ボルボのラグジュアリーなステーションワゴンは人と荷物どちらにも優しいのだ
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    2023.10.20

    ボルボのラグジュアリーなステーションワゴンは人と荷物どちらにも優しいのだ

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    とにかく荷物をたくさん積みたい、日常使いを考えてデザインを重視したりコンパクトサイズがいいなど「積めるクルマ」の基準は人それぞれ。多様な要望に応えるべく、「アウトドアギアの積みやすさ」という視点で北欧スウェーデンのしゃれたワゴン、ボルボ・V60をチェックしました!

    ※荷室実測値はそれぞれ実用的な最大部分を計測し(シートの前後位置を標準体型での乗車に適した位置で調整)、メーカー発表値とは異なる場合がある。
    また、奥行きの最大値は開口部から、たたんだ後席の背もたれの先端(ショルダー部分)までの長さを計測。

    私がテストしました!

    本誌編集長  沢木拓也

    長物積むならこれでしょ!

    BE-PAL魂を継承する現編集長。「駐車場の事情で背の高いクルマを持てない人にも、ステーションワゴンはおすすめ!(私のことです)」

    "積む""乗る"ライフスタイルを優雅に表現

    ボルボ/V60

    荷室実測値 幅1,110x奥1,020x高670㎜

    現在2サイズのステーションワゴンをそろえるボルボ。ミドルクラスに当たるのがV60だ。

    「ラゲッジ開口部が立ったデザインで、荷物を手前まで積めます。後席をたためば奥行きは実に1700㎜にもなり、車中泊も余裕でこなせます」
     
    最新世代のプラットフォーム(車体の基本骨格)を用いたV60は、ボディーの四隅ぎりぎりにタイヤを配置し、広大な室内空間を実現している。

    「後席の足元の広さは、数あるステーションワゴンで随一。人も荷物も大切にした設計です」
     
    2分割式の後席を片方たたみ、長ものを積んで4人で快適にドライブ。安全装備を重視してきた北欧スウェーデンブランドのステーションワゴンは、積載を含めたアクティブなライフスタイル全般をサポートする。

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    乗って広々、 積んで驚きの設計!

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    ●ボディーサイズ:全長4,780×全幅1,850×全高1,435㎜ 
    ●車両重量:1,730㎏ 
    ●最低地上高:150㎜ 
    ●最小回転半径:5.7m 
    ●乗車定員:5名
    ●パワーユニット:1,968cc直列4気筒エンジン+モーター
    ●最高出力:エンジン145kW(197PS)/4,750~5,250rpm、モーター10kW
    ●最大トルク: エンジン300N・m/1,500~4,500rpm、モーター40 N・m
    ●WLTC燃費:15.4㎞/ℓ

    テスト車両のグレード:アルティメットB4  ¥6,590,000(車両本体価格 ※2023年モデル)
    問い合わせ先:ボルボ 0120-55-8500

    これだけ積めました!

    大1個 中2個 小0個

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    モダン・ステーションワゴンに欠かせない美しさを追求するボルボ。流れる
    ようなデザインで全高が低いため2段積みはできないが、奥行きはすごい。

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    衝立状のグロサリーバッグ・ホルダーを装備。「荷物が少ないときの固定方法も考慮しているのはさすが」

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    ボルボのエステート(ステーションワゴンの呼称)の伝統を感じさせる、開口部が立ったラゲッジ。

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    後席空間も重視した設計でシートの背もたれも大きく、おかげでたたんだときの床が広い。長ものも余裕だ。

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    中央の背もたれが開く。「スキー板、積めます」

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    サイドポケットはネット付き。

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    快適に荷物を運べる

    テスト車両にはシートベンチレーションとマッサージ機能も。「疲れを癒やす装備が気持ちいい~」

     

    アウトドアボックスを限界まで積んでみました

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    チェック方法

    積める量の目安として、リスの「トランクカーゴ」がラゲッジルームにどれだけ入るかをチェック。大、中、小の3サイズを組み合わせて最大限に積んだ。このため、後方視界が遮られたり、隙間が大きく残ることもあり、実際に荷物を積める量とは異なる場合もある。

    協力/リス https://www.risu-shop.jp/

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    トランクカーゴ TC-70S、¥4,980
    サイズ:W780×D390×H357㎜

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    トランクカーゴ TC-50S、¥3,980
    サイズ:W600×D390×H357㎜

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    トランクカーゴ TC-30S、¥2,980
    サイズ:W400×D390×H357㎜

    ※構成/櫻井 香 撮影/高柳 健 協力/桐畑恒治、永田恵一、風間 拓

    (BE-PAL 2023年10月号より)

     

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