9月1日は防災の日。
今年は1923年9月1日に発生した関東大震災からちょうど100年の節目となります。
2023年8月30日に行なわれたワークマンの「2023年ワークマン秋冬新製品発表会」の会場では、内閣府×日本赤十字看護大学附属災害救護研究所×ワークマンによる災害時の避難体験コーナー「危険エリア脱出体験シミュレーション」を設置。ワークマンで販売されている「防災にも使えるグッズ」を身に着け、3つの危険なエリアから脱出する体験が行われました。
頑丈で動きやすい作業着を展開するワークマンには、災害時にも役立つ商品がたくさんあるのだそう。実際にそれらを身につけて、悪路からの脱出に臨んだ体験をレポートします。
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「危険エリア脱出体験シミュレーション」のコーナー。体験は1組5分、最大2名1組で実施されました。
まずは機能性アイテムの中から装備をチョイス
ワークマンの商品は防水性、撥水性、防風性など様々な機能をプラスしているのが特徴。まずは、そんな機能性アイテムの中から、適切なものを選んでいきます。
足元はセーフティブーツを選択
緊急避難時には、外部から身体を守ることを想定しなくてはいけません。
そこで、足元は足先の保護加工があるセーフティブーツをチョイス。今回は「ネクストマンダムミドルカットセーフティ」を着用しました。耐滑底・耐油底の作業用ブーツで、アッパーには高強度生地が使われ、十分な耐久性があります。
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「ネクストマンダムミドルカットセーフティ」4,900円(税込み)
さらに、靴のソールには釘などの突起物から足裏を守るための「踏抜防止インソール」を入れます。
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「踏抜防止インソール」795円(税込み)
ヘルメットにレインジャケット、ゴム手袋で準備万端
頭部には、落下物から頭を守るためのヘルメットと、片手で簡単に点灯できるヘッドライトをON。
また、風雨から身を守るためのレインジャケットとレインパンツに身を包みました。
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「ヘルメット スチロール入り」2,954円、「コンテックアクア ヘッドライトPRO」1,900円、「BAG in レインジャケット」3,900円(いずれも税込み)
最後に、厚手のゴム手袋もはめていきます。
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「TAKUMI X2 耐切創天然ゴム背抜き手袋」399円(税込み)
そして、完成した装備がこちら。
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これぞ完全装備!バックパックは「ジョイントバックパック ファイナルエディション」5,800円(税込み)
ちなみに、「過酷道脱出サバイバル」のコースには、重量5kgの荷物を詰めた防災用リュックを背負って挑戦します(おそらく当方が女性ということで配慮された重さなのでしょうが、普段持ち歩いているパソコンやカメラなどの機材を入れた取材用バッグのほうがもっと重いという残念な事実…。そう、ライターの日常はサバイバルなのです!)。
一般的に、防災バッグは10~15kgと言われています。でも、重い荷物を背負って足元の悪い道を歩くのは至難の業。
最優先にすべきは命です。そのため、防災バッグの中身は必要最低限の荷物に絞って揃えることが推奨されています。
東日本大震災以降、ビジネスバッグはリュック型が人気。これは、有事の際に“両手が使える”ことの重要性を多くの人が実感したからなのかもしれません。
崩壊した街中の過酷な道を通って脱出せよ!
今回は、家から避難先へと脱出するルートを疑似体験しました。
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いざ、挑戦!
コース1:電柱が倒れ、ブロック塀が崩壊した道
まずは、崩壊した路地を通り抜けます。電柱が倒れ、ブロック塀が崩壊し、傘や自転車などあらゆるものが飛来して散乱している道。台風や暴風雨のあとの状況にも近いでしょうか。
役立ったのが、分厚いゴム手袋。これは、東日本大震災後の被災地ボランティアに参加した際にも大活躍したアイテムです。
一見して何もないところでも細かいガラス片が落ちているなど、危険がいっぱい。手元の保護はとても大切なのです。
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あらゆるものが散乱した道をハラハラしながら進む。
コース2:暗くなった道
次のコースは、ほの暗い道。
ヘッドライトを点灯して進みます。タッチ式で厚手のゴム手袋をしたままでも点けられるのが便利でした。
避難時はもちろん、登山などアウトドアシーンにも必須のアイテムです。このように、防災専用ではないアイテムが、いざという時に役立つことも。
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ヘッドライトを点灯。レンタルしたものですが、扱いに慣れていなくても一発で点きました。
ヘッドライトだと手が自由に使えます。足元が不安定な場所での避難には、とても重要なポイントだという気づきを得られました。
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実際に停電した街はこんな感じなのかも。
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足元は瓦礫や大きな石などがあり、とても不安定。
コース3:水中を歩く道
最後は、2つのうち、レンタルした靴に合わせたルートを突き進んでいきます。
水の中を歩くのは不安定なのかと思いましたが、「ネクストマンダムミドルカットセーフティ」は適度な重量があり、しっかり踏みしめて進むことができました。
これまで防災袋にはスニーカーを用意していましたが、セーフティシューズの準備も検討したいと思いました。
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災害時は、水の中を歩く想定も必要。
ワークマンには防災対策にも使えるグッズがたくさん
コース体験の終了後、展示会場内の「防災にも使えるグッズ」をチェックしてみると、あらためて安全対策の機能がある商品の多さに気づきました。作業着を扱うワークマンならではの特色といえるでしょう。
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普段使いできるアイテムの中にも、災害時に役立つものがあります。
防災の日は、過去の教訓を忘れず、避難方法や地域の避難先、防災グッズの備えなど、アップデートのタイミングにしたいですね。
「防災専用グッズ」と身構えず、手頃な価格で買える「防災対策“にも”使えるグッズ」をワークマンで探してみるのもいいでしょう。
今回着用したアイテムはこちら
ネクストマンダムミドルカットセーフティ
価格:4,900円
URL:https://workman.jp/shop/g/g2300053207059/
踏抜防止インソール 1足
価格:795円
URL:https://workman.jp/shop/g/g2300057272053/
ヘルメットスチロール入り
価格:2,954円
URL:https://workman.jp/shop/g/g2300064227015/
コンテックアクアヘッドライトPRO
価格:1,900円
URL:https://workman.jp/shop/g/g2300064376010/
BAG in(バッグ イン)レインジャケット
価格:3,900円
URL:https://workman.jp/shop/g/g2300067714536/
TAKUMI X2 耐切創天然ゴム背抜き手袋 1双
価格:399円
URL:https://workman.jp/shop/g/g2300061908016/
ジョイントバックパック ファイナルエディション
価格:5,800円
https://workman.jp/shop/g/g2300066676019/
取材・文/北本祐子