふたりによる、旅にまつわるさまざまな仕事を手がける夫婦ユニット。単行本や雑誌の撮影・執筆、トークイベント出演など、活動は多岐にわたる。近年は息子といっしょに海外へ出かけるのが恒例行事に。著書に『インドホリック』(SPACE SHOWER BOOKS)、『中南米スイッチ』(新紀元社)。
    http://tabioto.com

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