ワクワクが止まらない! ピストン西沢流「新型アルファード」BE-PAL風クロカン化計画 | キャンピングカー・車中泊 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2023.08.10

    ワクワクが止まらない! ピストン西沢流「新型アルファード」BE-PAL風クロカン化計画

    今や日本で一番人気のミニバン、トヨタ・アルファード/ヴェルファイア(アルヴェル)。新型の姿をいち早くチェックしたピストン西沢さんが、アウトドアでも使いやすくて絵になるチューンを考えた。

    新型アルファード/ヴェルファイアをどう楽しむか

    カラーは白、黒とこのブロンズのみ。だからラッピングしちまうと逆に高くなるかも?

    6月に発表され、もうすでに受注が多すぎて納車が1年だとかもっとだとか言われている40型のアルヴェル。まずは今わかっていることをまとめると……。

    • アルファード、ヴェルファイアともに同じ販売店で併売。
    • グレードはエグゼクティブラウンジを始め皮内装の上級グレードのみ
    • カラーは白、黒、ブロンズの3色
    • 今買えるのは7人乗りのみ
    • エンジンは2.5Lターボ、2.5Lハイブリッドでそれぞれに2WD、4WD
    • 価格は540万~872万円
    • グレードを絞ることで納車を効率化
    • ヴェルファイアはボディ補強パーツなどでより走りを磨いている
    • アルファードはバランスよい乗り心地重視
    • タイヤは車種、グレードにより17から19インチ、
    • 大きさは先代よりちょっと長くて低くて広い

    発表会の当日は大混雑でろくすぽ写真も撮れず(泣)。

    というところで、このクルマは新しいプラットホームで、運転して反応がよく、走らせがいのあるクルマに仕上げたそうで、特に上質さをうたうなかでは、2列目の乗り心地が振動、騒音、シートの座り心地含め素晴らしいらしい。現状は上級バージョンしかないが、PHEVとエントリーバージョンも追ってリリースされる予定。

    先代型は300万円台から買えたので、540万という最低価格はだいぶ高いが、実は3年後の下取り価格が新車の70パーセントに設定されているので、超お得な高級車なのだ。しかしBE-PAL読者の兄貴たちは、これをそのまま乗ってリセールするなんて、考えてないでしょ?なので、さっそく新型アルファードを台無しにする乱暴チューニングプランだwww

    先に言っておくと、原稿執筆時の7月半ばでは実車を見ることもなかなかできないし、配車も始まっていない段階なので、あくまで想像(創造)ってことでお願いしまする(笑)。

    すげ~カッコいいアルヴェルを考えてみた

    まず何で新型アルファード、ヴェルファイアをいじくるのか?

    • キャンプ場でエバれる
    • ショッピングセンターでエバれる
    • BE-PALのイベントでエバれる
    • とにかくエバれる

    じゃあその内容は……

    まずはBE-PALさんたちにウケるように車高を上げる

    BLITZの旧型アルベル用車高調整サス。これはローダウンするやつだけど、色々なメーカーにリフトアップ向けもお願いしたい(笑)。

    こちらはKLCから発売されている車検対応リフトアップサスペンション「轟」。写真提供/KLC

    肝になるのはサスやダンパーだけど、当たり前の話としてまだ発売されていない。

    ただ新型アルヴェルは、新しいシャシー(TNGA)を採用しているが、これはRAV4やハリアーで使われているものの仲間。なんで多分ハブなんかは共通なのでは? 重い分強化されたりしてるかもしれないが、基本的にサスの取り付け位置なんかも同じで、その部品が使えるかもしれない……いや、使えるとしよう(笑)。すると、ググってみた結果、RAV4なんかで山ほど出てくるパーツは、12~13万で車高調が買えるじゃないですか! バネだけだったらもっと安いけど、そこはこだわって、車高調をメーカー開発に先駆けて現車合わせで入れちゃうぜ(笑)。

    タイヤはゴツゴツしてるのがかっこいい!

    このタイヤホイールを、こんな風に変えちまうぜ!↓

    写真提供/KLC

    ということで、ブリヂストンのDUELERなど、ブロックタイヤを装着する。この憧れのブロックタイヤは、2027年からの車外騒音規制で使えなくなる可能性もあり、やるならいまのうちだぜ!ってことなのだ。ホイールもゴツゴツに似合う頑丈そうなやつが良いね。タイヤは225/65R17がノーマルだから、インチダウンして245/70R16 くらいにして、外径を少し大きくしたい。ブレーキキャリパーなど、入らない可能性や、面一にするホイールもあるのかわからないが、とりあえずのイメージ。

    で、こちらが「轟」を装着した先代アルファード(右)とヴェルファイア(左)。かっちょいいー! 写真提供/KLC

    ただし現実には、乗り心地が悪くなり、走行音がうるさくなるだけでなく、トヨタセーフティセンスなど、ACCみたいな運転支援が使えなくなる可能性もあるのだが、あくまで想像なんでその辺は気にしないでどんどん進めちゃおう。金額的にはホイールが16万円、DUELERが実勢価格10万円くらいで、工賃が10万弱くらいと思われる。勿論マッチングとっていないので机上の空論ですが、考えるだけで楽しくなるぞ(笑)。すげ~カッコいいアルヴェルになるのは間違いないが、するとこだわりたいのがボディカラーだ。

    80kgくらいありそうな豪華な2列目シート。スーパー銭湯のマッサージチェアかよ! このシートはゴムのインシュレーターが仕込んであるので、走行中もチョー快適らしい。そいつをブロックタイヤで帳消しにするw

    ボディをフィールドに馴染ませる!

    現在選べるカラーは白黒とブロンズだけということで、それじゃキャンプ場でエバれない。それならそうとラッピングでモスグリーンにして、キャンプ場によくいるデリカD:5の横にドーンと横づけしちまおう(笑)。チューニングの費用は意外にお高くて80万円~。

    ヒッチメンバーを装着!

    ヒッチメンバーは現在純正では用意されていないが、スタイルといざという時のためにぜひとも装着したい。社外品も旧型のものはあるが、当然適合しないのと、強度の点で疑問が残る。だから、パーツメーカーが出すのを待つしかないのだが、ヒッチがついていると中古で売るときに外国人が喜んで買っていくらしい。BE-PALのイベントでエバれればいいのだから、クロームメッキのピカピカしたやつをつけたい(笑)。

    オプションのカーテンがあれば車中泊はOK

    リアは2列目を一番前にして、3列目を跳ね上げても正直寝られるスペースはない。

    アルヴェルの車中泊使用は少ない。理由は高い価格と意外に広くは使えない室内。そういう改造にはハイエースが一番いいのは間違いないが、あえて本革のアルヴェルで豪華に車中泊っていうのが大人なのだ。ここで肝心なのは就寝スペースだが、正直2列目シートを一番前にして、3列目シートを跳ね上げても、大人が足を延ばして寝られるスペースはなく、フロアもフラットではない。しかし見てくださいこの豪華な2列目シート。ここに車中泊マットひいてもいいけど、あえてこの豪華なシートで寝てみたい。リクライニングでスーパー温泉状態ならそのまま寝られるんじゃない? 3列目のシートを跳ね上げて、一番後ろに下げると超安楽空間となり、これでイケること間違いない。

    さらにはオプションのカーテンがあれば、無改造で問題なーし! この豪華な空間で移動して車中泊するのが、商用車ベースのキャンピングカーとは一線を画すところ。湖の横で朝からコーヒー豆ひいて、おいしいコーヒー飲むなんてなんて優雅なアルヴェルライフ(笑)。こうなると3列目いらないから、早く4人乗り仕様も出してほしい。

    ポータブル電源……はなくても大丈夫だ!

    ハイブリッドモデルは、駆動用のバッテリーから電気をもらえるというシステムも備えている。バッテリーが少なくなるとエンジン掛かっちゃうのだが、キャンプに行く前にバッテリーをフルにしておけば、理論上ある程度は電気を使えるわけだ。勿論、非常時にメチャクチャありがたい機能でもある。アイドリングありきなら、ガソリン満タンで消費電力400Wだと、なんと約5日発電するって凄くないですか?

    この空間を贅沢に使って、車中泊しようじゃないか!

    トヨタの開発グループと話していても、こだわっているのが上質な移動空間ということで、持って行った先での使い勝手はまだしも、キャンプなどへの行き帰りはやはり商用車ベースのワゴンと比べるべくもなく、安楽で体に優しい。正直リフトアップもブロックタイヤもいらないから、カーテンだけつけて、そのままキャンプに投入することも可能だ。残価設定も3年で70パーセントと驚異の数字で、いじらないほうが高く売れるのだが(笑)、そこは自分らしくクルマを演出しましょうよ。もし購入後いじくる方がいらっしゃったら、BE-PALで取材しますよ(笑)。

     

    イラスト/早坂英之(BE-PAL編集部)、取材協力/KLC

    私が書きました!
    ラジオDJ、ミュージシャン
    ピストン西沢
    多数のラジオ番組にてパーソナリティを担当。ウィックに富んだトークが人気を集め、第48回ギャラクシー賞でDJパーソナリティ賞を受賞。一方で車好きとしても知られ、レーサーとしてインテグラレースやスーパー耐久などに参戦。日本カー・オブ・ザ・イヤーの選考委員も務めた実績もあり。https://twitter.com/piston2438

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