その三の三 ( 冬仕様 追加編 )
デッドストック物のコロンビア インターチェンジシステム ジャケットを手にいれました。アウターレイヤーは裏メッシュで雨の日など年間を通して着られ、ミッドレイヤーのダウンは 650 フィルパワーなので街中なら真冬でもシャツ一枚で暖かいのですが単体のダウンジャケットとして着るには外ポケットがないと普段使いしにくいので、他のジャケットと重ねたりシステムとして着回す “ 日米瑞仏典 ” 合体防寒システムの中で使うことにしました。
外側にポケットはなく、細身でスマートフォンくらいしか入らない内ポケットが一つだけ…。
まぁ、冬はこのままセット物として着れば何の問題もないですけどね。
インターチェンジシステムはその時々の気分や状況で着回しできて便利ですが組み合わせに自由度がある事に気付いたのは、十年ほど前の偶然に裏返しにしたユニクロ製品とインターチェンジの組み合わせでした。私はジッパー風 樹脂ファスナーのジャケットが好きなのでいろいろ持っていますが、アメリカンアウトドアブランド以外にスイスやフランス、スウェーデン製品の中にも。
YKK ファスナーの品番が同じだとインターチェンジ システムとの互換性があるので、あれこれ着回して遊ぶ、私のジッパー重ね着遊び ・・・ 手持ちのコロンビア、ユニクロ、シエラ、ノースフェイス、マムート、エーグル に フェールラーベン・・・ 私の着せ替え遊びを「 グローバル … 」と言い換えるべきかな。
ユニクロ製品を裏返してコロンビアのキルティングライナーにしています。
フェールラーベンとコロンビアの組み合わせです。
フェールラーベンはファスナーの組み方次第で、コロンビア製品などをそのままでも裏返しでも組めます。わずかにサイズ感は違いますが互いにシステムとして機能します。
システムファスナーユニットを外すと、細身で適度に通気性のある春夏用のシンプルなウィンドブレーカーになります。
マムートのポーラテックジャケットには古いフェールラーベンのファスナーシステムをユニットごと移植、冬はこれで身幅にゆったり感がでます。
フェールラーベンにコロンビアを組んでありますが、システムジャケットではない薄手のG1000ジャケットにアクセントカラーになるファスナーユニットを繋ぐともう一着、 私のグローバル レイヤリングシステムジャケットが出来上がります。
同系色のユニクロ製品をコロンビアに組んであります。内側がナイロン地だと厚着をする冬は袖通しがいいので便利です。
こちらはノースフェイスにコロンビアの組み合わせです。スナップボタンとファスナーがある保温性のないシエラとノースフェイスは、メインファスナーにそのままフリースなどを組めば、街着として便宜的にスナップボタンを使うライナー付き簡易防寒システムジャケットにもなります。
シエラのショートバージョンにコロンビアのフリースを、クリスマスシーズンになるとマウンテンパーカも暖か裏地付きの街着になります。
ファスナーしかないエーグルにコロンビアをレイヤード、動いて熱くなったら互いのファスナー同士を繋いで体に風を通すなんて使い方もします。
見た目同じようなタイプの YKK ファスナーでも片側しか噛み合わない物もあり、各ブランド間の互換性も実際に組み合わせてみないとわかりませんが、暇つぶしにでも試してみる価値は十分にあると思います。
他にもモンベル、マナスタッシユ、マーモットなど手持ちは全てレイヤードします。そのうちの一部を他ブランドのシステムウェアとして使うなんてのはどうですか。ワールドワイドな自分だけの “ グローバル レイヤリング システム ” … ファスナーに YKK 製品を使ったジャケットは皆さん持っているでしょうから、今年の冬は試しにファスナーで遊んでみませんか。