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    2016.06.02 b*p

    高知県の土佐打刃物は、日本3大刃物の生産地として栄えた。

    特に品質が高かったのは山で使う鎌やナタ、のこぎりだ。

    いまでも数は少なくなったが、鍛冶屋でトンカンと製作されている。

    そのひとり、土佐打刃物職人の山下哲史さん。

    あるとき「子供用のナイフをつくってほしい」という

    あるお母さんからのオファーを受けて製作したのが、

    この「くじらナイフ」である。

    だからこの愛らしい独特のフォルムというわけ。

    見た目は子どものおもちゃのようだが、上記の出自からもわかるように、

    切れ味は保証付きだ。

    こうした形で伝統の技術が継承されていくならばすばらしい。

    現代に受け入れられなければ、伝統産業もただの宝の持ち腐れ。

    それこそ“錆びついて”しまう。

    危ないからと、子どもに刃物を持たせないなんて風潮もある。

    一方で、子ども向けの木工ワークショップは盛況だ。

    ナイフを使って木を削ることは、最近では“遊び”ではなくなってきているのだ。

    なぜなら、現在の親世代がすでにナイフに親しんでいないから。

    自分たちが使えないものだから、子どもにも教えようがない。

    このくじらナイフは子どもに最適だけど、

    親子でも使ってみてはいかがだろうか。

    【カラー】

    マッコウクジラ、ミンククジラ

    【スペック】

    マッコウクジラは刃長50mm、全長160×厚み3mm、100g。

    ミンククジラは刃長55mm、全長155×厚み3mm、100g。

    白鋼(黒仕上)、両刃。

    日本製。

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