年表で徹底解説!日本をゲンキにする巨人企業「モンベル」48年の軌跡
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    2023.05.12

    年表で徹底解説!日本をゲンキにする巨人企業「モンベル」48年の軌跡

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    街中で、電車で、ショッピングモールで、ふとまわりを見まわすと、モンベルのジャケットを着たり、バックパックを背負っている人をよく見かけませんか?
    いまやアウトドアファンだけでなく、多くの人に愛されるようになったブランド「モンベル」。
    その歴史について、あなたはどこまで知ってますか?

    モンベルの歴史を学ぼう!

    1975

    ●世界で愛される登山用具やアウトドアグッズの開発を目指してモンベルを設立

    創設当初のロゴ。ブランド名はフランス語の「belle(美しい)」と「mont(山)」を組み合わせた造語。オレンジ色のMは山をイメージ。

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    '76

    ●モンベル初の製品となるスリーピングバッグを開発(製品&素材開発等)

    当時最先端の中綿素材である米国デュポン社(現・インビスタ社)の「ダクロン ホロフィル」を採用した。

    '77

    ●最先端素材を導入し、高機能ウェアをリリース(製品&素材開発等)

    ダクロン ホロフィルⅡを中綿に使った防寒ジャケット(右)と、乾式アクリル「オーロン」製のフリースジャケット(左)。

    ●デュポン社のケブラーを使い、世界初の超軽量クライミングヘルメットを製品化(製品&素材開発等)

    ●難燃素材 ノーメックス製グローブを製品化(製品&素材開発等)

    デュポン社が開発した耐熱・難燃性に優れたアラミド繊維「ノーメックス」を、グローブの素材として採用。
    ※写真は現行商品。

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    ●世界進出スタート!(製品&素材開発等)

    ヨーロッパ最大のスポーツショップ、西ドイツ(当時)の「シュースター」への輸出開始。

    ●米国デナリ山(6194m)の6000m地点で、ダクロン ホロフィルのスリーピングバッグが使われ、性能を実証(アクティビティー)

    '78

    ●日本初のフリース素材「オーロンフリース」を開発、製品化(製品&素材開発等)

    ウールセーターの半分の重量で、同等以上の保温力と耐久性を持つオーロンフリース製ジャケット。

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    ●「コアスパン」を採用したクライミングパンツを発売(製品&素材開発等)

    ●ヒマラヤ山脈のダウラギリ1峰(8167m)サウスピラー頂上でダクロンジャケットを使用。スリーピングバッグSPを最終キャンプで使用(アクティビティー)

    '79

    ●「ムーンライトテント」3種類を開発、超軽量ツエルトを製品化(製品&素材開発等)

    ●米国3M社が発表した保温材「シンサレート」の用途研究を開始(製品&素材開発等)

    ●パキスタン、カラコルム山脈に属するラトック1峰(7145m)で、ムーンライトテントとダクロン製品を長時間にわたり使用し、耐久性を実証(アクティビティー)

    '80

    ●モンベル総合カタログ発行

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    ●「シンサレート」を採用した初のクロージングを製品化(製品&素材開発等)

    薄くて保温性に優れたシンサレートを中綿として採用した「スーパードリューパーカ」。

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    ●西ドイツ(当時)ファウデ社へモンベル製品の輸出開始(製品&素材開発等)

    ●モンベルのスリーピングバッグやレインウェアを使用した冒険家が、自転車による北米大陸横断に成功。長期連続使用で耐久性を実証(アクティビティー)

    '81

    ●最新素材として注目されていた「コーデュラナイロン」を輸入し、ソフトラゲッジ類を製品化(製品&素材開発等)

    耐摩耗性、引裂強度に優れたデュポン社製高強度ナイロンで作られたラゲッジ製品。

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    ●東京営業所開設

    '82

    ●超ロングセラーとなっているレインウェア 「ストームクルーザー」の発売がスタート!(製品&素材開発等)

    軽く、動きやすくてムレにくいストームクルーザージャケットは、現在で第9世代目となるロングセラー商品。

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    ●ドリューパーカを着用した登山隊が世界三大北壁のひとつ、グランドジョラス北壁(クロー側稜)を完登(アクティビティー)

    ●ガイドジャケットを着用したプロガイドが、南米ワスカラン峰のスキー滑降に成功(アクティビティー)

    ●世界第2位の高峰K2(8611m)北陵を、ドリューパーカ&パンツを着用した登山家が無酸素登頂に成功(アクティビティー)

    ●新たに「ゼロポイント」ブランドをスタート!(製品&素材開発等)

    モンベルのクライミングスピリッツを具現化するために創設したオリジナルブランド。

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    ●高強力ナイロン「バリスティック」を使ったハーネス、アルパインパックを開発(製品&素材開発等)

    山に対する情熱を込めて創設され、当初は本格的な登攀用具を中心にリリース。険しい山道を歩きやすい縦に細長パックが特徴的だった。

    '83

    ●「ダクロン クォロフィル」を採用したクロージングと、「タフバッグ」シリーズを製品化(製品&素材開発等)

    ●「ストリーム ジャケット & パンツ」を発売(アクティビティー)

    冬山縦走やアイスクライミング、山岳ガイディングなど、冬季のアルパイン活動用として開発された「ストリームジャケット」。

     

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    '84

    ●アクリル繊維「オーロン」を使った初の織物を開発(製品&素材開発等)

    ●モーターサイクリスト用クロージングを製品化(製品&素材開発等)

    ●自社開発した完全防水素材「シールコート」の技術販売提携を米国のパタゴニア社と結び、輸出を開始(製品&素材開発等)

    ●タフバッグを使用した登山隊が、ユクシン・ガルダン・サール峰(7530m)を登頂(アクティビティー)

    ●アメリカ、西ドイツ、オーストラリア、イギリスへの輸出を開始(製品&素材開発等)

    ●創立10 周年を記念してヨセミテツアーを実施(イベント)

    '85

    ●スリーピングバッグの設計にクロー値(※)を導入。タフバッグシリーズに、使用温度域が表示されるようになる(製品&素材開発等)

    ●冒険家・和泉雅子の北極点遠征、三浦雄一郎の7大大陸最高峰スキー滑降時に、モンベル製品が大活躍(製品&素材開発等)

    '86

    ● 会員組織 「モンベルクラブ」発足

    会員になると、直営店でのショッピングや提携施設の利用などで特典を受けられる。現在は会員向け情報誌も送付される。

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    発足10年後の’96年に創刊されたモンベルクラブ会員向け情報誌「OUTWARD」。

    ●多くの登山隊をはじめ、パリ〜ダカールラリー、北米大陸一周などにトライする冒険家が続々とモンベル製品を導入(製品&素材開発等)

    ●ストームクルーザーに30デニールの「バリスティックナイロン」地を採用。世界最軽量・コンパクトなゴアテックスレインウェアを製品化(製品&素材開発等)

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