ロールトップテーブルに興味を持った人に向けて、魅力やおすすめ商品を紹介します。ロールトップテーブルは、収納性も高く見た目もおしゃれなので、キャンプにおすすめです。ロールトップテーブルを選ぶときのポイントも解説するので、ぜひ参考にしましょう。
ロールトップテーブルの魅力とは?
ロールトップテーブルは、他のテーブルとは異なる魅力があります。ロールトップテーブルの魅力を2点解説します。
天板を丸めて収納できる
ロールトップテーブルの大きな魅力は、天板を丸めて収納できる点です。キャンプ用のテーブルは、天板を二つ折りにするものが多いですが、重くて大きいのが難点といえます。しかし、ロールトップテーブルなら、片手で運べるので携行性に長けています。小型のものであれば、拠点から離れた場所で遊ぶ際にも持っていきやすいでしょう。
天板と脚は棒状に収納できるため、車で運ぶ際もスペースを取りません。トランクのすきまに入れやすく、スペースの有効活用にもつながります。
木製ならアウトドアにぴったり
ロールトップテーブルは多くが木製のため、アウトドアシーンでは自然によくなじみます。特にどのようなテーブルを置くかによって、キャンプサイトの印象は大きく変わります。食卓が木製のテーブルなら、キャンプらしく写真映えもするでしょう。木の温かみを感じながら食事をすれば、雰囲気も上がります。
また、ロールトップテーブルにはロースタイルのものが多いので、子どもが使いやすいのもポイントです。ロースタイルは、ものを置いたときの高さがちょうどよく、リラックスしながら食事やティーブレイクを楽しめるはずです。
ロールトップテーブルの選び方
コンパクトで持ち運びに便利なロールトップテーブルですが、性能を発揮するには用途に合ったモデルを選ぶのが重要です。ロールトップテーブルを選ぶときのポイントを三つ紹介します。
使う人数に合った幅を選ぶ
ロールトップテーブルはコンパクトといえども、必要以上に幅の大きいものを選ぶと、そのよさを最大限発揮できません。使用する人数に合わせて、適切な天板の幅を選びましょう。
30~40cmはソロキャンプやサブのテーブルにおすすめです。荷物を少なくしたいソロキャンプでは、必要最低限の大きさを選ぶのがポイントです。また小さめのサイズは、大人数のキャンプのサブテーブルとしても使えます。
2人程度までのキャンプなら、50~60cmが向いています。2人分の食器を載せるのに過不足ないサイズ感です。
ファミリーや大人数でのキャンプなら、食器を置くスペースだけでなく、調理スペースもあると望ましいため、90cm以上が適しているでしょう。
用途に合った高さを選ぶ
ロールトップテーブルは、大きく分けてロータイプとハイタイプの2種類があるので、用途に合った高さを選びましょう。
ロータイプは目線が低くなり、景色を見渡しやすくなるのが魅力で、近年人気が高まっています。重心が低いため安定感もあり、子どもと一緒のキャンプでも安心です。もしロータイプを選ぶなら、椅子は低いものを選びましょう。
ハイタイプは自然な姿勢を保ちやすく、食事がしやすいのがメリットです。食卓テーブルとして適しているだけでなく、調理をする際も便利なので、実用性を重視するならハイタイプの方がよいといえます。
なお、製品によっては高さ調節ができるものもあります。両方のいいとこ取りをしたい人には、高さを調節できるタイプがおすすめです。
好みの材質から選ぶ
ロールトップテーブルの材質は大きく分けて、木・ステンレス・アルミの3種類です。それぞれに長所と短所があるので、自分のスタイルに合ったものを選びましょう。
木製はアウトドアの雰囲気によく合い、他のアイテムとの相性も抜群です。雰囲気を重視する人にはぴったりでしょう。ただし、天然素材で重量があるため、持ち運びの際はキャリーカートがあると便利です。
ステンレス製は耐久性が高く、熱にも耐えられるタフさが魅力です。熱い調理器具を置いても変形や変色が起こりにくく、長く使えるので機能性を重視する人に向いています。重量は木製よりは軽いですが、アルミ製よりも重い傾向にあります。
アルミ製のメリットは軽さです。ソロキャンプなど、持ち運びやすさを重視するなら、アルミ製がよいでしょう。ただし、ステンレスよりは耐久性に劣る点に注意が必要です。
おすすめのロールトップテーブル
キャンプにおすすめのロールトップテーブルを9個紹介します。素材やサイズをチェックしながら、お気に入りの製品を探してみましょう。
フィールドア「ウッドロールトップテーブル」
幅120cm・90cm・50cmの3サイズから選べるロールトップテーブルです。カラーはナチュラル・ブラウン・ダークブラウンの3色があり、いずれも天然木を使用しています。ワンランク上のキャンプサイトを演出してくれるでしょう。
収納バッグが付属しており、棒状にコンパクトに収納できます。高さは40~45cmのロースタイルで、サイドテーブルとしての使用や、ゆったりと休憩したいときに便利です。幅120cmタイプはフレームの素材を木製・アルミ製から選べます。アウトドアだけでなく、インテリアとして使ってもおしゃれです。
- 商品名:フィールドア「ウッドロールトップテーブル」
- 公式サイト:商品はこちら
フィールドア
ウッドロールトップテーブル
サイズ: 使用時 : (約)120cm×70cm×45cm 収納時 : (約)82cm×25cm×12cm 重量: (約)10.8kg
Hilander「ウッドロールトップテーブル3」
北欧家具でよく使われるブナ材を使っており、雰囲気抜群のロールトップテーブルです。ブナの柔らかな色合いが、キャンプサイトをおしゃれに彩ってくれるでしょう。天板は木製ですが、少しの汚れであれば拭くだけで簡単にきれいにできます。
面取り加工がおこなわれていて、子どもがぶつかってもケガをしにくいよう配慮されています。高さは約43cmのロースタイルです。収納袋は従来モデルから改良され、二つのコンパートメントに分かれています。これにより、部品同士がぶつかることによる摩耗を防いでいます。
- 商品名:Hilander「ウッドロールトップテーブル3」
- 公式サイト:商品はこちら
コールマン「ナチュラルウッドロールテーブル クラシック」
天然木のスギを使用した、ナチュラルな風合いが魅力のロールトップテーブルです。高さは40cmと70cmの2段階に調節可能で、ロースタイルとハイスタイルの両方に対応しています。
フレームにはアルミを使用することで、軽量性も追求しています。幅は約112cmと大人数でのキャンプ向きですが、重量は約5.3kgと同サイズの一般的なテーブルと比較すると軽量です。収納袋付きで持ち運びしやすくなっています。
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- 商品名:コールマン「ナチュラルウッドロールテーブル クラシック」
- 公式サイト:商品はこちら
コールマン
ナチュラルウッドロールテーブル クラシック
使用時サイズ:約112×70×40/70(h)cm 収納時サイズ:約19×20×70(h)cm 重量:約5.3kg
クイックキャンプ「折りたたみ ウッドロールテーブル」
温かみのあるブナ材を使用したロールトップテーブルです。幅は約90cmで、2~4人での使用に向いています。高さは約40cmとロースタイルのため、自然の中でちょっとした休憩をするのにも適しているでしょう。
脚はアルミでできており、重量約5.5kgの軽量さを実現しています。脚にはキャップも付いているので、室内で使う際にも便利です。持ち運びがしやすい収納ケースも付属しています。
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- 商品名:クイックキャンプ「折りたたみ ウッドロールテーブル」
- 公式サイト:商品はこちら
クイックキャンプ
折りたたみ ウッドロールテーブル
サイズ:約120cm×50cm×高さ40cm 収納サイズ:約61cm×25cm×高さ 重量:約6.5kg
ロゴス「LOGOS Life ロールサイドテーブル」
ヴィンテージカラーが特徴的なロールトップテーブルです。スチールとアルミでできており、重量約2.4kgと軽量な点がポイントです。脚はスチール製で頑丈なため、ウォータージャグなども安心して置けるでしょう。
高さは約46.5cmとロースタイルで、サイドテーブルとしても使えます。天板は長方形に折りたため、筒状のものよりも収納しやすくなっています。軽量性や持ち運びやすさを重視する人におすすめです。
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- 商品名:ロゴス「LOGOS Life ロールサイドテーブル」
- 公式サイト:商品はこちら
ロゴス
LOGOS Life ロールサイドテーブル
重量:(約)2.4kg サイズ:(約)47×46×46.5cm 収納サイズ:(約)13×12×46cm
ビジョンピークス「アウトドアテーブル」
天然ブナ材を使用した、自然によくなじむロールトップテーブルです。ロゴなどの刻印がなく、非常にシンプルながら高級感があります。幅は約90cmのため、家族やグループでのキャンプで十分なキャパシティを発揮してくれるでしょう。
脚のキャップは先端がとがっており、高い安定感を実現しています。天板はロックでき、安全性が高いところもうれしいポイントです。約30秒で組み立てられる手軽さも注目です。
- 商品名:ビジョンピークス「アウトドアテーブル」
- 公式サイト:商品はこちら
ビジョンワークス
アウトドアテーブル
サイズ:約90cm×60cm×45(H)cm 収納サイズ:約11cm×24cm×90(H)cm 重量:約6.7kg
KingCamp「テーブル KC3961」
アルミ合金でできている、高い耐久性をもつロールトップテーブルです。高さは約69cmとハイタイプに相当し、食事や料理をするのに適切な高さといえるでしょう。幅は約70cm四方で4人程度までのキャンプにおすすめです。
天板は耐熱性や耐摩耗性に優れており、耐荷重が約80kgあります。熱い調理器具でも気兼ねなく置けるでしょう。高い機能性を持ちながら、約3.4kgと軽量設計で持ち運びやすさも魅力です。
- 商品名:KingCamp「テーブル KC3961」
- 公式サイト:商品はこちら
DOD「キャナリーテーブルM」
先代のジミニー(地味にいい)テーブルをさらに強化し、キャナリー(かなりいい)テーブルとして帰ってきました。高さは21cm・46cm・56cmの3段階で調整でき、持っていくチェアや使うシーンに合わせて柔軟に役割を変えられます。
高さ21cmは座敷用となっており、レジャーシートに座りながら使うのにぴったりです。天板はブナ材を使用しており、雰囲気も抜群です。天板の下にはメッシュのストレージが付属しているので、ティッシュなどのちょっとした収納スペースとして利用できます。
- 商品名:DOD「キャナリーテーブルM」
- 公式サイト:商品はこちら
テントファクトリー「EUCAロールトップテーブル780」
ユーカリとポプラの2種類の木材を使用しており、それぞれのよさを組み合わせたロールトップテーブルです。赤(ユーカリ)と白(ポプラ)が互い違いに配され、キャンプサイトをおしゃれに飾ってくれます。
高さは約42cmのロースタイル、幅は約78cmと2人でのキャンプならゆったりと使えるでしょう。収納時は丸めてコンパクトにでき、インテリアとして置いておいても違和感がありません。木製のチェアと合わせると、より雰囲気がアップします。
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- 商品名:テントファクトリー「EUCAロールトップテーブル780」
- 公式サイト:商品はこちら
まとめ
荷物を少なくしたいときには、ロールトップテーブルが活躍します。天板を丸めて収納できるだけでなく、木製であれば、キャンプサイトの雰囲気ともよくマッチするでしょう。
ロールトップテーブルは、製品によって高さや、幅・機能性が異なります。使う人数や求める機能によって、選び方も変わります。おしゃれなロールトップテーブルを手に入れ、キャンプサイトを美しく飾りましょう。