穴場の山、大野山を紹介!富士山を満喫できる西丹沢の名峰だ | 山・ハイキング・クライミング 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • 山・ハイキング・クライミング

    2024.06.17

    穴場の山、大野山を紹介!富士山を満喫できる西丹沢の名峰だ

    西丹沢にある、標高723mの「大野山」という山をご存じでしょうか?

    「関東富士見100景」に選ばれ、登山中も山頂からも富士山をバッチリ見られる大野山。

    登ったらきっと誰かに話したくなる、大野山の魅力をお伝えします。

    初心者でも登れる標高ながら、絶景を堪能できる大野山

    登山道と富士山

    富士山を見ながら登山できることも大野山の魅力。

    神奈川県にある丹沢山系は1,000m級の山が多く、都心からのアクセスも良いことからおすすめの場所です。

    丹沢山系においては神奈川最高峰の蛭ヶ岳や、古くから信仰の山として親しまれてきた大山が有名ですが、西丹沢にある大野山は初心者にもおすすめの標高ながら、富士山をバッチリ拝めるという穴場の山です。

    なお、現在「主夫ライター」として活動する筆者は、今回平日の午前中に登山しました。平日のため登山客も少なく、雲ひとつない美しい風景を味わいながら気持ち良く登ることができました。そんな大野山の登山をレビューします。

    コースの紹介と難易度

    今回のコース

    登山口に向かう吊り橋

    吊り橋を渡り登山口を目指す。遠目に新東名高速の高架橋が見える。

    今回ご紹介するコースは、JR御殿場線の谷峨駅をスタートして吊り橋を渡り、民家の横の登山口から大野山の山頂を目指すコースです。

    登山道の途中と山頂にはトイレもあるため、女性の登山者にも安心です。

    なお、隣の山北駅からも登ることができます。

    コースの難易度

    道中の案内板

    道中では多くの案内板とともに、所要時間が書かれている。

    コースは案内板も多く、トレッキングシューズでも十分に登れる初心者向けのコ-スとなっています。

    ただし、谷峨駅からはしばらく舗装路が続くものの、それなりに傾斜のある箇所があるため、帰りは滑らないように注意が必要です。

    本格的な登山靴までは不要ですが、滑り止めのついたトレッキングシューズを履いていくと安心です。

    所要時間は往復4時間程度のため、近くにお住まいの方であれば日帰りでの登山も可能です。

    登山の装備

    登山の装備

    日帰りの低山でも基本的な装備は持参しよう。

    装備品として、リュック、レインウェア、トレッキングシューズ(又は登山靴)、日除けの帽子、着替えは最低限持参しましょう。体力にあまり自信のない方は、体を支えるためのトレッキングポールがあるといいですね。

    初心者向きの登山とはいえ、雨が降れば転倒や怪我、雨に濡れることで風邪を引く、などのリスクがあります。

    このようなトラブルに対処するためにも、基本的な装備は持参するようにしましょう。

    コースの詳細

    谷峨駅から登山口まで

    谷峨駅(行き)

    谷峨駅は無人駅だが、簡易Suica改札機が設置されている(矢印の箇所)。

    JR御殿場線の谷峨駅で下車します。

    東京都心から向かう場合は、新宿駅から小田急線で新松田駅に向かい、松田駅で御殿場線に乗り継ぎます。

    国道246号線の陸橋

    陸橋の下は国道246号線が走る。東京都千代田区から静岡県沼津市までを結ぶ代表的な国道だ。

    駅からは登山口までは30分程度歩く必要がありますが、案内板が多く設置されているため、道に迷うリスクは少ないでしょう。

    大野山近道

    畑の間の一本道は開放的だが、夜は足を踏み外さないように気をつけよう。

    陸橋を下りると、国道246号線から畑に下りる道があります。「大野山近道」の案内板が目印です。

    道なりに進むと、先ほどの吊り橋が見えてくるので渡っていきます。

    登山口の目印となる案内板

    木を活かした素敵な案内板が登山口の目印となる。

    吊り橋を渡り、案内板のとおりに舗装路を道なりに登ると、登山口が見えてきます。

    民家のすぐ隣を歩くため、大きな声で騒いだりなど、住民の方々に迷惑をかけないようにしましょう。

    登山口から大野山山頂まで

    可愛いデザインのトイレ

    可愛いデザインの小屋はトイレになっている。

    木製の小屋が見えてきたら、本格的に山の中に入っていきます。

    舗装路

    道幅も広い歩きやすい舗装路。

    トイレを超えた先もしばらく舗装路が続きます。

    傾斜になっているため、下山の際には滑らないように気をつけましょう。

    道中の柵

    道中の柵は、開けたまま行かないように注意。

    道中では、写真のような柵をいくつか目にします。

    金具を引っかけるだけの簡易的な扉ですが、熊などの野生動物を外に出さないために設けられています。

    道中での富士山

    ひときわ存在感を放つ富士山。

    舗装路から山道に変わると次第に標高も高くなり、富士山が顔を出します。

    このあたりから、横目に富士山を見つつ山頂を目指す、絶景の登山コースとなります。

    秦野市と相模湾

    秦野市と相模湾を見下ろす。

    富士山だけではなく、丹沢山系のほかの山々や市街地を見下ろせます。

    山の上から町や海を見下ろすことは、登山においてもっとも気持ち良い瞬間の1つといえます。

    山頂に続く道

    ススキが空に向かって伸びる。

    まるで、空に向かって続くような道を歩き、山頂を目指します。

    横には柵があるため、滑落の心配もありません。

    筆者が訪れた際は雲ひとつない快晴だったため、空が一層広く見えました。

    大野山山頂と富士山

    大野山の山頂から雄大な富士山を望む。

    あっという間に大野山の山頂に到着です。

    絶景を眺めながらの登山のため、疲れもあまり感じられませんでした。

    山頂のモニュメント

    木製のモニュメントが大野山を彩る。道中には山頂のウサギやアヒル以外にも、計8つのモニュメントが設置されている。

    大野山は「関東の富士見100景」に選ばれています。

    神奈川県は、山梨県の次に100景に選ばれた箇所が多くあります。興味のある方は、100景をすべて制覇してみてはいかがでしょうか。

    丹沢湖

    注:写真は下山後に丹沢湖の湖畔から撮影したもの。

    山頂からは富士山以外に丹沢湖も見下ろすことができます。

    丹沢湖は日本全国の「ダム湖100選」にも選ばれている、神奈川県を代表するダム湖です。

    熊のモニュメント

    どのモニュメントも完成度が高く可愛い。

    山北駅に下山するコースでは、熊のモニュメントも見ることができます。

    本物の熊に会わないように願掛けし、名残惜しさを感じつつも下山していきます。

    大野山山頂から谷峨駅へ

    フクロウのモニュメント

    フクロウのモニュメントが置かれたベンチでひとやすみ。

    最初は横目に見えた富士山も、だんだんと視界から見えなくなっていきます。

    ベンチで休憩しながら、しばし見納めの富士山を眺めます。

    富士山とインフラ

    富士山に向かって突き進む高速道路。

    富士山をバックに、山歩きでは目にすることが多い送電鉄塔と、新東名高速の高架橋が見えます。

    鉄塔も高速道路も、私たちの快適な暮らしを支える建造物の代表例です。

    普段はなんとも思わないのですが、この日はこみ上げるものがあり、気がつくと写真に収めてました。

    駅に向かう帰り道

    歩道がないため車には注意しよう。

    登山道を終えて舗装路に出ます。

    この辺りまで下りれば怪我のリスクは下がるため、ほっと胸を撫で下ろします。

    畑の間の一本道

    早朝から登山したため、まだ空の明るいうちに下山する。

    絶景の余韻に浸りつつ谷峨駅を目指します。

    なお、JR御殿場線は土日平日問わず、1時間に1~2本しか走っていません。

    乗換案内のアプリなどで確認して、時間に余裕をもって下山するといいでしょう。

    登ったら誰かに話したくなる魅力が大野山にはある!

    谷峨駅(帰り)

    谷峨駅で帰りの電車を待つ。

    日本最高峰の富士山。実際に登るのも良いですが、近くで見る富士山もまた違った良さがあります。

    舗装路や案内板も多く初心者にもおすすめのコースであり、道中の動物たちのモニュメントも可愛い大野山の魅力が伝わりましたら幸いです。

    登ったらきっと誰かに話したくなる大野山で、富士山の絶景を堪能してみてはいかがでしょうか。

    私が書きました!
    旅するシュフライター
    skyley
    20代で全国出張の営業マンをしながら47都道府県を制覇。仕事も趣味も好奇心に従い、気の向くまま生きる主夫ライター。旅行のほか登山、釣り、キャンプ、スキーは10年以上の経験あり。既存の価値観や世間体に縛られず、新しい生き方や趣味にチャレンジしたいあなたに勇気を与えます。

    NEW ARTICLES

    『 山・ハイキング・クライミング 』新着編集部記事

    高尾山の登山時間は?服装やおすすめスポット・アクセス情報も解説

    2024.07.17

    シェルパ斉藤の新刊は全国145軒の山小屋滞在記! バスで行ける乗鞍の山小屋2選を特別に紹介

    2024.07.17

    高さ2mながら富士山の魅力が詰まった江戸川区の富士塚とは?【プロハイカー斉藤正史のTOKYO山頂ガイド File.65】

    2024.07.12

    長島香取神社内にある、100年以上前に築かれた長島富士へ【プロハイカー斉藤正史のTOKYO山頂ガイド File.64】

    2024.07.01

    東野登山隊が残雪期の岩手山に挑戦!「なぜ山に登るのか」東野幸治さん・庄司智春さんを直撃

    2024.06.27

    江戸川区・桑川神社敷地内にある桑川富士を登はん【プロハイカー斉藤正史のTOKYO山頂ガイド File.63】

    2024.06.27

    豊島区の住宅街に鎮座する豊島長崎の富士塚へ【プロハイカー斉藤正史のTOKYO山頂ガイド File.62】

    2024.06.23

    「移転した富士山」こと目黒元富士を求めて【プロハイカー斉藤正史のTOKYO山頂ガイド File.61】

    2024.06.19