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  • 着々と進む電動化の今をレポート!気づけば長崎県五島市がEV社会になっていた

    2023.01.25

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    五島市では、レンタカーを中心に積極的にEVの導入を行なっている。現在12社のレンタカー会社にEVが配備されているそうだ。

    九州の最西端、五島市

    五島市は、長崎県の西端、五島列島の南西部に位置する。10の有人島と53の無人島で構成されている。長崎空港~五島つばき空港間は約30分。福岡空港からは約40分。

    人口1万人あたりの普及数はなんと42台 

    長崎県五島列島の南西部に位置する五島市。白い砂浜とエメラルドグリーンの海原で知られる風光明媚な離島だ。2022年の人口は、3万5093人。これに対して、146台ものEVが走っているという。
     
    人口1万人あたりの所有台数に換算すると42台。昨年の日本全体の同数値は、わずか11台にすぎない。県別で最多の岐阜県でも約35台というから、頭ひとつ抜け出している。
     
    ではなぜ、五島市でEVが普及したのか、五島市EV・ITS実配備促進協議会事務局の市間翔大さんに聞いた。

    「まず運輸部門における環境負荷を低減し、脱炭素社会を実現するためEVを導入・促進して、本市の観光振興、地域活性化にも寄与するためです」
     
    2009年から、国の実証事業制度を利用してEVの本格運用を実施。当初は市内のレンタカーやタクシー、ホテルなどの観光関連事業用から始まり、現在は充電設備の充実もあり、公用車や一般家庭にも普及しつつあるそうだ。
     
    周囲を海に囲まれた五島市では、地の利を活かした洋上風力発電や潮流発電(実証事業)を取り入れ、ゼロカーボンシティを目指している。その柱のひとつとしてEVの普及を掲げ、豊かな未来を現実に近づけようとしている。

    急速充電器も充実

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    五島市内の急速充電器の台数は7か所8基。市役所、港、商店街のパーキングなどに設置。2021年の利用実績は年間1,083回程度。EVの進化に伴い、充電器の仕様も変わるため、それに対応して順次、新しい充電器に更新している。

     

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    ねぶたが町を練り歩くことで知られる「福江みなとまつり」。パレードの先導車に、普段は公用車として使われているクリーンで静かなEVを抜擢。

    レンタルEVで観光地巡り

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    レンタルEVは走行音が静かで燃料代も安いため、島の観光ドライブ用に人気。背景は福江島のシンボル鬼岳。

     

    1人乗りEVも借りられる

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    1人乗り小型EVをレンタカーに配備するなど、EVとエネルギーシステムを連携したエコ社会を目指している。

     

     
    ※構成/山本修二 製図/近常奈央 写真提供/五島市、長崎県観光連盟

    (BE-PAL 2023年1月号より)

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