「愛犬とデュオキャンプ」の魅力とは?棚田キャンプ場レポも必見【災害救助犬コアと家族の日記 Vol.5】 | キャンプ 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル - Part 2
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    2023.09.09

    「愛犬とデュオキャンプ」の魅力とは?棚田キャンプ場レポも必見【災害救助犬コアと家族の日記 Vol.5】

    『棚田キャンプ場』でのデュオキャンプを体験してきました

    それでは実際にキャンプに行ってみましょう!今回は、長野県北安曇郡の自然豊かな山間の村、小谷村にある『棚田キャンプ場』にお邪魔しました。

    絶景の広がる棚田キャンプ場。近くに林道があるのでオフロードバイクのキャンパーにも人気だそうです。(撮影:元村友一さん)

    「棚田キャンプ場」は、文字通り棚田に作られた標高差のあるキャンプ場。このキャンプ場は段々になっている棚田一段につきサイトひとつなので、どのサイトも見晴らしがよく、ゆっくりと寛ぐことができます。

    絶景とプライベート感を選ぶなら上段の方。水場や駐車場から近くて利便性が良いのは下段の方。私とコアは見晴らしの良い一番上のサイトに設営することにしました。

    まずキャンプ場内をコアと散歩をしてから、テントを設営。落ち着いたら、食事の準備にかかります。キャンプでの食事はなんと言っても炭火焼きが最高ですが、この日は、カセットコンロを使った簡単料理にすることに。シンプルにお肉を焼いただけでも、愛犬はとても喜んでくれます。(お肉は味付けなしで焼いて、取り分けてから自分の分だけ塩・こしょうやタレをかけています)。

    アウトドアで同じごはんを分け合って食べると、とても美味しくて、仲良くなれるのが不思議です。

    カセットコンロは強風にも強くてコンパクトなイワタニのタフまるジュニアを愛用しています。私のキャンプ用品で唯一の贅沢品であるバルミューダのランタンは、調光するとキャンドルのような揺らぐ灯りになって癒されます。

    炭火焼を楽しむ時は尾上製作所の火消しつぼ付き七輪を愛用しています。私とコアのお肉と野菜を焼くのにちょうど良い大きさ。後片付けもらくちんです。

    ふだんから気をつけていることですが、犬は食後2時間以上休ませないと胃捻転の心配があるので、キャンプ場でもしっかり休ませます。この食後の休憩時間を考慮して、キャンプ場で過ごすタイムスケジュールを組むようにしています。

    この日は、食後にお茶を淹れてのんびりしたら、おやすみ前のお散歩を楽しみました。そして、早めにテントの中へ。愛犬とアウトドアで一緒に眠るのは、それだけでちょっとわくわくします。

    食後の休憩時間はスケッチしたりもします。スケッチするためにしっかり見ると、いつも見ているのに気づかなかった愛犬のチャームポイントに気づくこともあります。

    キャンプに慣れっこのコアは、初めてのキャンプ場でもヘソ天で眠ってしまいます。こうした環境の変化にも動じないところも、コアの災害救助犬としての資質のひとつかなと感じます。私のコットをいつも独占してしまうので、コア用にもう一台コットを購入しようかと思っています。

    地域おこし型「棚田キャンプ」って?

    去年の夏のオープン以来、ずっと興味があった小谷村の『棚田キャンプ場』。念願かなって行くことができたので、取材もさせていただきました。

    オーナーは、NPO法人ACT (アクト)で山岳救助と山岳事故防止に関する事業を行っている元村幸時さん。そして、今回の取材に応じてくださったのは、オーナーの息子さんで、このキャンプ場と同じ小谷村にある「栂池高原スキー場」で雪崩管理の仕事をしている元村友一さん。NPO法人ACTで雪崩救助犬の育成も行っています。そう、元村さん父子は雪崩救助のエキスパートなのです。

    栂池高原スキー場をパトロールするNPO法人ACTの雪崩崩救助犬ナナ。

    棚田キャンプ場でコアを撫でてくれる元村友一さん。

    夕暮れ前に、私たちのテントサイトまで来てくださった友一さんにお話をおうかがいしました。

    ――何故、棚田にキャンプ場を作ろうと思ったのですか?

    「棚田は平地よりも稲作が難しく、作業にも体力がいります。小谷村は高齢化もあって、棚田をやめる人が相次でいたのです。でも、棚田は日本のよき風景です。その休耕田を生かせないかと思いキャンプ場を始めました」

    ――“地域おこし型”のキャンプ場と謳われていますが?

    「小谷村は長野県でも一、二を争う過疎地域です。地域おこしとして、再利用した棚田を小谷村の魅力のひとつとして全国に発信することで、この地域が少しでもにぎわってくれればという思いを込めて運営しています」

    ――今後、どんなキャンプ場にしていきたいですか?

    「今流行っているオートキャンプとは別のベクトルになると感じています」。

    ――それはどういうことでしょう。

    「最近、主流になっているキャンプ場とは違い、設備は必要最低限になっています。本来のキャンプ場というか、素朴でクラシックなキャンプ場です。自然そのものを楽しみたい人、また、キャンプ歴の長い上級者の方も利用しやすいキャンプ場になればと思っています」

    ―― 原点回帰ですね。何でもそろっていて便利な高規格オートキャンプ場とは、確かに違うと感じました。とにかく夜がとても静かで、私もコアも朝までぐっすり眠れました。そして朝起きてテントから出たらアルプスの山並みがきれい。キャンプ場の湧き水で淹れたお茶も美味かったです。下のサイトにはご家族でキャンプしている方がいて、小さなお友達が何度もコアのところに遊びに来てくれて、すっかり仲良しになっていました。

    お話を訊かせていただき、ありがとうございました。また違う季節に来て、違う棚田の景色を楽しみたいと思います。

    後からわかったことなのですが、お友達になったななちゃんはBE-PAL本誌2021年9月号の表紙になったことがあるとのこと。縁を感じました。

    ため息が出るほど美しい夜景。(撮影:元村友一さん)

    この『棚田キャンプ場』には、「自然にやさしく、他の人に迷惑をかけない。係員の指示に従う」というルールがあります。これさえ守れば、のびのびと自由に過ごさせてくれます。 

    キャンプ場の設備が必要最低限ゆえ、自分の装備と知識に足りないものがないかシミュレートするのにもばっちりでした。何より、絶景を眺めながら、愛犬とふたりきりゆったりリラックスして過ごす時間はなにものにも代えがたく、素晴らしい時間です。

    いざという時の備えと、愛犬との絆を育むキャンプ、始めてみませんか?

    棚田キャンプ場 HP  https://www.ra-tatta.com/tanada
    地域おこし!新感覚の棚田キャンプ場

    NPO法人ACT HP  https://www.actjapan.org 

    私が書きました!
    救助犬ハンドラー
    かとう まさみ

    子供の頃から動物とアウトドアが大好き。ロサンゼルスのアニマル・シェルターでボランティア・スタッフをしながら犬のことを学ぶ。コアとお互いに良いバディでありたいと日々奮闘中。コアのHPはこちら。https://white-search-and-rescue-dog.jimdosite.com

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