伝説の“MOSS TENTS”とコラボ!ビーパル6月号付録「ソロキャン用保冷バッグ」をレビュー | クーラーボックス 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2022.05.29

    伝説の“MOSS TENTS”とコラボ!ビーパル6月号付録「ソロキャン用保冷バッグ」をレビュー

    ビーパル2022年6月号特別付録「ソロキャン用保冷バッグ」

    筆者私物。

    モステントならではのナチュラルカラーが印象的

    ビーパル6月号(2022年5月9日発売)の特別付録は、「ソロキャン用保冷バッグ」。

    “伝説のテントメーカー”として知られる「モステント(モステンツ)」とのコラボアイテムです。

    まず注目したいのが、モステントらしいナチュラルなカラーリング。そこにブラックとオレンジの差し色を取り入れて、メリハリのあるデザインに仕上げられています。

    「ソロキャン用保冷バッグ」が地面に置かれている

    地味ではなく、かといって派手でもない使いやすいデザイン。

    親しみやすい雰囲気で、これは男女問わず愛用できること間違いなし。

    そんな「ソロキャン用保冷バッグ」のディテールを見ていきましょう!

    ……と、その前に。まずはモステントの概要についてご紹介します。

    いちどは姿を消した、テント界の伝説

    モステントのロゴ

    本体にはモステントのロゴが2つプリントされています。

    芸術的かつ、機能美あふれるテントを生み出してきたモステント。創業者の「ビル・モス」は、画家であり、また彫刻家としても活動していた芸術家です。

    1955年に世界初のドーム型テント「ポップテント」を開発するという偉業を成し遂げ、1975年、ついに「モステントワークス」を立ち上げます。

    その後、数々のテントを開発し続けるなかで生まれた「スターゲイザーⅡ」は、ニューヨーク近代美術館(MoMA)の永久収蔵品として選ばれることに。

    キャンプ用品として世界初の快挙に、モステントワークスの名は、より広く知れ渡ることとなりました。

    そんなモステントワークスも、2001年の会社売却をもって、テントメーカーとしてのピリオドを打ちます。

    しかしビル・モスが遺した意志は完全には消え去っておらず、2020年、この日本で「モスジャパン」として復活を遂げました。

    そして往年の名作を復刻版として販売し、ふたたび注目を集めている今。

    新生モステントとビーパルによる初のコラボアイテムとして登場したのが、今回の特別付録「ソロキャン用保冷バッグ」というわけです。

    コンパクトに収納できる薄型デザイン

    食材が入った「ソロキャン用保冷バッグ」をテーブルに乗せている

    内部にアルミ蒸着シートを用いることで、保冷力を得ています。

    カラーリングの美しさもさることながら、全体的なフォルムも特筆すべき点です。一般的なクーラーバッグとくらべて、奥行きが短めに設計されています。

    その形状から、テーブルの上に乗せてもそれほど邪魔になりません。まさにコンパクトなテーブルを使うことが多い、ソロキャンプ向きであるといえます。

    容量は350ml缶が9本入る程度。断熱層が薄いため保冷性能はそこまで高くないと思われますが、そのぶん薄く折りたためるのがメリットです。

    かなり軽量であることから、登山用の保冷バッグとしても役立つでしょう。

    「ソロキャン用保冷バッグ」のポケットにスマートフォンを入れている。

    小さめのポケットですが、あるのとないのとでは大違い。

    そして本体正面にある「MOSS TENTS」のロゴが印象的なポケット。ちょうどスマートフォンが入るサイズで、イヤホンやキーケースなどを入れておくのにも使えます。

    さらに、外装の生地は撥水加工済み。軽く濡れるくらいであれば問題ありません。

    キャンプ用品の収納にも適度なサイズ

    「ソロキャン用保冷バッグ」にキャンプ用品を入れている。

    小さめのカッティングボードやメスティンも入ります。

    食材や飲み物の保冷だけでなく、キャンプ用品の収納にも便利です。

    食器・カトラリー・ナイフ・シングルバーナーなど、小物類はこれひとつにまとめられます。CB缶タイプのガスカートリッジを縦向きに収納できるのも、見逃せないポイントです。

    ほかにもスパイスボックスとして使ったり、着替えを入れたりと、いろいろなことに使えるはず!

    たとえテントには手が出なくても……

    「ソロキャン用保冷バッグ」がベンチに置かれている

    学校や会社でも使いやすいデザインです。

    いちどは姿を消し、伝説とまでいわれたモステントとのコラボアイテム。ハイセンスな見た目だけでなく、サイズもまた個性的です。

    モステントは現在、過去のテントの美しさを維持しながらも、機能性をアップデートさせた復刻版のテントを販売しています。ですがやはり、誰もが簡単に手を出せる価格ではありません。

    その意味でも、付録として手に入るこの保冷バッグは魅力的です。

    モステントというメーカーに興味をもった方、ちょっとしたケースが欲しかった方などは、手に入れても決して損はないアイテムだと思います。

    モスジャパン

    https://mosstents.net/

    私が書きました!
    アウトドアライター
    斎藤純平
    キャンプに関する記事を中心に執筆しているアウトドアライター。趣味はキャンプ・国内旅行・バイク・スキューバダイビング。温泉や神社を巡るのも好きで、そこそこ詳しい自信あり。どこにも定住しない自由気ままな生活を目指すため、ライターとして活動している。

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