ネイチャークラフト作家の長野修平さんの焚き火には、必ずといっていいほど「トライポッド」(三脚)が登場する。
不揃いな枝振りやゴツゴツした歪さに味があり、これを焚き火の上に据えるだけで、映画のワンシーンのように絵になる。しかも、スモーカーやBBQグリルの役割を果たし、ときにはランタンポールにまで変身を遂げる。
今回は、そのトライポッドの作り方をご紹介。
枝の先端は土に刺しやすいよう削って尖らせておく。
3本の枝を並べ、固定するところを平行にそろえる。
巻き結びを作る。まず輪をふたつ作り、右の輪を左の輪の上に重ねる。
ふたつの輪のなかに、3本のうちの中央になる枝を通す。
左右に強く引っ張って、ズレないように締める。
3本の枝を並べ、左側の枝の下にロープを通し、折り返す。