保冷力抜群のクーラーボックス2選!10日間氷が溶けない真空断熱型と工事現場用、どっちを選ぶ? | クーラーボックス 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • クーラーボックス

    2023.08.05

    保冷力抜群のクーラーボックス2選!10日間氷が溶けない真空断熱型と工事現場用、どっちを選ぶ?

    いよいよ夏本番!これからのシーズンに欠かせないのがクーラーボックスだ。異業種から参入した話題のモデルを2つ厳選してご紹介します!

    海が鍛えた6面真空構造のクーラーボックス

    image

    全面に真空パネルを内蔵、10日間も氷が溶けない!

    「史上最強のクーラーボックス」と聞いて「シマノ」の名前を挙げる人がいたら、かなりの釣り好きか保冷マニアだと思う。
     
    強烈な陽射しに晒される海上や防波堤で使われるマリンクーラーは非常に高い保冷力を求められる。その厳しい世界で長年最強の名をほしいままにしてきたのがシマノの“真空パネル入り”クーラーなのだ。
     
    そんなシマノが満を持してキャンプカテゴリーに参入した。断熱構造によって4種類が用意されるが、最上位の「6面極厚真空パネル+発泡ウレタン」モデルはなんと10日間(!)の保冷力を誇る。これまでのキャンピングモデルとレベルが違う。
     
    さらにフタは左右どちらからも開閉できる両開き設計。これは狭い船上で素早く開けられるマリンクーラーの特徴を受け継いだもの。また船上では椅子代わりに使われるのが普通だが、本作も大人が座ってもまったく問題ない耐荷重設計。他にも地熱の影響を受けにくい脚部や濡れた場所でも滑りにくい素材など、同社ならではの技術が満載だ。
     
    今年の夏は猛烈に暑いビーチで、キンキンに冷えたビールを飲んでやろうと、僕はいまから楽しみにしているのだ。

    シマノ/
    アイスボックスPRO 30ℓ

    「シマノ」は、昨年創業100年を迎えた大阪・堺市に本社を置くグローバルカンパニー。同社が独自の製法で作る真空パネル入りマリンクーラーは保冷性能の高さで知られていたが、その技術をそのままキャンプ用に導入。断熱材と構造の違いで全4モデルが用意され、それぞれに容量22ℓと30ℓサイズがある。

    ⇒こちらから購入できます「SHIMANO(シマノ)/アイスボックスPRO30L

    問い合わせ先:シマノ 0120-860-390

    SPEC

    ●外寸=幅583×奥行き350×高さ350㎜
    ●内寸=幅440×奥行き250×高さ260mm
    ●容量=30ℓ
    ●収納力=500㎖ボトル×24本
    ●カラー=カーキ

    両側から開閉でき取りはずしも可能

    image

    ワンタッチで開けられるラックトップレバー方式を備え、左右どちらからでも向きを変えずに開閉可能。どこに置いてもスムーズにアプローチできる。

    地熱の影響を考慮し底部に空間を確保

    image

    ジリジリと焼け付くような地熱は保冷の大敵。四隅に大きな脚部を備えて地面との隙間を確保している。また濡れた船上でも滑りにくい素材を採用している。

    ワンアクションの水抜き栓を装備

    image

    簡単な操作で開閉できる水栓を備える。ボックスをひっくり返さなくても簡単に中の水が抜けて後片付けが簡単。ヒンジ構造のため栓をなくす心配もない。

    工事現場が鍛えたタフなクーラーボックス

    image

    苛酷な工事現場で使われる高耐久ホイール・クーラー

    いっぽう、世界最大の電動工具メーカー、スタンレーブラック・アンド・デッカー社からはウルトラ・ヘヴィデューティーなクーラーボックスが登場した。
     
    この「DEWALT(デウォルト)」は同社がリリースするプロ仕様の工具ブランドで、全20種類以上のツールボックスを取りそろえているが、これはシリーズ初の移動式クーラーボックスだ。
     
    最大の特徴はゴツイ伸縮式ハンドルと幅17 mmの大型ホイールで、どんな不整地もゴリゴリ進めること。さらに上部に設けられたサイドラッチ(ツメ)を使って複数のツールボックスを連結することができ、最大50 kgの荷物を一度に運べる。さらにIP54準拠の防水・防塵性能があり、使用環境を選ばない。
     
    基本的には建設現場など、さまざまな現場で働くワークマンたちに支持を得ているが、キャンプやアウトドアフィールドでも大活躍してくれる。総重量が6・8kgあるので、ファミリー層やビギナー向けとはいえないが、ヘヴィーデューティー志向のアウトドアズマンには絶対に刺さるはず。これからはモカベージュやモスグリーンではなく、鮮やかなイエローボディーが注目を集めることになりそうだ。

    デウォルト/
    TSTAK2.0クーラー

    プロ用電動ツールとストレージのブランド「デウォルト」が作った現場用クーラーボックス。重いツールや部品を運搬するツールボックスの構造をそのままに、内部にポリウレタン断熱材を採用し最大3日間の保冷力を備えた。上部には缶ホルダー、側面にはボトルオープナーを備える。

    問い合わせ先:デウォルト 03(3288)3010

    SPEC

    ●外寸=幅512×奥行き635×高さ535mm
    ●内寸=幅375×奥行き265×高さ280mm
    ●容量=28.4ℓ 
    ●収納力=350㎖缶×42本
    ●カラー=イエロー

    ツールボックスを上部に連結できる

    image

    サイドラッチ(ツメ)を使って複数のツールボックスを何段も連結することができ、荒れた路面でも安心して運べる。最大50kgの荷物が運搬可能。

    大型ホイールで荒れた路面もOK

    image

    幅17mmある大型ホイールでラフロードに乗り入れてもへっちゃら。キャンプサイトまで遠くても楽に運べる。氷や飲料を満タンに入れても問題なく引っ張れる。

    プロ用工具箱と同じ堅牢で高強度な造り

    image

    基本構造と素材は同社の高強度ツールボックス「デウォルト・Tスタック2.0シリーズ」と共通。何本もリブが入った堅牢な構造で荒っぽい扱いにもビクともしない。

    ※撮影/中村文隆 (BE-PAL 2022年8月号より)

    私が書きました!
    ホーボージュン
    大海原から6000m峰まで世界中の大自然を旅する全天候型アウトドアライター。

    NEW ARTICLES

    『 クーラーボックス 』新着編集部記事

    イエティのクーラーボックス4選|圧倒的な保冷力・耐久性!最強クーラーボックス特集

    2024.04.24

    オルカのクーラーボックスがスゴい!魅力やサイズの選び方を紹介

    2024.04.18

    暑い季節のアウトドアには40分で−20℃まで下げられる小型のポータブル冷蔵庫はいかが?

    2024.04.15

    コールマンから真っ白なおしゃれクーラーボックスが出るぞ!発売70周年記念モデル

    2024.04.15

    氷が約7日間残る!ピーコック魔法瓶の約10L大容量「クーラーバケット IGN-100」

    2024.04.08

    大型か小型か、ハードかソフトか…機能別おすすめのクーラーボックス10選!ジャグ&ボトルも紹介

    2024.04.04

    Coleman(コールマン)/エクストリームホイールクーラー/28QT

    2024.03.18

    Dometic(ドメティック)/CFX3 35 

    2024.03.18