ひざにかけた瞬間からあたたかいブランケット
「あたたかい……」ひざにかけた瞬間から、そんな気持ちにさせてくれるブランケットがあります。
100年以上の超ロングセラーでありながら、今なお新鮮なデザイン。
今回は、保温性があって丈夫なPENDLETON(ペンドルトン)の「チーフジョセフブランケット」をご紹介します。
ペンドルトンとは
ペンドルトンは、アメリカのウールウェアなどを製造しているブランドです。
その歴史は1863年、英国人トーマス・ケイが米国のオレゴン州に降り立ったときから始まります。彼は毛織物工場で働いたあと、1899年にオレゴン州セイラムに自分の工場を作りました。
ブランド誕生は1909年。トーマス・ケイの孫たちが、先住民の伝統や神話学にインスパイアされたブランケットを作ったのが始まりです。その鮮やかなブランケットは、ネイティブ・アメリカンの圧倒的な支持を得て、彼らの儀式に利用されるまでになりました。
そんなストーリーを持つペンドルトンのブランケットですが、活躍するのはアウトドアだけではありません。
自宅のリビングで使っても、違和感がありません。さりげなくソファやチェアにかけても素敵です。美しいグラデーションとデザインが部屋の印象を変えてくれます。発色の良い、あざやかな色合いがアクセントになってくれます。
読書の時のひざかけや、午後のまどろみにもおすすめです。遊び疲れて眠ってしまった子供たちにそっとかけてあげたら、楽しい夢を見てくれるかもしれません。
アウトドアで抜群の活躍
ペンドルトンのブランケットの中でも「チーフジョセフブランケット」の最大の特徴は、絵になるデザインと使う場所を選ばない機能性。発売からすでに100年を越えるロングセラーですが、古めかしさは全くありません。
そして、アウトドアでは抜群の活躍をしてくれます。
地面に敷けば、厚手のウール生地が冷たい地面をブロックしてくれるので、お尻も冷えません。サイズも163cm×203cm(*)ありますので、青い空と白い雲を眺めるために大人2人が横になっても十分な大きさです。
(*現行販売している製品のサイズです。筆者私物は古い製品のため、サイズが横約160cm x 縦約190cmとなっています。デザインのパターンは同様のため、画像は参考になると思います。)
チーフジョセフブランケットには、様々なサイズとカラーのブランケット があります。それらは、ペンドルトンの公式ページで確認できます。
なお、アウトドアで地面に敷いて使う時は、地面とブランケットの間にシートを1枚敷くのがおすすめです。こうすることで、大切なブランケットに芝生がついたり土汚れがつくのを防いでくれます。加えて、地面から伝わる冷たさもより緩和してくれます。筆者は他社製品ですが、アルミ素材のエマージェンシーシートを使っています。
そのほか、焚き火の時に利用すると古き良きアメリカ的な雰囲気が出るのでおすすめです。
炎でからだの正面は熱いけれど、背中は寒い。そんな時にこのブランケットを羽織っておくと、寒さを防いでくれますよ。焚き火を囲むネイティブ・アメリカンの心が伝わってくるかもしれません。
テントの中に敷いても、鮮やかなデザインはインスタ映えしますし、寝袋の上にかけるとあたたかい夜を過ごせます。
アウトドアの様々な場所で、便利に使うことができるこのブランケットは非常にキャンパーにおすすめです。
素材も良く丈夫
ペンドルトンのブランケットは、ウール82%、コットン18%。
しっかりと目がつんだ高密度で厚手の素材なので、保温性と耐久性、撥水性に優れています。
そして、作られてから100年以上経った今でも、アメリカの地で伝統的な方法で織られています。
ブランケットの周囲はしっかりとバイピング(縁取り)されているので、ほぼほつれることがありません。
筆者のブランケットは購入からすでに約20年経っていますが、いまだにほつれや破れがありません。
クリーニング以外はメンテナンスフリーです。クリーニングをする場合はドライクリーニング扱いとなっていますので、クリーニング店にお願いするのがいいでしょう。
収納用の袋はついていないので、持ち運びの際はトートバッグなどに入れて運ぶのがおすすめです。
ずっと使い続けられる。一生モノのブランケット
ペンドルトンのブランケットには、いつまでも使い続けたい魅力があります。
決して安くはない一品かもしれませんが、長く使える一生ものだと思います!
自宅のリビングで、青空の下のキャンプやピクニックで。
あたたかなブランケットに包まれて、リラックスのひとときを過ごしてみませんか。
ペンドルトン チーフジョセフブランケット
サイズ : 縦203cm×横163cm
素材 : ウール82% コットン18%
原産国:アメリカ合衆国