【SMALL TALK】Vol.13 Michael Kanekoインタビュー【前編】 | ニュース 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • ニュース

    2017.10.25

    【SMALL TALK】Vol.13 Michael Kanekoインタビュー【前編】

    b*p

    Michael kanekoという名前を聞いたことはなくても、もしかしたら彼の曲を聞いたことがあるという人は多いかもしれない。デビュー前にも関わらず、それ以前にフジロックやサマソニといった大型フェスはすでに出演済みであり、さらには数々の企業CMに音楽が起用され、7月クールのドラマ『僕たちがやりました』(フジテレビ系)では劇伴を担当。インターネットを中心にその名は、広まっている。また、覆面ユニットAmPmとの楽曲はSpotifyで1000万回を超える再生回数を記録した。もはやデビューがこれからとは思えないほどの爪痕を残しているMichael kanekoが2017年10月25日、ついにデビューを果たす。彼がどんな音楽に触れてきたのか、そしてアメリカの生活から日本に戻ってきたときの話しなど彼がMichael kanekoになるまでのストーリーを聞いた。

    日本に戻ってきてよかったことは、音楽を始められたこと

    ———Kanekoさんは、何歳から何歳までアメリカにいらっしゃったんですか?

    Kaneko 4歳から15歳までカリフォルニアで生活していました。中学校3年生のときに日本に戻ってきて、日本の中学校に入学したんです。二週間ぐらい通ったけど、まったくついていけなくて…。今みたいに日本語も話せないし、カタカナもわからなかった。先生からも「このままでは無理だと思います」と言われたりして、あの時は辛かったですね。それからインターナショナルスクールに編入して、少しずつ日本の生活にも慣れていきました。

    ———15歳の少年にとって日本はどんなところでしたか?

    Kaneko アメリカにいたころずっとサッカーをやっていて、それこそプロを目指していたんです。日本でもサッカーを続けていたんだけど、あまりにもスタイルが違ってうつ病っぽくなってしまって…。アメリカは週4で1時間の練習で終わりなんですが、日本は3時間ぐらい毎日練習して、試合の日も先輩の試合を待ったり、1日中部活に時間をかける。そういうカルチャーの差についていけなくて、サッカーは大好きだったけど、とても続けられなかった。
    日本に帰るまで自分はアメリカ人だと思っていたんですよ。両親から「日本に帰る」と言われたときも、ショックで泣いたし、抗議もしました。だけど両親は僕に日本人としてのルーツを忘れてほしくないって思っていたみたいで、今は日本が大好きになったから、その気持ちがわかるようになりました。
    でも実は、大学3年生まで日本は合わないと思っていたんです。友達も外国人や帰国子女ばかりだったし、日本での生活を窮屈に感じていました。それで大学3年生のときにアメリカに戻ろうと思って1年間の交換留学に行ったんですが、実際行ってみると、アメリカでの生活が合わないと思っている自分がいて…。あ、僕はもう日本人になっているんだって気づいたんですよね。日本に戻ってからは、もうアメリカに住みたいとは思っていません。日本が大好きです(笑)。

    ———日本が好きになってくれて安心しました(笑)。音楽との出会いも教えてください。初めて買ったCDは、覚えていますか?

    Kaneko 覚えていますよ…。恥ずかしいですが、バックストリート・ボーイズです(笑)。小学校1年生のときに学校で夜に親も呼んで得意なものを発表するタレントショーって行事があったんですが、それで友達4人とバックストリート・ボーイズを踊って歌ったのを覚えています。当時、ラジオやテレビでもバンバン流れていて、すごく流行っていたんですよね。

    ———日本でも流行っていましたよ! ラジオやテレビで音楽を知ることは多かったんですか?

    Kaneko カリフォルニアは車社会なので、カーラジオを聞く機会が多かったですね。父親がクラシックロックやモータウンなどの古い音楽が好きで、僕も一緒になって歌っていました。

    ———アメリカにいた頃は、日本の音楽を聞く機会はなさそうですね。

    Kaneko そうですね。ほぼ触れていなかったけど、両親が山下達郎と松任谷由実が好きだったので、それは聞いていました。ふたりは、松任谷由実のレコードを貸すというのが出会いのきっかけだったらしいですよ!

    ———それは素敵です! では日本に来て、音楽のカルチャーショックもあったのでは?

    Kaneko 日本の音楽はいわゆるオリコンチャートに入っているようなJ-POPの世界でしかないと思いましたね。だから、全然興味も持てなくて。最近、フェスに行かせていただくようになって日本の音楽の良さにやっと気づき始めました。オリコンチャートとフェスに出演しているようなアーティストって、コミュニティーが全然違うじゃないですか。そっちの世界を知ってから、好きになりましたね。

    ———学生のころも、洋楽派だったんですか?

    Kaneko そうですね。学生のときに音楽繋がりで友達ができたんですけど、オタクっぽい音楽というか、いわゆる流行りの曲は聞いていなかったかもしれません。僕はジミヘンのカバーバンドをやっていたし。最初にハマったバンドは、レッド・ホット・チリ・ペッパーズです。

    ———レッチリとは、今のKanekoさんの音楽とは違う雰囲気ですね。

    Kaneko 聞く音楽は、バンド系が多かったんですよ。シンガーソングライターだと、ジョン・メイヤーやエリック・クラプトンが好きです。ジャンルは問わないですが、生楽器に惹かれることが多いかも。僕はギタリストでもあるので、ギターがかっこいいとけっこう好きになったりしますよ。

    ———ギターとの出会いは、いつですか?

    Kaneko 兄貴が高校生になったときにギターを弾き始めて、僕も一緒に触り始めました。本格的に音楽をやりたいって思ったのは、日本に引っ越してからです。サッカーを辞めたあと、母親に「なにか始めたほうがいいよ」って言われて、ギターを習い始めました。ギターを弾き始めて、救われた部分は大きい。日本に来てよかったことと言われたら、音楽に出会ったことだと思います。あのままアメリカにいたら、サッカーをやり続けてケガをして終わっていたと思う(笑)。だけど、音楽はおじいちゃんになってもできますしね。

    本を読むときと同じで、アルバムには1曲目から聞く意味がある

    ———学生の頃、音楽情報ってどこから入手されていました?

    Kaneko インターネットですね。YouTubeで検索して、どんどん繋がっていく感じ。友達ともこの動画よかったよって情報を共有したり。レコードは生まれたときにすでになかったけど、最近趣味で聞き始めましたね。

    ———今も配信派ですか?

    Kaneko 配信はきっかけで、そこからいいと思ったものはアルバムを買うようにしています。アルバムって1枚の中にアーティストのこだわりが詰まっていると思っていて。CDのジャケットから、歌詞カードのフォントやサイズへのこだわり、曲順にもストーリーがあると思うんですよ。本当は、いきなり5曲目とかから聞くものじゃないんじゃないかなって。1曲目から始まるストーリーは、ラストの曲まで通して聞くことで完結する。それをアーティストも望んでいるんじゃないかと思うんですよね。本だって、途中から読んだりしないじゃないですか。きっとアルバムだって同じなんですよ。

    ———確かに、1曲だけ聞くときと流れで聞くと違う曲のように聞こえることがありますね。

    Kaneko そうですよね。キャッチーな曲がいいと思っていたけど、何度も聞くうちにそうじゃない曲がいいなと思えるときがある。僕は、全然キャッチーじゃないけど、10回聞いて心に響く曲が気になってしまいます。フリート・フォクシーズというアメリカのバンドの曲は、最初聞いたとき、なんだこれ!? って思ったんだけど、何度も聞くうちに大好きになったバンドのひとつですね。

    Michael Kaneko
    『Westbound EP』
    2017年10月25日(水)
    ¥1,200(+tax)

    <収録曲>
    1. Lost In This City
    2.Flooded
    3.Separate Seasons
    4.Cracks In The Ceiling
    5.It Takes Two

    Westbound EP TOUR 2017
    < 愛知公演 >
    2017年11月18日(土)
    刈谷 Cafe Nation
    open 18:00 / start 19:00
    adv. ¥3,000 (+drink) / adv. ¥3,500 (+drink)
     
    < 大阪公演 >
    Magical Echo 2017 fall
    2017年11月19日(日)
    shinsaibashi SUNHALL
    open 17:00 / start 17:30
    adv. ¥3,400 (+drink)
    Kan Sano / 七尾旅人 / Michael Kaneko​ / 中村佳穂
     
    < 東京公演 >
    Westbound EP Release Party
    2017年11月24日(金)
    代官山LOOP
    open 19:00 / start 19:45
    adv. ¥3,300 (+drink ¥600) / door ¥4,000 (+drink ¥600)
     
    < 熊本公演 >

    2017年12月8日(金)

    Thought whole living store
    open 19:00 / start 20:00
    adv. ¥2,500 (+drink) / door ¥3,000 (+drink)
    Thought whole living store
     
    < 福岡公演 >

    2017年12月9日(土)
    大名 brick

    open 19:00 / start 20:00
    adv. ¥2,000 (+drink) / door ¥2,500 (+drink)
     
    < 長崎公演 >

    2017年12月10日(日)
    Ohana Cafe

    open 19:00 / start 20:00
    adv. ¥2,500 (+drink) / door ¥3,000 (+drink)

    Michael kaneko(まいける・かねこ)
    湘南生まれ、南カリフォルニア育ちの日本人シンガソングライター。アルバムリリース前にもかかわらず フジロックフェスティバル、GREENROOM FESTIVAL、サマーソニック、朝霧JAM、TAICO CLUB、GLASSY MUSICなどのフェスに多数出演し、話題に。また、Panasonic、TOYOTA、Nissanといった大手企業のCM曲を手がけている。2017年にはドラマ『僕たちがやりました』(フジテレビ系)の劇伴を担当。各方面で活動の幅を広げている。http://michaelkaneko.com

    ◎インタビュー後編はこちら
    https://www.bepal.net/archives/257783

    文=中山夏美 撮影=関口佳代

    NEW ARTICLES

    『 ニュース 』新着編集部記事

    アウトドアスパイス「ほりにし」人気の秘密は?種類から使い方まで紹介

    2024.07.19

    パタゴニアが循環型プロジェクト「Worn Wearプログラム」開始!実際に店舗で買取に出してみた

    2024.07.18

    アルプスに生きた男の一生、マダガスカルの死生観…暑~い日は映画を観て世界を広げよう!3選

    2024.07.13

    自然写真家・高砂淳二さんの写真展「PLANET OF WATER」が7月12日から仙台で開催!

    2024.07.08

    明日から一般公開スタート! BE-PALも出展するTOKYO OUTDOOR SHOWの様子を最速レポート

    2024.06.28

    『CAMP with BOOKS』プロジェクトのプレゼントキャンペーンをBE-PAL公式Instagram、Xでそれぞれ開催中!

    2024.06.26

    NEWS・小山、よゐこ・濱口のキャンピングカー展示も!「TOKYO OUTDOOR SHOW 2024」追加情報出たっ

    2024.06.20

    いまハニワが熱い!史上最大の特別展「はにわ」の必見埴輪7選

    2024.06.13