缶ドリンクの冷たさ2時間以上キープ!コップにもなる「ハイドロフラスク」の缶ホルダーは買う価値あり! | ドリンクボトル 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2022.06.15

    缶ドリンクの冷たさ2時間以上キープ!コップにもなる「ハイドロフラスク」の缶ホルダーは買う価値あり!

    「HydroFlask(ハイドロフラスク)」の「Cooler Cup(保冷缶ホルダー)」(容量:354ml/重量:195g)。日本のブランドサイトでは7色展開、上の写真の2色は日本未発売。

    日本でもオシャレで機能的だと話題になっている、アメリカ・オレゴン州発祥の人気ブランド「HydroFlask(ハイドロフラスク)」。ランブラー(水筒)やタンブラーなどのドリンクウェアの他、クーラー、キッチングッズなども豊富に揃い、アメリカでは子供から大人まで幅広い年代の人が愛用。ポップなカラーとシンプルなデザインは女性にも男性にも人気です。

    その数あるアイテムの中でも最近私がおすすめしたいアイテムが「Cooler Cup(保冷缶ホルダー)」。アウトドアグッズの中では後回しにされがちなアイテムですが、アウトドアが好きな人なら買う価値あり! 今回はこの「保冷缶ホルダー」の実力を検証してみました。

    2時間経っても冷たい! ポリエステルホルダーの3倍以上の効果あり!!

    左から「保冷缶ホルダー」「ポリエステルホルダー」「ホルダーなし」。温度変化を計測してみた。

    「HydroFlask(ハイドロフラスク)」の「保冷缶ホルダー」。実は前々から気になっていたのですが、缶のドリンクはすぐに飲み切ればいいし、そこまで保冷力は求めていないかな…!? なんて思い、私も後回しにしていました。

    しかし思い切って買ってよかった! 私の場合、特にアウトドアで飲むドリンク類はほとんど缶入り。ビールやサワー、炭酸ジュース類は、チビチビ時間をかけて飲むこともあり、最後はぬるくてマズイ……それでも外だから仕方ないと諦めていました。でもこのホルダーを使えばその問題は一気に解決! ホルダーをはめるだけで、長時間冷たさをキープできることがわかったのです。ではその実力を実験で検証してみましょう。

    飲料の種類によって温度の上昇率は多少異なりますが、今回は炭酸ソーダで実験してみた。

    <測定方法>
    冷蔵庫で冷やした炭酸ソーダ(4度C)を、(1)保冷缶ホルダーに入れたもの、(2)ポリエステル(ウェットスーツ素材)のホルダーに入れたもの、(3)何も入れないで放置したもの、に分けて温度を測定。室温26度Cで、30分おきに計測してみました。

    <測定結果>

    2時間経過後の温度上昇具合を比較すると、保冷缶+6度C、ポリエステル+15度C、なし+19度Cと大きな差が。

    【30分後】
    保冷缶ホルダー(5度C/+1度C) ポリエステル(7度C/+3度C) なし(14度C/+11度C)

    【1時間後】
    保冷缶ホルダー(7度C/+3度C) ポリエステル(14度C/+10度C) なし(19度C/+15度C)

    【1.5時間後】
    保冷缶ホルダー(9度C/+5度C) ポリエステル(17度C/+13度C) なし(21度C/+17度C)

    【2時間後】
    保冷缶ホルダー(10度C/+6度C) ポリエステル(19度C/+15度C) なし(23度C/+19度C)

    人が冷たいと感じる10度Cに達した時間を比較すると、ホルダーなしだと15分程度、ポリエステルホルダーで40分程度だったのに対し、保冷缶ホルダーでは2時間と判明。常に冷たいドリンクを飲みたい人や時間をかけて飲みたい人は確実に保冷缶ホルダーがおすすめとわかります。一方、10分程度で飲み終える人はホルダーなしでもいいのかも30分程度で飲み切るならポリエステルホルダーでも保冷効果は期待できるようです。

    オシャレで機能的! 保冷・保温タンブラーにもなる2WAYがうれしい!! 

    缶はもちろん、瓶ホルダーとして利用することも。※口径72mmですが、缶や瓶のサイズによっては入らない場合もあります。

    「HydroFlask(ハイドロフラスク)」の製品の特長は、高い保冷・保温力を保つ二重壁真空断熱技術(TempShield)を採用していること。さらに表面は特殊なパウダー加工が施されているので、濡れた手でも滑りにくく持ちやすいのです。冷たい飲み物を入れても外側に結露が付くことはないし、熱い飲み物を入れてもすぐに持つことができます。この缶ホルダー、もちろん瓶を入れてもOK。さらに上部にあるシリコンカバーを外せば、保冷・保温タンブラーとして利用することも。シリコン部分を底に付けることで、傷防止になると言うのもポイントです。

    「HydroFlask(ハイドロフラスク)」と「YETI(イエティ)」の違いは!?

    デザインで比べると、左の「HydroFlask(ハイドロフラスク)」はポップ、右の「YETI(イエティ)」はシック?

    保冷・保温力で定評があるブランドと言えばもう一つ、アメリカ発の人気ブランド「YETI(イエティ)」があります。私も「YETI」は大好きなのですが、なぜ今回「HydroFlask(ハイドロフラスク)」を選んだかというと、最大のポイントはデザインと機能性!! これは好みの問題になってきますが、私が比較した限り、保冷・保温力は少し「YETI」が高いものの、それほど差がなし。しかしデザインや機能性、価格の面でかなり差がありました。

    ※YETIも保冷保温効果は抜群!以前、「YETI ランブラーマグ」を使ってその実力を検証しましたので、参考にしてみてください。

    ●コップとしても利用したいなら「HydroFlask(ハイドロフラスク)」

    「HydroFlask(ハイドロフラスク)」は、コップとして利用することを考慮し、飲み口が厚めで口当たりがよくなっているのが特徴。一方「YETI(イエティ)」は、口当たりを考えずに設計されているので、コップとして利用は向いていません。やはり荷物を減らしたいキャンプ時に、コップ代わりにもなるというのは大きなポイントではないでしょうか。

    さらに「HydroFlask(ハイドロフラスク)」のシリコンカバーは汎用性が高いため、缶や瓶のサイズが多少違う場合でもうまくフィットしてくれます。カバーは底に付けられるので、カップとして利用するときも無くす心配がありません。

    左の「HydroFlask(ハイドロフラスク)」は直に飲めるように淵がなめらかになっている。

    ●かわいらしさを求めるなら「HydroFlask(ハイドロフラスク)」推し!

    「YETI(イエティ)」の魅力と言えば、シンプルなデザインとクールさ。ブランド自体ハードなイメージなので男性好みのデザインかもしれません。一方、カラーバリエーションが多い「HydroFlask(ハイドロフラスク)」は、女性ファンが多く、子供からも人気です。定期的に新色が追加されるので、ついついいろいろ揃えたくなっちゃいますよ。

    「HydroFlask(ハイドロフラスク)」のキャップはシリコン製なので底に付けると傷予防にも。

    ●定価はほぼ同じ。でも「HydroFlask(ハイドロフラスク)」は安く買えるチャンスが!

    アメリカでの定価は、「HydroFlask(ハイドロフラスク)」が$24.95(12oz)、「YETI(イエティ)」が$25.00(12oz)と差がないのですが、「HydroFlask(ハイドロフラスク)」は、新色へのモデルチェンジなどがある場合、セールを実施することが多く、20%~50%OFFで購入することも可能です。実際に私も今春この缶ホルダーを1つ$12で購入。セールは年に数回あるので、もしアメリカで購入できるチャンスがある場合は、ホームページ等でチェックしてみるといいでしょう。

    「HydroFlask(ハイドロフラスク)」の保冷缶ホルダーは、日本でもアウトドアショップやブランドサイト等で購入できます。気になる人はぜひチェックしてみてくださいね! これから暑い夏には最適なアイテムですよ!!

    私が書きました!
    アメリカ在住フリーライター
    ちえ
    4年前から家族4人でアウトドア大国アメリカに移住。念願のキャンプデビューを果たす。休みがあれば国立公園や州立公園のトレイルを巡り、テントを張る。アウトドアと旅行が大好き。最近はキャンプ飯の研究とパン作りにハマる。女性誌、情報誌の他、趣味である水泳や自転車の雑誌・Webサイト執筆経験も。

     

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