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スイスのクリスマスツリーは「生の木」が人気!窓ガラスアートの描き方もご紹介

2021.12.24

クリスマスツリーを育てる仕事をしているペーターさんと相棒

右がクリスマスツリーを栽培し販売もする2代目のペーター・シュテーリさん。自慢のツリーと一緒に撮影。

スイスのツリーは”生の木”が人気!

寒さ増す12月のスイスは、クリスマスのデコレーションで街がキラキラと輝く。この時期になると、スーパーの店頭やちょっとした街の広場で、生のクリスマスツリーの木が販売される。これは、お馴染みの光景だ。ここではプラスチック製のツリーよりも生の木が人気だ。

クリスマスツリーに使われるのは、「トウヒ」や「モミ」の木。使われる木を調べたら11種類以上もあり驚かされた。スイスではワンシーズンに約120万本のツリーが店頭に並ぶが、その半分以上を輸入木が占めているそうだ。内訳は、デンマーク産が約6割、ドイツ産が約2割、ベルギー産が約1割、そのほか、フランス産やオランダ産。

スイスは物価が高いことでも知られている。クリスマスツリーも例外ではなく、輸入品ならスイス産と比べて半額ほどの値段で購入できる。ところが、輸入量は15年前ほど前から少しずつ減少している傾向にある。理由は、スイスに貢献したい人々が、あえて高価なスイス産の木を求めるため。

ちなみに2020年、筆者が購入したツリーは高さ約150cmのデンマーク産のモミの木で19スイスフラン(約2,280円)だった。2021年は、ほぼ同じ大きさで同じ種類のスイス産のモミの木を購入。価格は39スイスフラン(約4,680円)。その価格差に驚かされたが、スイスへの愛を込め奮発して購入した。

シュテーリさんの畑

シュテーリさんの植林場。12月は稼ぎどき。雪が降る日も作業が続く。

クリスマスツリーの植林

ベルン近郊で木を育てているというシュテーリさんファミリー。首都でもあるベルン駅から車で約15分の場所に植林場がある。スイスは都市部から少し行くだけで、すぐ森が広がるのだ。父親の世代からクリスマスツリーと薪を作り販売、レストラン経営もしている。所有するクリスマスツリー用の木は約1万本にのぼる。

斧でツリーを整える

慣れた手付きで丁寧にカットしていく。作業台も丸太を利用しナチュラル!

スーパーマーケットでの店頭販売

2代目のペーターさんはスーパーマーケットの店頭で、例年12月13日ごろから24日までクリスマスツリーを販売している。ツリーを陳列するために木の根元を斧でカットし、差し込むスタンドの穴の大きさに調節していく。

お客さんは、気さくで穏やかな彼とおしゃべりをして、地元の木を選んで購入していく。信頼関係ができ毎年購入するリピーターがたくさんいるのがよく分かった。

この日の気温は2度C。1日中、屋外でツリーを販売するので防寒対策もぬかりなし。ペーターさんも登山靴を履き、森林用の作業着やアウトドアウェアを着こなしていた。

ツリーを立てるスタンド

木で作られているツリーを立てるスタンド。

スーパーマーケットの店頭では、写真上の台にクリスマスツリーを差し込んで陳列する。

ちなみにトウヒは値段が安いが、その分枯れるスピードが早い。モミは少々高いが長持ちするそうだ。スイスではどちらの木も栽培されている。

クリスマスツリーをネットに入れるドラム缶のような器具

気に入ったツリーを選んで梱包してもらう。

見たいことのないツリーの梱包器具!

ペーターさんは、ドラム缶に穴が開いたような謎の器具にツリーを根元から差し込む。その器具の片方にはネットがかけてあり、根本を引っ張り器具の中を通すだけで、ツリーをネットで包める仕掛け。シンプルだがよく考えられている。日本ではあまり見かけることがないと思うが、じつはこの器具による梱包方法は、スイスではお馴染みの光景だ。

ネットに包まれたクリスマスツリー

ドラム缶のような器具を使ってネットに包まれたツリー。

街ではこの時期になると、ネットに包まれたツリーを車に積んだり、手で抱えて持ち返る人をよく見かける。

1月上旬には【クリスマスツリーの回収日】があり、使い終わったツリーは近場の指定されたごみ置き場に持っていく。ゴミの量は普段より20~30%が増えるそうだが、エコの観点から回収された木は廃棄せず、堆肥や薪に再生されることが多いそうだ。

ホットワインのサービス

寒い日には、温かいドリンクが体にしみる!

購入者へのサービス

クリスマスツリー購入者には、店頭で自家製のホットワインか、温かいノンアルコールのリンゴジュースがふるまわれる。これはうれしいサービスだ!

クリスマスツリーを立てるスタンド

クリスマスツリーを立てる市販のスタンド。見た目とは違って、とても安定感がある。

ヨーロッパ式ツリーを立てるスタンド

ツリーは帰宅後に、写真上のスタンドなどに差し込んで立てるのが一般的。黒いギザギザのダイヤルを下に回すと、中央のワイヤーが徐々に閉まり固定するシステム。真ん中には水を入れ木が枯れないように保つ。ツリーは涼しく日の当たらない場所に置くのが、長持ちさせるポイントだ。

ツリーには、電飾ではなく本物のロウソクに火を灯し飾る人もいる。早く買いすぎると乾燥が進み、火事の元になるので要注意。オーナメントは先祖代々伝わるものを使ったり、毎年ひとつずつ買い足したり、家庭により楽しみ方がいろいろある。

年末年始の家族時間におすすめの”窓ガラスアート”

窓に絵を書くガラスペン

窓に絵を描くためのガラスペン。

窓ガラスに描けて、水拭きして落とせるガラスペン

この時期のスイスでは、窓にクリスマスをモチーフにした絵を描いている家が多い。窓やガラス、鏡などに描くために必要なのは、楽に消すことができる専用のガラスペン。日本では、ダイソーで買える【ウィンドウマーキングペン】もおすすめ。

窓に描かれたクリスマスアート

華やかなクリスマスの窓に!

迫力ある窓ガラスアートのクリスマスツリー!

上と下の写真は、友人が描いたクリスマスツリーの大作。夜になると白い絵が映えてとても素敵な雰囲気に!

キッチンの窓に描かれたのはヨーロッパの街並み

キッチンの窓は雪が舞うヨーロッパの街並み。

可愛い絵柄がたくさん

キッチンにも素敵な絵が描かれており、お料理する気分も一気に上がる!

窓に当てて、なぞるためのデザイン画

印刷された見本をなぞるだけの窓ガラスアートなら、気軽に誰でも楽しめる!

おうちの窓が賑やかで楽しい雰囲気に!

自分で描くのが苦手な人やお子さまには、デザイン画を窓の後ろに貼ってなぞるだけの方法が簡単でおすすめ!筆者の家の窓は子供達が自由にダイナミックに描いたため、すごいことに。でも夢中で描いていたので、クリスマス恒例の楽しみのひとつになりそう。なんといっても、クリスマスが終わったら、水拭きするだけで簡単に落とせるのがポイント。

デザイン画は、ネットで【窓ガラスアート】【黒板アート】【チョークアート】と検索するといろいろなデザインが出てくるはず。新年に向け「HAPPY NEW YEAR」の絵を家族で描くのもおすすめです!

私が書きました!
日本山岳ガイド協会認定登山ガイド&スキーガイド・ヨガ講師
西村志津
スイス在住、2児の母。スイスの山岳観光地やアクティビティ、ギア、トレンド、文化をお伝えします!ヨガを通して心と体のメンテナンス方法もお届けし、より快適な山行のお手伝いができれば嬉しいです。美味しいものとカフェ巡りが好き。スイスと日本の架け橋となる活動に努める。オンラインにて「スイスツアー」や「登山者のためのヨガ」を発信中!
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