ベストシーズン到来!イチゴ狩りは子供たちが思いきり遊べる“場”だ
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • ナチュラルライフ

    2023.02.16

    ベストシーズン到来!イチゴ狩りは子供たちが思いきり遊べる“場”だ

    今年1月、福岡県糸島市にオープンした「糸島農園・志摩イチゴハウス」にイチゴ狩りに行ってきました。

    ヤシの木が立つ広大な敷地に建てられた、大きなイチゴハウスでの体験をご紹介します。

    オーナーさんの夢への第一歩「糸島農園・志摩イチゴハウス」

    昨年12月9日、福岡県糸島市志摩に「糸島農園・志摩イチゴハウス」がオープンしました。

    オーナーさんご家族は、元々、福岡市内で他の事業を営んでいらっしゃいました。

    お孫さんの誕生を機に、「自然の中で、子供たちが思いっきり遊べる“場”を作りたい」との思いから、家族で糸島へ移住。一年間農業を学び、夢への第一歩となる「糸島農園・志摩イチゴハウス」をオープンされました。

    オーナーさんの思いが随所に感じられる、イチゴハウスをご紹介します。

    子供連れにもうれしい充実した設備

    受付棟には、テーブルと椅子が置いてある歓談スペースや貴重品ロッカーがあります。寒い時期でしたが、冷暖房とストーブもあり、待合室でも暖かく過ごすことができました。

    イチゴハウス内にもイートインスペースがあるので、摘んだイチゴをゆっくり座って食べたり、休憩タイムをとることもできます。

    これまで私が訪れたことがあるイチゴハウスにはなかった、「ここにアレがあったらいいな」が、叶えられている施設だなと思いました。

    受付棟

    受付棟。前原インターチェンジから芥屋方面に向かう県道54号線沿いに見える、ヤシの木と白い建物が目印です。

    糸島の山側にもみんなに楽しんでもらえる“場”を作りたい

    糸島の海沿いには、おしゃれなカフェなど、すでに多くの観光スポットがあります。

    「静かで自然豊かな山側にも、地元の人たちや糸島を訪れる人たちに、楽しんでもらえるような“場”を作っていきたい」とオーナーさんは語ってくれました。

    イチゴハウス

    裏手には山があり、広大な敷地に大きなイチゴハウスが並んでいます。写真の施設は私がイチゴ狩りを体験した1号館です。ハウスの中は繋がっていて、とても広いです。

    イチゴハウスの中

    イチゴハウスの中です。「恋みのり、かおり野、さちのか」の3種類を楽しむことができます。高設栽培でイチゴが高い場所にあるため、立ったままイチゴを摘むことができます。

    イチゴハウスの中の写真

    ベビーカーも通れる広い通路。子供と大人と一緒に歩ける、ゆとりある広さがうれしいです。

    寒い時期はイチゴが甘くなる!?

    ハウスを案内してくれた農園の方が「今はイチゴが一番美味しい季節なんですよ〜」と教えてくれました。

    「イチゴといえば春が旬」だと勝手に思い込んでいましたが、実は低温環境がイチゴを甘く育てるのだそうです。

    いちごの果実は収穫されるまでの日数が長いほど、糖度を蓄えて実が甘くなります。そのため、気温が低い時期のいちごは寒さでゆっくりと実が育ち、甘くみずみずしい実をつけるそうです。

    美味しいイチゴの特徴

    農園の方から、美味しいイチゴの見分け方も教えてもらいました。スーパーでイチゴを選ぶ時にも役立ちますね。

    • へたの近くまで赤く色づいたもの
    • ヘタが反り返っているもの

    たくさんのイチゴの中から、食べごろのイチゴを見つけるのは、宝探しのようで楽しいです。子供たちも「わたしが見つけたイチゴは最高に甘いよ!」とニコニコで自慢していました。

    イチゴ

    赤く色づいたイチゴはツヤツヤで見るからに美味しそうです。

    イチゴ

    緑色でまだ色がついてないもの、ほのかに色づき始めたものと、イチゴが生み出す自然のグラデーションがとてもキレイで、見とれてしまいました。

    イチゴハウスのイチゴ

    糸島農園独自の有機水耕栽で育てられていて、イキイキとした元気の良いイチゴが、たくさん実をつけています。

    恋みのりという種類のイチゴの写真

    こちらは大粒な果実と長い枝が特徴の「恋みのり」です。同じハウスの中を歩きながら、3種類のイチゴの食べ比べができます。品種によって、いちごの色や形、果実の中の色、茎の長さなどに違いがあり、観察するのも楽しかったです。

    お持ち帰りのイチゴ

    計り売りで摘んだイチゴのお持ち帰りができます。私が訪れた日はグラム2.8円(このパックにいっぱいで680円くらい)でした。時期によっても変わるそうなので、イチゴハウスで確認してくださいね。わが家は、当日来られなかったパパさん用に大きなイチゴをお持ち帰りしました。

    イチゴ狩りは「最高に贅沢なおやつ」

    自分で探して摘んだ、甘くてジューシーなイチゴをたくさん食べて、大満足の休日となりました。

    オーナーさんご家族の想いが詰まったイチゴハウスで、最高に贅沢なひとときを過ごしてみませんか。

    イチゴハウスに続き、「子供たちが思いっきり遊べる“場”」が、展開されていくことも楽しみにしています!

    糸島農園・志摩イチゴハウス

    • 所在地:糸島市志摩新町127-1
    • 無料の専用駐車場完備
    • 予約方法についてはHPインスタグラムをご確認ください。
    ふるやさおり
    私が書きました!
    寄り道ライター
    ふるや さおり
    福岡在住、1児の母。福岡をはじめ九州のローカル情報や自然、アウトドア、スローライフに関する情報をお届けし、皆さんの人生に「ワクワクの種」を撒くお手伝いができれば嬉しいです。18年半の会社員生活を経て、2021年10月からフリーランス。「正しい道より、楽しい道を。最短距離より、寄り道を楽しんで」がモットー。noteにて「寄り道な日々」を発信中! https://note.com/sao7878

     

    NEW ARTICLES

    『 ナチュラルライフ 』新着編集部記事

    浜に打ち上げられた海藻を有効活用してみよう!

    2024.11.26

    ゲストハウスが舞台の心優しい群像劇。映画『ココでのはなし』のこささりょうま監督に直撃!

    2024.11.15

    「レモングラス」を自家栽培してみた!収穫と越冬準備、使い方、香りを活かす保存法も

    2024.11.03

    ナポリピッツァの伝道師、サルバトーレ・クオモ氏が取り組む新プロジェクトの中身とは

    2024.10.28

    具材もつつむ葉っぱも自然からいただいちゃおう!「里山おにぎり」食べてみませんか?

    2024.10.20

    「プリスティン」「ナナミカ」がタッグを組んだ天然繊維100%のフリースとは

    2024.10.18

    自宅の部屋でアウトドア気分を!おしゃれなインテリアやレイアウトを紹介

    2024.10.15

    命を自然界に返す「やさしいノグソのしかた」を教えてください!

    2024.09.26