アウトドアファッションの80年代回帰現象が起きていた!最新モデルで作る今どきカントリースタイル
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    2022.12.09

    アウトドアファッションの80年代回帰現象が起きていた!最新モデルで作る今どきカントリースタイル

    平成生まれには想像もつかないであろう1980年代。アウトドアという言葉すら定着していなかった当時、最新の素材や技術、デザインを盛り込んだウェアで外遊びに行くのがとても新しかった。

    いま、アウトドアファッションの1980年代回帰現象が起きている。ここでは当時から変わらぬ哲学でリリースされている最新モデルを使い、懐かしくて新しく、そしてかっこいいカントリースタイルをご紹介!

    ワイルドなテイスト漂う野外服だけがもつ魅力

    カントリーウェアの代表的ブランドといえば、米国なら「エル・エル・ビーン(以下ビーン)」、英国なら「バブアー」だ。
     
    ビーンは、通称「ビーン・ブーツ」というハンティング・シューズを開発したことから始まり、フィールドコートやトートバッグで有名。バブアーは、極寒の海に出て行く漁師のために作ったオイルドクロスの防水服をきっかけにブランドを創設。
     
    また、赤と黒のバッファローチェックの生みの親である「ウールリッチ」、同じくバッファローチェックの分厚いウールコートで知られる「フィルソン」も、’80年代当時アウトドアに目覚めた人の注目ブランドだった。
     
    これらのブランドに共通するのが、ハンター(猟師、漁師)をはじめとした屋外作業者のための野外服メーカーであること。

    〝狩り〟というと、現代の日本人には馴染まないが、ハンティング用に作られたウェアは、飛びきり丈夫で、森や川、海など野外作業時の服として最適だった。欧米ブランドが続々と輸入されはじめた’80年代は、こうしたワイルドなテイストのカントリーウェアが、アウトドアズマンの間で大流行したのだ。
     
    前述のブランドは当時と同等のモデルを作り続けているから、いまでも’80年代カントリー風コーディネイトでばっちりキメられるのはうれしい限りだ。

    COUNTRY

    森林や農作業、漁業従事者のために開発されたワーカーズウェアを起源とするフィールドウェア。過酷な作業環境に耐える丈夫さと機能性、そして現代でも違和感なく着こなせるデザイン性の高さがポイントだ。

    8O’s POINT

    フィールドコート

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    98年間作り継がれている不朽の名作

    1924年に原型となるモデルが作られて以来の超ロングセラー。前面にフラップポケットとオープンポケット、胸ポケットを装備し、コットンライナー付き。襟と袖口裏にコーデュロイが施され、袖口はめくって着るのがオシャレ。

    (すべてエル・エル・ビーン)
    アウター:オリジナル・フィールド・コート、コットン・ライナー ¥25,300
    シャツ:ヘリテージ・スコッチ・プラッド・フランネル・シャツ・スライトリー・フィティッド・メンズ・レギュラー ¥9,790
    パンツ:コンフォート・ストレッチ・チノ・スリム・ストレート・パンツ・メンズ ¥9,790
    問い合わせ先:L.L.Beanカスタマーサービスセンター 0422(79)9131 

    8O’s POINT

    アークティックパーカ&バッファローチェック

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    時代を超えていまも愛されるアウター&シャツ

    1850年代にデザインされたバッファローチェックのシャツと、1972年にアラスカの建設作業者向けに開発されたウェアをアップデートしたダウンパーカのコンビネーション。まさしく’80年代を象徴するコーディネイトだ。

    (すべてウールリッチ)
    アウター:ニュー アークティック パーカ ¥118,800
    シャツ:ロングスリーブ オーセンティック フランネル シャツ ¥28,600
    パンツ:コットン チノ パンツ ¥23,100
    問い合わせ先:WOOLRICH https://www.woolrich.jp/

    8O’s POINT

    フリースセーター

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    軽快感満点でフィールド散策にぴったり!

    ’80年代後半は、フリース素材のウェアが注目を集めた時代。ウールの人気もさることながら、手入れが楽で肌触り良く、軽くて暖かいポリエステルフリースの機能性が好評を得た。このモデルは静電防止加工が施され、前面にポケットが付いている。

    (すべてフォックスファイヤー)
    トップス:サーマルセーブルクルー ¥10,780
    シャツ:TSウォームチェックシャツ ¥10,780
    パンツ:アクロイージーパンツ ¥16,280
    問い合わせ先:ティムコ 03(5600)0121

    8O’s POINT

    ワックスドジャケット

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    英国紳士を気取るならやっぱりバブアー

    英国王室御用達ブランド、バブアーの代表作「ビデイル」は、コットンにワックスを染み込ませた撥水性の高いアイテム。シャツは、タックアウトして(裾を出して)着るのを前提として
    ’50年代にデザインされ定番化した「ボードシャツ」。

    アウター:バブアー/ビデイル ¥53,900 問い合わせ先:バブアー パートナーズ ジャパン 03(6380)9170
    シャツ:ペンドルトン/ボードシャツ ¥23,100 問い合わせ先:エイ アンド エフ 03(3209)7575
    パンツ:フォックスファイヤー/コーデュロイパンツ ¥14,080 問い合わせ先:ティムコ 03(5600)0121

    8O’s POINT

    ベスト&シャツジャケット

     

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    コットンライクな難燃素材を使用

    ストレッチ性のある難燃素材「ナフレム」を使ったシャツジャケットと、ダウンベストのトップスに、同素材のパンツをプラス。フィールドで焚き火は必須という人にお薦めのコーディネイトだ。

    (すべてジャック・ウルフスキン)
    ベスト:JP RV FIREWOOD DOWN VT ¥30,800
    シャツ:JP FIREWOOD WORK JKT ¥28,600
    パンツ:JP FIREWOOD WORK PT ¥19,800
    問い合わせ先:ジャック・ウルフスキン カスタマーサービス 0120-300-147

    8O’s POINT

    マッキノージャケット

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    バージンウール製"森のタキシード"

    ’80年代の代表的アメカジアイテム。1914年、森林作業者向けに開発された分厚いウール(mackinaw)製で、100年以上も作り継がれている銘品。無地もあるが、森の中でも目立つバッファローチェック柄がアイコンとなっている。

    (問い合わせ先はすべてアウターリミッツ  03(5413)6957  http://www.outerlimits.co.jp

    アウター:フィルソン/マッキノークルーザー ¥79,200 
    シャツ:ナイジェル・ケーボン/ブリティッシュ オフィサーズ シャツ ¥29,900 
    パンツ:フィルソン/レイルスプリッター セルビッジ ¥37,400 

    ※構成/坂本りえ 撮影/中村文隆 モデル/木村泰河
    (BE-PAL 2022年11月号より)

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