釣りキャンプの季節到来!今年の新兵器?[読者投稿記事] | 調理器具・食器 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2021.04.12

    釣りキャンプの季節到来!今年の新兵器?[読者投稿記事]

    信州の真ん中、松本でも桜が満開になりました。春の到来です。例年よりもかなり早い時期の開花。それでも夜はかなり冷える日があるので、キャンプには防寒装備がまだまだ必要です。

    昨年は、コロナの影響で県外への釣行ができず、ほとんどキャンプ(野宿や車中泊)をする機会がありませんでした。その分の費用が浮き、その分を新装備に使うことができました。

    その中で一番の新装備といえるのが、ポータブル電源を中心とした「電気製品群?」」です。
     
    以前はキャンプや野宿に使う電気製品といえば(自分の感覚です。世間とは少し?ズレてるかもしれませんが)、ラジオとライト類、それに携帯電話ぐらいと思っていたのですが…。ポータブル電源(大容量)の登場のおかげで、スマートフォンやタブレット、はたまたノートパソコンがアウトドアで使い放題の状況に。

    そしてそれだけでなく、家で使うのに近い「家電」も使えることがわかり、色々と考えてみました。

    まず、中心となる「ポータブル電源」には、ネットで評判のいいJakeryの製品をJVCケンウッドが日本仕様にチューンしたシリーズの中の「BN-RB5」という製品。通販を使えば、様々なポータブル電源を購入する事が出来ますが、この製品は近所の電気屋さんで相談しながら購入する事が出来ました。アフターサービスや故障した時も、電気屋さんが窓口になってくれるので安心です。

    以前、発電機を所有していた事がありました。その時も、「家電製品」をキャンプに使えないかと考えた事があるのですが…。

    排気ガス、エンジン音等が原因で、かなり使い方が限定されてしまう上に、使わない期間でもオイル交換や専門家のメンテナンスなどが必要で、断念してしまいました。

    さて、ポータブル電源で使用する電気製品は、以前から持っている物が3つ、そして購入後に買った物が、2つ。ミニグリル鍋、電気毛布、電気工具(充電池)、電気ポット、電気炊飯器の計5種類です。

    以前から持っているミニグリル鍋は500wの消費電力でした。ギリギリ、ポータブル電源で使う事が出来ます。518Whの容量を持つ「BN-RB5」は、単純計算で1時間使える事になりますが、温度ヒューズで十分に温度が高まると電源が切れるので、実際はもう少し長く使えます。ガス等が使いづらい、車内やテント内で調理に使うには十分です。

    実際に、ミニグリル鍋を使って「ギョーザ鍋」を作ってみました。冷凍ギョーザをなべ底に敷きならべ、白菜を上に被せました。そして市販の鍋つゆをかけて火力を最大に。グツグツといってから、5分程で食べれるように。

    消費電力は、バッテリーの液晶表示で26パーセントの使用。さらにこの後、豆腐やレトルトのご飯(レンジでチンせず、そのまま)を残り汁(水も100cc程追加)に入れ、雑炊にしても合計32パーセントの消費ですみました。十分満腹に。味も鍋つゆの種類で変えれそうで、色々と試験中。

    さて、寒い時期に我が家で活躍する「電気毛布」。この電気毛布は、「しき用」と「しきかけ両用」の2タイプあります。単純に大きさの違いで、しき用は体の下にしくために、少し小さく作ってあります。たまたま、私が持っていたのはしき用で小さい物でした。マットの上や寝袋の中に入れるには、ちょうどいい大きさ。

    消費電力は55wで、単純計算では電気毛布だけで9時間程使えるはずです。1月の初めに実際にポータブル電源にtつなげて使ってると、温度センサーで電源が入ったり切れたりするので、10度Cの車内(外気温3度C)で2時間程の利用して(タブレットの充電も同時に)19%の消費。10時間+タブレット充電が可能なことが判明しました。

    結構、寒い時期の実験なので、この春先以降ならもっと消費が少なくてすむかもしれません。

    携帯電話のように充電池に充電するタイプの物もあります。種類も豊富な電動工具類です。工事現場やDIYでは電動工具が多く使われますが、以前は発電機からコードをひいて使っていたものが、最近は充電池を利用しているものが多くなってきています。

    私は、ホームセンターブランドの電動のこぎりと掃除機を持ってます。電動のこぎりは竹や雑木を切ったりするのに使うため、「BE-PAL的使い方」といえますが、掃除機は車内清掃に使うくらい。ひょっとしたら、夜の街灯や自販機に集まる虫を吸い集めて、釣りの寄せ餌に使えるかもしれません。

    工具専門のメーカーからライト類や冷蔵庫、モバイルバッテリーを使った冷房?ベスト等、アウトドアでも使えるものが多くあり、魅力的です。カタログをみるだけで物欲が湧いてきます。

    そして、ここからは新たに買い足した(更新?)家電品になります。まずは湯沸かしポット。

    昔からある製品ですが、最近はあっという間に沸かすのが売りで1000w近い物が多く、500w以下の消費電力の物がなかなかありません。出かけた先で、家電量販店やホームセンターを覗き、とあるホームセンターでようやく見つけました。 430wと、ポータブル電源で使えるちょうどいい消費電力。実際使ってみると、500ccの水を5分で沸かす事ができました。消費電力は10%。この電気ポットが一番使い勝手がよく、カップ麺やインスタントスープ、味噌汁等を入れる以外に、安い値段で買い貯めておいた缶コーヒーなどを湯煎するのにも。

    最新で保温能力の高い魔法瓶がでたとしても、沸かしたてには勝てません。車で出かける場合には、こちらの方が絶対に格上。

    他にも色々使い方ができそうで、これからも楽しみです。(機会があれば、それについてもいずれ)。

    さて、最後に書くのが「ミニ炊飯器」。一合炊きのもの。もともと三合炊きの普通の炊飯器は持っているのですが、この炊飯器だと一合炊きのちょこっと炊きはあまりおいしく炊けません。そこで最近多く出ている「一人暮らし用家電」の中から、ちょうどいいミニ炊飯器を見つけました。

    0.5合だとわずか15分で炊ける優れもの。しかも、消費電力は175w。レトルトより手間はかかりますが、半分以下のお金で炊きたてを食べる事が出来、出先ではありがたい存在になりそうです。
     
    さて、現在持っている500wポータブル電源でも、これだけの家電が使える事がわかってきました。

    上級モデルの定格消費電力が1000wクラスの物では、電子レンジやエアコン、大容量冷蔵庫やIH調理器まで使えるそうです。充電式の工具の類なら、相当の種類が使えそうです。うらやましいとは思うのですが、私の車ではそれを使うスペースもありませんし、今のところ、その必要もなさそうです。

    私が一番多くする野宿に近い一泊から二泊のキャンプでは、ギリギリの電気容量ですが、足りない分は、車からの充電やソーラー充電、バイオ発電(現在、研究中)、ガスコンロ等で「補完」すればなんとかなりそうです。

    私は、飯盒や灯油ランタン。車はマニュアルシフト車。釣りは、リールやルアーを使った釣りより、延べ竿派と、どちらかいえば、「古いスタイル」が好きです。でも、このポータブル電源と電化製品を使った最新?のキャンプスタイルも楽しめそうです。

    これも「温故知新」。

    アビテラックス APN-172G ミニプレート グリル鍋。10年ほど前に今のアパートに越してきた時に買った物。

    山善 電気毛布(しき用) YMKー13F
    140cm×80cm

    しきかけ両用は、188cm×130cm。

    両用の方が、色々使えて便利ですが、狭い車内やテントのなかで使うには、小さいほうが便利。

    まあ、最終的にはその人の好みですが。

    ホームセンター、カインズホームのオリジナルブランド。

    e-cycle 14.4v シリーズ
    クリーナーと電動ノコギリ

    一流工具メーカーの物より、安っぽい作りですが、それなりに使えます。

    電気ポット ZOJRUSHI CH-CE10型 
    430w

    電気専門店では見つけられず、ホームセンターを数件回り、ようやく見つけました。

    おひとり様超高速弁当箱炊飯器 
    175w

    車内で温かいご飯を食べれるはずですが…。

    まだ、試していません。近いうちに実証を。

    本場Jackeryには、専用のケースが別売であるのですが、JVCケンウッドではありませんでした。

    似たようなケース(クーラーボックス)が、ホームセンターにあったので、買ってみました。

    梱包されていた資材を隙間につめると、ピッタシおさまりました。

    クーラーの保温材がクッションになって、丁度良し。

    ※こちらの記事は過去の読者投稿によるものです。

    青山ジュンさん

    貧乏暇なしの勤め人です。暇を見つけてはあちこち出掛け、釣りや散策、キャンプを楽しんでます。

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